今年の5月に発足されとった、誹謗中傷を抑制する目的で作られた団体「一般社団法人この指とめよう」のオフィシャルサイトとTwitterアカウントが削除されとることが話題になっとるちゃね。
この指とめよう
SNS誹謗中傷に対して、啓発広告をリアルタイム配信。一般社団法人「この指とめよう」2021年5月25日設立。2025年までに被害半減へ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000079451.html
あらためて「#この指とめよう」についてやけど、これはよぉ、SNSでの誹謗中傷を無くすために持続的な活動を行うために設立された団体ながやね。代表理事には、「#この指とめよう」の発起人でコピーライターの小竹海広(@0dake)さんが就任されとったがやね。
アドバイザーにはこれらの方々が名前を連ねとったがいちゃ。
津田大介 @tsuda
浜田敬子 @hamakoto
佐々木俊尚 @sasakitoshinao
はあちゅう @ha_chu
今井紀明 @NoriakiImai
やまざきさとみ @hinjolie
秋本河愛殿 @akmtkai
この団体が設立されたきっかけは、2020年10月にスタートしたクラウドファンディングによるメッセージ広告「この指とめよう」から派生したプロジェクトながいちゃ。1ヶ月位で320万集めてよぉ、でっかい広告を掲げることができたがいちゃ。
その後に設立された団体は、こういう活動を掲げてらっしゃったがやね。
- Twitterにおける誹謗中傷の検知と、リアルタイムな啓発広告の表示。
- 若年層向けの図書制作と、教育機関への寄付活動。
- 誹謗中傷対策フローチャートの作成と更新。
- SNS誹謗中傷対策オンラインコミュニティの運営。
こういう活動をしていってよぉ、2025年までは誹謗中傷を半減させていこうという壮大な目標を持って、このプロジェクトが始まってたがいちゃ。
問題発言が発覚したじゃ
これが立ち上がった頃からよぉ、アドバイザーにあんな人やこんな人がいたこともあって、いろんなことが問題視されとったがやね。
- 誹謗中傷の判断に正当性を保てるが?
- 誹謗中傷の判断に一貫性を保てるが?ダブルスタンダードにならんが?
- 党派性とか関係なしでちゃんとできらーか?
- 政治家やマスコミ、インフルエンサーも公平にできらーか?
- 木村花選手の事件を受けたものながに、メディアによる誹謗中傷は無視するが?
- メンバーが誹謗中傷の加害者の場合はどうすら?
こういうのがたくさん指摘されとったがやね。
そういう指摘がされている中でよぉ、やはりネットユーザーはあら捜しするもんながやけど、何よりも代表理事の小竹氏の過去の問題ツイートが掘り出されてしまったがやね…。
これが掘り出された後に、代表理事の小竹氏は鍵垢にしてしまって、ツイートを削除したがいど、やはりインターネットは「消したら増える」ものながで、炎上は収まることはなくてよぉ、結局本人が謝罪することになったがいちゃね。
謝罪後はよぉ、何ヶ月もツイートすることはなくなってしまって、当然「#この指とめよう」は頓挫してしまったがいちゃ。
その後によぉ、五輪で水谷隼選手が苛烈な誹謗中傷をされているにも関わらず、「#この指とめよう」は何もアクションを起こすことがなくて、完全に機能不全になっとったがやね。
そんで、今月に入って、公式サイトは削除されてよぉ、Twitterアカウントも削除されてしまったがやね。
過去に誹謗中傷してしまった人であってもよぉ、別に誹謗中傷をなくそうとする活動をすること自体は問題はないがやけど、それにしても自分が指摘されるような立場になってしまったらよぉ、あっさり活動をやめてしまうのちゃ、本当に恥ずかしいなあと思ってしまうちゃ。
なんていうか「逃げた」としか言いようがないちゃ。
何も達成されんかったじゃ
改めてよぉ、「#この指とめよう」の活動について触れてみるちゃ。
- Twitterにおける誹謗中傷の検知と、リアルタイムな啓発広告の表示。
- 若年層向けの図書制作と、教育機関への寄付活動。
- 誹謗中傷対策フローチャートの作成と更新。
- SNS誹謗中傷対策オンラインコミュニティの運営。
何も達成されてないにかー
誹謗中傷を検知したときには、啓発広告を発信していくとか言ってたがいど、五輪選手とか、最近やとVTuberの戸定梨香さんや、戸定梨香さんの所属されている芸能事務所の板倉節子社長、更にはATSUGIの広告とか、タレントの茜さやさんなどが誹謗中傷されたときとか、全く告発広告なんて表示されてなかったがいちゃね。
それに若者向けの図書とかも出版された形跡はないしよぉ、教育機関に向けての寄付活動とかもそういうのは全く見られんがやね。当然、誹謗中傷フローチャートも作成されとらんし、誹謗中傷対策のオンラインコミュニティもないちゃ。
しっかし、「SNSでの誹謗中傷を無くすために持続的な活動を行う」と言ったがに、持続どころか、全く始まってもないがやし、しかも2025年までにと言ったがに、半年すら経っていない間にサイト削除するとは、いろいろツッコミどころが満載やちゃね…。
「この指とめよう」と言ったもんが、皮肉なことに、誰よりも先に自分の指を止めてしまったがいちゃ。
説明なしに逃げるがですか?
黙って逃げるように消えるのは、本当に情けない話やけど、これは問題だらけやちゃね…。
クラウドファンディングについては、あくまでも「告発広告を出す」というのが目的やから、321万円を集めたところで、詐欺にも当たらないと思うがやけど、元々は「誹謗中傷を無くす」ことを目的としていただけに、ちゃんと活動されなかったのは、どうながでしょうか?
それによぉ、やはり活動報告とかよぉ、活動を断念して理由などを何も発信していってないのは、あまりにもお粗末やちゃね。小竹さんは何か発信されんとマズイんやなかろうか?
それによぉ、アドバイザーに名前を連ねたもんも、これについてはちゃんと説明するべきやなかろうか?
アドバイザーに名を連ねた人に関しては、仲間である小竹さんを助けたいとか、自分の名前を出しておきたいとか、それに「名前だけ貸してやる」みたいな軽い感じやったりするかもしれんちゃ。
ただ、そこで名前を出したからには、当然影響力は考慮せんなんことやし、そこで逃げ出すようなことをする人は、自分達のフォロワーを裏切ることになるやろう。自分達が名前を出しただけであったとしても、そこでカネを出した人に関しては「協力するのも自己責任」なんてよぉ、無責任なことを言えるやろうか?
「広告出すだけで誹謗中傷をなくそうと思ってませーん!」とか言ったら、そりゃ誰もカネを出すわけやないやろう。
ほんじゃけど、その後に活動せんかったら、どこの誰が見ても「広告で儲けるためにネットの誹謗中傷を利用した」と思うちゃね。
誹謗中傷で苦しむ人はたくさんおるし、それで命を落とすようなことになるもんはたくさんおるだけに、やはり「誹謗中傷を減らしていこう」という活動自体は良いものやと思うちゃ。ほんじゃけど、「#この指とめよう」に関しては、多くの人々が苦しんでいる誹謗中傷を利用した広告事業とか売名行為…と言われても仕方ないちゃね。
さて、黙って消えてしまうだけながでしょうか???
モナゲ(tipmona)ってなに?
そもそもMonacoinってなに?
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