第23節カターレ富山 – カマタマーレ讃岐 / ウノゼロで渋く勝利やちゃ

2021年10月18日2021年10月20日

東北遠征シリーズを2連勝で終えたカターレはよぉ、ホームの県総に戻って、カマタマーレ讃岐と対戦やちゃ。

フォーメーション

カターレのスタメンは3試合連続同じやちゃ。

対する讃岐に関してやけど、中心選手の重松健太郎、高木和正を外してきてよぉ、阿部要門選手、中村駿太選手を起用してきたがやね。あとはメンバーは入れ替えなしやちゃ。ここ3試合得点がないチームだけに、テコ入れをしてきた感じやちゃね。

雨が降って寒いちゃ

この試合は、オラは見に行く予定やったがいど、朝起きてだいぶ寒かったのと、風邪気味やったということで、現地観戦は残念ながら回避したがいちゃ…。

今年は10月に入っても、まだ半袖で過ごせるくらいの気温やったがいど、さすがに中旬に入ってきたらそういうわけにはいかんくてよぉ、朝からえらい冷えてきたがやね。雨も結構降っていただけに、球に冷え込んだのう。

サッカーにも影響が出るくらいのもんかと思っていたがいど、やはりこの日のピッチコンディションはだいぶ水を含んでいる状態で、なかなか難しいコンディションでの試合になったじゃ。

どんどん蹴っていくちゃー

そんなピッチコンディションやから、まともに繋げられるようなコンディションとは言い難い状況やったがいちゃね。

こういうピッチコンディションやったら、やはり縦に素早く蹴っていくやり方が有効になるがいど、最近のロングボールを多用していくサッカーをしているカターレにとっちゃ、そんなに苦に思っていないのかな…と思う感じやったのう。

やっとるサッカーに関しちゃ、そんなに難しくなくて、単純に言えば「相手を後ろ向きにさせる」というのが徹底されているところやろう。

その後ろを向かせたところで、２トップの２人がボールホルダーに対して身体を入れに行って、１人が相手を方向づけたら、次の１人がどんどん囲い込んでいくのが結構効果的に発揮しとったがやね。おそらくピッチコンディションが結構重いのもあったのかもしれんがやけど、カターレにとってはいい流れになってきたもんやのう。

戸根ちゃんのヘッドで先制やちゃ

こういう展開になってくるとよぉ、ハイプレスに対応できない相手は、クリアをしていこうとするがいど、最近のカターレちゃ、前半のうちにセットプレーを多く獲得する傾向が目立つがやね。そこで13分にカターレの最大の武器が炸裂するちゃね。

セットプレー

14分のコーナーキックやけど、一旦ショートコーナーでタイミングを外してから、椎名が左足で巻いて蹴ったボールをよぉ、林堂が頭で合わせて、相手が弾いたところのこぼれ球を戸根が押し込んでカターレが先制を決めたがやね。

これはエグいちゃねえ…。ショートコーナーでタイミングを外してよぉ、カターレの選手がわざとニアを開けるがやね。そこで再び椎名に戻してダイレクトで蹴るところで、ファーサイドにいた林堂が動き出してニアを狙うがやね。そんで最後は戸根…という形やちゃね。これは見事なコーナーキックやったじゃ。

この後もカターレがハイプレスで讃岐を押し込んだがやけど、前半は決定機はなかなか作ることはできんかったがで、1-0で終了やちゃね。

5バックで固めきったじゃ

後半になってくるとカターレは、プレスの強度を落として、5バックをベースとした戦い方になっていくがいちゃね。5バックを堅持しつつ、2トップのマテウスと吉平翼の2人をカウンターの準備をさせて、2点目を奪いに行こうという戦い方やちゃね。実に狡猾やちゃ。

ピッチコンディションがあんましよくなくて、両チームとも足の重さを感じさせられる試合の中やと、先制点を奪ったほうが圧倒的有利とも言えるがいど、敢えて讃岐にボールもたせた上で、こっちのスペースは徹底的に潰していくようにしていったがやね。重松とか技術は持っとるしよぉ、この試合は大学生プレーヤーの鯰田選手がすごくいいプレーをしとったがいど、讃岐脳攻撃陣をペナルティエリア内に侵入させなかっただけにいい感じに時間を潰していったじゃ。

試合は特に危ないシーンを作らせることなく、ウノゼロで勝利やちゃね。