「国際的な批判」とは本当に国際的やろうか?

表現規制云々のことで、ちょっこし気になるツイートがあったがで、突っ込んで見るちゃ。

共産党が表現規制派に鞍替えけ?

最近になって、共産党が表現規制に鞍替えするとかしないとか飛び交っているがいど、千葉の共産党員の方が「現状があまりにも野放図だと国際的に批判を浴びているので、望ましい有り様について議論する」なんか言っとらっしゃったがいちゃね。

まあ、この共産党が「児童ポルノをなくそう」といった背景には、2016年に国連人権理事会のブーア・ブキッキオ氏が来て、日本のことを「極端に暴力的な子供ポルノを描いた漫画やアニメ、CG、ビデオ、オンラインゲームなどの主要な制作国として国際的に名指しされており、これらを適切に規制するために踏み込んだ対策を取るように」という勧告を行ったのが背景にあるちゃね。

この件については、当時は野党で衆議院議員だった山田太郎議員が「誤解だ」と反論されて、ブキッキオ氏は撤回されて帰られたそうやけど、こないだの戸定梨香さんの件についても含め、何回か掘り起こされている感じやちゃね。

まあ、共産党に関しては、オラにとってもそんなに遠くない存在で、意外と近くにおったりするもんやけど、むしろあらゆることを表現することが好きなアーティスト気質な感じやったがで、この共産党の姿勢には、オラは「急にどうしたが?」と思ったもんやちゃ。

https://twitter.com/hitoshinka/status/1450319159640801285?s=20

電話した方のnoteを見ていても、なんか煮えきらない感じがするちゃね。共産党の内部の中でなんか整理されていない感じがするのう。

それは本当に国際的ながけ?

こないだの全国フェミニスト議員連盟にしても、今回の共産党にしても、共通して、2016年のブキッキオ氏の報告を引用してきとって、千葉の共産党員の浦野さんも「国際的には批判を受けているから〜」みたいのを言っとるのを見ると、なんか違和感があるもんやちゃ。

それはオラが言語学習とかのアプリを利用してよぉ、海外の方々と交流することがあるから…というのが結構大きいがやけど、オラと関わってきたもんから、日本のアニメの表現などに噛みつくような人は見たことないがやね。

むしろよぉ、どこの国の人にしても、割と日本人に対しての印象というのちゃ、今では「漫画・アニメ」のイメージを強く持っていらっしゃる人が多いちゃ。

特に若い年代になってくるとそれが顕著になってくるもんやし、日本との関係がギクシャクしている韓国の方々にしても、伝統的に親日色が濃いトルコの方々にしても、若い年代になってくると共通して、「日本=アニメ」であるがやね。

つまり、アニメの話になってきたら、お互いがネイティブで話せる言語が異なったりしても、なんか上手いように通じ合っているような感じになってくるがやし、中には日本という国を夢の国のように語ってくる人までおったりするもんやちゃね。

日本では公共機関とアニメのコラボとか、ちょくちょく炎上しとることがあるもんやけど、海外やったらどう感じるのかなあ…と思ったら、案外「日本は公共機関とコラボできたりするの?凄い」みたいに見る人がおったりして、自分の国にはないものを「いいね」と言ってくれる人がおったりするもんやちゃ。

日本語を勉強するきっかけが「アニメ」という人が多い…というのもあるのかもしれんねど、今ではそれぐらい影響力の強いコンテンツやと思うちゃ。

オラとしては、チャットなりで交流する機会があったりするもんやから、国連の偉い方とかが言うようなこととは、結構真逆やないかと思うようなことを耳にしたりするもんやと感じるがやね。

海外の声を拾って連帯するのが課題かのう?

ただよぉ、残念なことに、言語アプリとかチャットとか使ってよぉ、海外の方々と直接交流を結んでいたりしとってもよぉ、残念なことに「議員」「党員」「国連」といったような立場の人の意見に引っ張られるような人が多いのが現実かと思わざるを得ないちゃね。

そういう「偉い人」の声だけを拾っててよぉ、それが「国際的な意見だ」「世界のスタンダードだ」なんて言ってしまおうもんなら、チャットアプリなどで繋がれるような人々の意見とかが軽んじられてしまうちゃね。

「国連の発表」も確かに国際的やけど、チャットアプリなどで繋がれる海外の方々の意見にしても「国際的な意見」なはずやけど、どうしても前者ばかり持ち上げられてしまうちゃ。

https://twitter.com/yyposi918/status/1445823954514366477?s=20
https://twitter.com/yyposi918/status/1445340084887191557?s=20

YANAMi先生の一連のツイートを見ていると明らかながいど、日本にはなかなか見ることができないラテンアメリカのアニメファンの意見を見ることができるがやね。彼らとしては外圧による検閲はされてほしくないとか、北米基準の自己検閲をしたもんやなくて、日本で放送されているものを見たかったりと、明らかに色が違う意見が見られるようになってくるちゃ。

これは言語学習などで使用されるチャットアプリなどでも共通しているようなことかと思ったりもんするのう。「偉い人」の意見は拾われてもよぉ、世界中におる「小さい声」というのは、ことごとくスルーされているのが分かるやろう。

そういうように考えていったらよぉ、表現の自由を守っていきたいと考える方々は、やはり海外の方々と積極的にコミュニケーションを取っていってよぉ、紹介したりして、もっと交流を結ぶべきなのかもしれんのう。

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