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ATSUGI「ラブタイツ」の炎上案件に触れるちゃ

パンティーストッキングや下着などの繊維製品のブランド「ATSUGI」が、11月2日に合わせて行った「#ラブタイツ」のキャンペーンが、なんか炎上しとるちゃね。

ラブタイツキャンペーンとは、11月2日の「タイツの日」に合わせて、タイツを履いた女性のイラストを投稿するプロモーションながやね。その中の一部のイラストが「女性を性的な目で見ている」「性的搾取」など言われて、かなり批判されとったがやね。

広告が合うかどうかは人次第

オラが思うところに関しちゃ、根本的にはこのATSUGIのマーケティング戦略に関しては、客側から見たら「自分に合うか合わないか」「自分はターゲットであるかどうか?」「この広告を見て買うかどうか?」というところに尽きるかと思うちゃ。

ATSUGIのマーケティングとしては、人気の絵師を採用してよぉ、タイツをよく見せていこうという狙いはあったやろう。それに「イラスト」を採用するというのは、やはりかつてない方法やし、斬新さを感じさせられるちゃね。

それに「ラブタイツ」とは、やはり人気アニメからモジッていることも連想させるところもポイントやろう。そう考えたらよぉ、今のよくアニメを見ているような若い層にアピールする目的があったがやと思ったじゃ。

ただ、最近の絵師さんはラブコメ的というか、より魅力的に描こうとするがか、こういったイラストを好んでいる層でないもんやと、あまりにも刺激的に見えてしまったのかと感じてしまうちゃね。オタクコミュニティに明るい女性層を直で知っているオラとしては、この辺りが「コミュニティごとのギャップ」ながかと感じさせられるところやちゃね。

そう考えたら、そのプロモーションが合わない人が多かったのかな…と感じさせられるのが、今回の騒動やないかのう?

なぜ謝罪したがか?

オラとしては、ある程度は知っている身としては、イラストで見せていくのは、結構抵抗のある人が多くて、キャンペーンを行う前から「炎上リスク」は十分考えられると思ったがで、多少怒る人がいるのが前提でやったのかと思っていたがやね。

キャンペーンが始まってから、1日半くらいは変わらんかったがいど、3日夜に謝罪されて、キャンペーンの投稿も全部消してしまったがやね。

これに関しては、キャンペーン自体の良し悪し以前に、ATSUGIとしての企業判断として、謝罪する方向に至ったのかと思ったのう。

キャンペーンの正当性を主張するエビデンスなら、おそらくいろいろ用意できるところやと思うがいど、直接的な顧客は論理よりも感情で動くようなら、そこに従わざるを得ないやろう。この騒ぎが起こる前後の株価の推移を見ていると、あまり良いとは思えなかっただけに、急落するリスクを回避する狙いもあるかと感じられたじゃ。

タイツの会社が男に媚びるメリットはない

まあこういうキャンペーンが起きると、決まりきったように「男目線に媚びている」なんていう人は出てくるもんやね。

社会学・ジェンダー学の牟田先生はこうおっしゃっているがいど、学者であろうものが、企業人事についていろいろ語っているがやね。

これはATSUGIの人事に関して、把握されとる発言ながやろうか?その辺りのエビデンスはしっかり持っていた上での発言ながやろうか?

根本的な考え方からしちゃ、ATSUGIは女性用のパンティーストッキングや下着を売っているメーカーやから、まずマーケティングの対象になるのちゃ、あくまでも「女性」が中心であると、ごく普通に考えられるやろう。

ほんじゃから、まず「男に媚を売った」としても、売上に反映されんまい。

そういうのを考慮したら、やっぱしATSUGIのキャンペーンは、あくまでも「女性が対象」であることが、前提に考える方が妥当ながやね。男受け狙ったところで、男がタイツを買って履くわけでもないがやし、そもそも使う目的もないがにタイツを買う人が増えるなど、あまりにも非現実的やなかろうか?

あらゆるところの情報を探っとると、どうやらATSUGIの広報担当者は女性で、イラストレーターの多数も女性らしいがやね。

つまりそういうのを考慮して考えたら、やはり広報担当者がどのように考えてらっしゃったのかを、もうちょっこし踏み込んで情報を拾っていかないと「男目線」とは決められんやろう。

「性的に見える」は主観では?

ただよぉ、この炎上に乗っかって「正しいか/正しくないか」で、ワーワー言っている人がいるがやね。

要はこういうツイートながやろうと思うちゃね。

生足やったらジロジロ見られるのか、タイツやったらジロジロ見られるのかと言ったら、どっちが性的に見られるものなのかというのは、完全に決められるもんやないやろう。

以前「宇崎ちゃん」の献血ポスターなどがそうやったように、胸を強調するようなポーズは男目線だと批判されることは度々あったがやけど、この件も「主観的」な側面が強すぎて。全員がそうかといえばそうとも言えるもんでもないがやね。

それに「性的」に見られることを良しとして、ATSUGIのタイツを買おうという層もいるのは十分に考えられるやろう。そりゃ彼氏に良いところを見せたいがなら、そういう買い物する女性も十分に考えられることやしのう。

そういった客層からしてみたら、キャンペーンに噛み付いている人間は、完全に敵になってしまうがでしょう。

新月さんも指摘されとることながいど、痴漢や変質者に遭うのちゃ、女性自身が「えっちでかわいい格好をしているから」というわけではなくて、清楚な格好をしている人が多いと指摘されとるちゃね。まあ変質者も様々やし、何が正しくて何がダメで…というのは決めつけることもできんやろう。

とことん突き詰めてしまったら、生足だろうが、タイツを履こうが、セクシーな格好をしようが、可愛い格好をしようが、清楚な格好をしようが、どの道、変質者に遭う可能性があるがやから、結局のところ「女性は外を出歩かないほうがいい」という結論になってしまうがやね。

つまり女性の活躍を阻害するのは女性?

結果としては上手くいかなかったやろうけど、このキャンペーンを考案した女性企画者は、むしろ前向きなチャレンジをしているし、オラとしてはフォローしてあげたいところながやね。

そもそも「性的搾取」とかで、いちいち食って掛かる人は、その人の主観と感情で主張しとるがであって、客観的なエビデンスがあるわけでもないがやね。

ましては広告としてふさわしいのかどうなのかの「ガイドライン」も存在しない中で、こういうキャンペーンを行っとるわけながで、そもそも「正しい/正しくない」で語れるようなもんでもないがやね。

そう考えたら、女性企画者を過剰に人格までもいたぶるようなことは、やっぱし避けなければならないと感じるちゃね。

フェミニストを名乗る人間から「男目線だ!」と決めつけられるように言われてしまうがいど、正直言って、フェミニストを名乗る人間こそ、幅広い女性像を理解するべきやないかとオラは思うものながよ。

やはり女性企画者を断罪するんやなくて、やはり「どういった視点で企画したのか?」という感じで、違う価値観を理解する方向に考えた方がいいのかと感じるがやね。そういった「人に寄り添って人の気持ちを理解してあげる」という優しさは持ち合わせていないと、やはり女性の活躍を推進できないのかと感じるちゃね。

世の中、狭い知見しかないがに声が大きくて、人に優しくない人達が多いからこそ、一人の女性の考え方を知っておくのは大切やと思うし、女性の多様性も頭の中に入れておかないといけないと感じるちゃね。

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