とれぱんふっとぼーる

とれぱん先生がお送りする、ワールドフットボールブログやちゃ

県内プロスポーツに対しての地元メディアのあり方を考えるちゃ

2016/10/10

北日本新聞がまーた困ったツイートしとったがいちゃね。

ほとんど作業としか思えない北日本新聞の記事

過去にもこういうツイートで何度も顰蹙買われとる北日本新聞やけど、またなんかやってしまっとんがいちゃね。前から思っとることやけど、他人事みたいに感じられるということやのう。「ウイニングイレブンだったら」とか「Bリーグやとトップリーグっぽくない」とかツイートされとるけど、これって公式で言うのは違和感があるちゃね。これちゃ、本当にプロの仕事なんかのうと。

たぶん地域差によって、スポーツに対する姿勢は様々やけど、富山の場合ちゃ、報道する側の人間ちゃ、引き出しが極端に少ないのは感じられるのう。シーズン前後で「今年のチームはどう」とか「迷走カターレ」みたいに、成績について触れることはあっても、「スポーツを通じてどんな感じに富山を盛り上げていっとるのか」とか、「スポーツに関わる人々の表情とか考え」とか、「スポーツチームで働く人たちの素顔」とか、こういうのがあんまし表現されとらんがで、北日本新聞ちゃ、地域のプロスポーツに対して理解がある人材がおらんのと、ライター・編集者の力不足は感じるちゃね。

カターレ富山、富山グラウジーズ、富山サンダーバーズも、実際に観に行けば、オラにとっちゃ楽しいもんやと思うがいど、そこにあるものを切り取って情報を発信していく立場のもんが、見る目がなかったらよぉ、クラブは成長していかんし、スポーツの魅力は伝わらんし、ましてや富山を元気にしていくものにはならんやろうのう。

それに比べて秋田魁新報といったらこんな感じ

ブラウブリッツ秋田の情報は結構チェックするがやけど、ここは富山とは明らかに違うなあと思うのちゃ、「クラブとメディアが連動しとる」というとこやのう。人口減少が切実の問題となっとる秋田やから、その辺の危機感に関しちゃ、富山以上に持っていると思うがやけど、秋田魁新報はブラウブリッツ秋田に関しちゃ、切り口が様々でよぉ、そこで働いとる人達の素顔が見えるような優良な記事を書いていると感じるちゃね。

岩瀬浩介社長はよぉ、公式HPでもミュージシャンと対談しとるように、自らが先立ってクラブの指針を示す存在として活動されとるけど、そういうのを秋田魁新報さんによって、伝わってくるようにも感じるがやね。将来のJ2昇格やら、スタジアム建設やら、大きな課題が多い中で、どうやってブラウブリッツ秋田の存在感を示していくかとゆったら、やっぱし継続的な情報発信が必要なわけやけど、そこを岩瀬社長も秋田魁新報さんも分かっているんやと、感銘させられるがいちゃ。

新聞記事やから、相手を過剰に持ち上げるようなことはできんし、淡々と事実を書いていく感じにしていかんならんがで、サポーターがやっとるブログなんかとは違ってよぉ、制約が多い媒体やけど、気をつける部分は表現であって、情報量がどれだけあっても、そんなに問題があるわけではないちゃ。ニュースのネタになるような素材を積極的に取り上げれば、単純に底を応援しとるファン・サポーターだけやなくて、支えている企業やったり、スポーツそのものに興味を持たんでも、おもしろネタを探している読者やったりと、多くの人のニーズに応えられるがで、決してステルスマーケティングにはならんちゃ。

逆に結果しか見えずに、地元クラブのその他の情報を取り上げられんようなメディアちゃ、視野が狭いとか、引き出しが無いとか、センスが無いとか見られてもおかしくないわけやし、わざわざその媒体を見る必要がないとも判断されそうやのう。

要するにJリーグの公式とか、スポーツチームの広報が送る写真やメールを丸写しするレベルの仕事しかしとらんがやろうと、オラは北日本新聞には感じるちゃね。腕のない料理人に美味しいものを作れないのと一緒で、素材の良さを活かせないわけやちゃ。

富山経済新聞のカターレ記事


それなら富山もそういうのが無いかとゆったら、別にそういう話やなくて、カターレもいろいろ切り口はあるがやね。

富山経済新聞ちゃ、全国各地で地域に密着した情報を提供しとる、みんなの経済新聞ネットワークの一つでよぉ、去年から始まったメディアやちゃね。富山経済新聞は月1ペースくらいで、こういうのを書いとるがやけど、これは北日本新聞では見られない切り口やね。ツイッター企画は広報の林さんの想いが表現されとって、カターレの中で働く人がどういう想いで取り組んでいられるとか分かるしのう。

開幕戦に関しちゃ、普通は結果がどうとかになるがやけど、富山経済新聞でアクセスランキング1位になっとった、元選手の松下和磨さんが開店した「ナイン」に触れとるちゃね。今年からスタグルに出店されたのは、カターレのサポーターにとっちゃ、重要なニュースではあるちゃね。

新グッズに関しちゃ、四方蒲鉾さんとのコラボで「勝ち鯛かまぼこ」の発売を取り上げとるちゃね。カターレのスポンサーになった四方蒲鉾さんの名前を広めることになるし、そもそもこのグッズを知らない人がカターレのサポーターの中でも多いやろうけど、少しでも知ってもらえるちゃね。しかも、これにクロムクロの公式が反応しとるのもポイントが高いちゃね。

そして、大分戦の時にやっとった、スポットメッセージやちゃね。スタジアムの所定の場所へ行くと、選手のARと一緒に写真を取れる仕組みやけど、これちゃカターレがJリーグで初めての試みながやね。元々、千葉の墓石専門でやっとられる良心石材さんが作ったアプリやけど、「なんでカターレが先だってやったのか」もここに書かれとんがいちゃ。

こんなのちゃ、北日本新聞とか富山のTV局を見るだけやと、カターレがいろいろやっとるのは、全く見えてこないがに、富山経済新聞は結構触れとるがいぜ。どうけ?ちょっこしはカターレの魅力が増幅されとるように感じんけ?

ちなみによぉ、富山経済新聞を含む、みんなの経済新聞ネットワークちゃ、ヤフーニュースにも配信されるがいぜ。

ディープな戦術コラムを書くのもいいちゃね

富山のプロスポーツチームちゃ、サッカー、野球、バスケと、どこも相手がおるスポーツやちゃね。オラも当ブログでカターレの試合について、いろいろ書いたりするわけやけど、やっぱし相手がどんなサッカーをしていくかで、試合展開が違うもんになっていくちゃね。昇格争いのライバルになる大分トリニータとか、ライセンスは無いがいど戦術徹底がしっかりしとるブラウブリッツ秋田や鹿児島ユナイテッドFC、更には自身の活躍がJ1での出場にダイレクトに反映されていくU-23チームとか、J3とはゆっても相手も個性に満ちとるちゃね。

対戦するチームそれぞれが、強みとしとるとこが違うこともあってよぉ、当然地元のチームだって、それに合わせた対策を練っていって、選手起用や選手の配置を若干変えたりしてやってくもんやちゃね。

カターレなんか開幕当初は「パスサッカー」を標榜しとったがやけど、ここ最近の試合やと、レノファ山口の影響も感じさせられるようなインサイドからのコンビネーションを主軸としていく大分トリニータに対してよぉ、自陣で4-4-2の3ラインを組んで、相手のパスを引っ掛けさせたところから、手数掛けずにカウンターを狙っていくことも多くて、開幕当初に見せていたサッカーとは違うことやっていたりするわけやけど、こういうのちゃ、富山のメディアさんは気づいていないんやないかとオラは感じるがいちゃ。

スコアレスドローに終わったがやけど、大分トリニータとの試合ちゃ、オラはなかなか見ごたえがある試合やったと思うがいちゃね。対戦相手が違えば、カターレのパフォーマンスも変わってくるし、そういう変化があるからこそ、試合会場に足を運び続ける楽しみは見いだせるもんやし、カターレを応援するサポーターさんも自分達の勝利を望むと同時に、こういった部分も楽しみにされとる方はたくさんおられると思うけど、単純に勝敗を超えた面白さちゃ、「人と人が対戦することで起きる変化」も一つであると思うちゃね。

逆にこういう過程を省いて、結果だけを求めるようやと、プロスポーツチームが存在する意味もオラはないかと思うのう。ちゃんと内容まで触れておらんかったら、「なぜサッカーなのか?」「なぜバスケなのか?」「なぜ野球なのか?」が分からんちゃ。同じサッカーの試合を見るとしてもよぉ、「何がストロングポイントながか?」とか「どこが上手くいかなかったがか」とか「次に向けてどう修正されるがか?」とか、試合ごとで見どころを抑えていた方が、ただ試合を見に行く、ただ応援していく以上に、面白さが増幅するとオラは思うがいちゃ。

今ちゃ、サッカーダイジェストやサッカーマガジンなど、週刊雑誌が休刊したり、隔週になったりと、大手のスポーツ雑誌が縮小傾向にあるし、ネットメディアにしても、サッカー番組にしてもよぉ、戦況を語るようなものちゃ、かなり少ないと感じるしよぉ、こういうのはサッカーファンが展開されとるがいど、地方のメディアがやったらいいかと思うちゃね。地方メディアがガゼッタやレキップみたいなことをやっても、何も問題はないし、むしろやったほうがチームの姿形が見えてくるし、スポーツそのものの醍醐味が増していくのは間違いないちゃ。

オラも金もらえるがなら、毎週翌日にカターレの試合についてブログ記事書いていこうかと考えるがやけど、日常でやらなんといけないことを放っておいてまでやるわけにはいかんがで、趣味でやっていくには限界があるちゃ。おそらく大半のサッカーファンも同じやと思うがいど。オラはともかくとして、現役を終えたサッカー選手にやってもらってもいいかと思うちゃね。

地域メディアが地元のプロスポーツクラブを育てるがいちゃ

最後にやけど、オラはカターレ以前によぉ、国内外のサッカーを10年以上も楽しませてもらっとるがやけど、サッカー一つでいろんなことを語れるし、いろんなものが絡んでいくのがおもしいちゃね。それにサッカーそのものを掘り下げていくのも、他のスポーツや囲碁や将棋などのボードゲームに通ずるような「人と人が対戦する面白さ」を感じることもできるちゃね。そこにある素材を上手く活かせられるかどうかちゃ、やはりメディアが大きく影響する部分ではないかと思うちゃね。

-とれぱん・とーきんぐ, カターレ富山