第8回目のJ3ライバルチェックやちゃ。今回は元セレッソ大阪U-23の大熊裕司監督が就任したテゲバジャーロ宮崎やちゃ。
シーズン通して低迷、そして新体制に
Jリーグ3年目を迎えたテゲバジャーロ宮崎はよぉ、ゾーンディフェンスの名手である松田浩監督を迎えたシーズンやったのう。例年によって入れ替わりの多い状況やけど、実績のある監督やっただけに、結構興味深いチームの一つやったがいちゃ。
ただよぉ、守備面では一定の完成度を誇っていても、いかんせん点を取るまでが結構苦労するチームやったのう。根本的に規律を徹底したゾーンディフェンスを軸としているチームであることから、守備からゲームを作っていくがやけど、先制点を取られたあとの展開が苦しい印象を強く感じさせられるチームやったじゃ。
そういうこともあってか、9月に松田浩監督が退任して、タイで指導キャリアを積んでいた加藤光男監督が就任して、能動的なサッカーを展開しようとしたがやけど、今度は失点の多さが目立つようになってしまったもんやちゃ。攻撃面に関しては、南野遥海以外の得点源がパッとしなかったところも痛いところかもしれんちゃね。
いろいろ大変な3年目のテゲバジャーロ宮崎やったがいど、元々の親会社のレトモントから、いちご株式会社の子会社で宮崎県内のバスターミナル「宮交シティバスセンター」を内包するショッピングセンターの運営をしとる「宮交シティ」がオーナーになったがいちゃね。ホームスタジアムも「いちご宮崎新富スタジアム」と改称になって、新たなシーズンを迎えることになるちゃ。
今冬の移籍
獲得
GK | 名良橋拓真 | 沖縄SV(JFL) | |
DF | 大武峻 | 福島ユナイテッドFC | |
DF | 辻岡佑真 | いわきFC | 期限付き移籍 |
DF | 吉田朋恭 | 栃木SC | |
DF | 藤本奎詩 | 東海学園大 | |
DF | 黒木謙吾 | FC大阪 | |
DF | 吉永昇偉 | 大宮アルディージャ | 2023年は愛媛FCへ期限付き移籍 |
MF | 坂井駿也 | サガン鳥栖 | 育成型期限付き移籍 |
MF | 魚里直哉 | 藤枝MYFC | |
MF | 力安祥伍 | ツエーゲン金沢 | |
MF | 中別府柊太 | 宮崎産業経営大 | |
MF | 高瀬生聖 | 常葉大 | |
MF | 阿野真拓 | 東京ヴェルディ | 期限付き移籍 |
MF | 大渕来珠 | V・ファーレン長崎 | 期限付き移籍 |
MF | 藤原志龍 | 徳島ヴォルティス | 期限付き移籍 2023年はFC琉球へ期限付き移籍 |
MF | 橋大樹 | 東京ヴェルディ | 期限付き移籍 |
MF | 新城暖基 | アルテリーヴォ和歌山(関西1部リーグ) | 育成型期限付き移籍満了により復帰 |
FW | 吉澤柊 | いわきFC | |
FW | 上野瑶介 | ソニー仙台FC |
放出
DF | 西岡大志 | 引退 | |
DF | 井原伸太郎 | 引退 | |
DF | 小川真輝 | FC岐阜 | |
DF | 藤武剛 | アトレチコ鈴鹿(JFL) | |
DF | 国本玲央 | レノファ山口FC | 期限付き移籍期間満了により復帰 |
MF | 下澤悠太 | FC大阪 | 期限付き移籍 |
MF | 石井健太 | FC延岡AGATA(九州リーグ) | |
MF | 東出壮太 | ガイナーレ鳥取 | |
MF | 内薗大貴 | 引退 | |
FW | 石津大介 | 引退 | |
FW | 髙橋一輝 | 引退 | |
FW | 青戸翔 | 沖縄SV(JFL) | |
FW | 永田一真 | ヴァンラーレ八戸 | |
FW | 南野遥海 | ガンバ大阪 | 育成型期限付き期間満了により復帰 2024年は栃木SCへ育成型期限付き |
FW | 松本幹太 | モンテディオ山形 | 期限付き移籍期間満了により復帰 モンテディオ山形と契約満了 |
FW | 佐藤颯汰 |
6選手が現役引退して、エースストライカーで二桁ゴールを達成した南野遥海、昨年はハットトリックを達成した永田一真、中盤の核の下澤悠太、東出壮太がそれぞれ移籍していってよぉ、随分と多くの選手が退団していったテゲバジャーロ宮崎は、今季もまた再編を迫られることになるちゃね。
新しく獲得した選手のうち、7選手が期限付き移籍の若手選手でよぉ、あとは他から契約満了になった選手が多めの感じでよぉ、現有戦力よりも新加入のほうが多い状況になってきとるちゃね。この中でもDF吉田朋恭、DF大武峻、MF魚里直哉辺りは実績もある選手だけに中心選手を担うと考えられるやろう。あとは、昨年はJFLのソニー仙台FCで二桁ゴールを決めた上野瑶介が気になるところやちゃね。
フォーメーション
新監督になった大熊裕司さんのサッカーは、セレッソ大阪U-23の頃のサッカーから考えると、おそらくオーソドックスな[4-4-2]を基軸とするサッカーを展開すると考えられるのう。根本的には運動量をベースとした「相手よりも走り切るサッカー」という感じやから、非常にタフなゲームを展開していくと考えられるやろう。
メンバー編成上、半数以上が新加入と考えると、監督の甥っ子にあたる大熊健太をはじめ、真鍋旭輝、江口稜馬、青山生、北村友也辺りが軸になっていくやろうなあとは思うちゃね。
ただよぉ、南野遥海、下澤悠太といった中心選手が離れてしまったことでよぉ、得点源やラストパサート言ったところは、再構築しないといけないのが大変なところやちゃね。この辺りは、藤原志龍、魚里直哉、上野瑶介辺りに期待がかかるところやろう。あと、大熊監督のやるサッカーを考えると、昨シーズンは1得点で終わったがやけど、長身で泥臭く走る橋本啓吾は結構好まれそうな気がするのう。
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