J3のチームをチェックやちゃ vol.7 / 鹿児島ユナイテッドFC

さて、J3の各チームをチェックしていくシリーズやちゃ。今度は昨シーズン3位の鹿児島ユナイテッドやちゃ。

目次

昇格最有力候補やちゃね

昨シーズンはよぉ、破壊力十分の3トップを中心に、攻撃的なスタイルで昇格争いを演じた鹿児島ユナイテッドについてやちゃ。昨シーズンから大嶽直人監督が就任してよぉ、開幕から絶好調やったがいちゃね。有田、米澤、五領の3トップにロメロ・フランクがかかわっていく攻撃も素晴らしいがやけど、奪ってから攻めていくスピードの速さも良くて、本当にいいチームやったがやね。

ただ、米澤の怪我によって失速したのは否めないかなと思えるところやろう。それでも4位の松本山雅以下のチームとはクオリティは段違いでよぉ、かなりハイレベルな昇格争いやったがで、昨シーズンの鹿児島の出来から考えると、これが昇格できなかったチームと考えると、まあJ3は本当に厳しいリーグになってしまったなあと感じざるを得ないところやちゃね。

ということで、オラの予想としては、昇格最右翼のチームは、昨シーズンの主力の多くが残留しとって、更に選手層を分厚くしとる鹿児島かなーと思えるところやろう。

藤本が復帰しとるちゃね!

それでは今冬の移籍情報やちゃ。

加入

GK 松山健太(岩手)
GK 大内一生(横浜FC)※昨シーズンは長野でプレー
DF 堀江貴大(法政大)
DF 戸根一誓(岩手)
MF 千布一輝(宮崎)
MF 山口卓己(鹿屋体育大)
FW 藤本憲明(神戸)
FW 鈴木翔大(いわき)
FW 河辺駿太郎(YSCC)
FW 武星弥(鹿児島U-18)

放出

GK 大西勝吾(八戸)
GK 白坂楓馬(横浜FM)※期限付き移籍満了
DF 砂森和也(長野)
DF 小野寺健也(栃木)※期限付き移籍満了
DF 濱口功聖(ヴェロスクロノス都農)
DF 衛藤幹弥(ヴェロスクロノス都農)
MF 石津快(FC徳島)※期限付き移籍
MF 八反田康平(ジェイリースFC)
MF 牛之濱拓(鳥取)※期限付き移籍

今季の鹿児島に関しては、だいぶ分かりやすい感じやのう。

根本的には昨シーズンの主力メンバーのほとんどは残留ということでよぉ、控えクラスの選手を入れ替えてよお、選手層を一気に厚くさせた感じやちゃね。昨シーズンは米澤令衣の途中離脱が響いた感じやったがいど、今シーズンに関しては、鈴木翔大、河辺駿太郎、そして6年ぶりの復帰となる藤本憲明が加わったがいちゃ。

他のポジションについても積極的な補強が行われてよぉ、元カターレのDF戸根一誓 、宮崎の中盤の軸やったMF千布一輝が加入してよぉ、だいぶ分厚くなってきた感じがするちゃ。昨シーズンまでの流れを継承しつつよぉ、誰が抜けても替えが効くような感じに仕上げているのは、今期の鹿児島の特徴と言えるやろう。

唯一入れ替わったのが、マリノスへ戻った白坂の代わりに、昨シーズンに長野の正GKやった大内一生に、岩手のGKやった松山健太が加入しとるちゃね。そこが一つポイントになってきそうやのう。

予想フォーメーション

それでは予想フォーメーションやちゃ。

システムは昨シーズン同様の[4-2-3-1]には変わりないやろう。

[4-2-3-1]とか言いつつも、むしろ[4-2-4]といえるくらいの攻撃的なシステムでよぉ、前線4人でフィニッシュに迫っていくという迫力のあるサッカーやったがやね。そこで肝になってくるのは、中盤の中原と木村のベテランコンビやけど、ここに千布一輝が加わったことでよぉ、だいぶ負荷は和らいでいくのかなーと考えられるところやろう。

全体的な底上げがよくてよぉ、守備陣には戸根ちゃんが入っとるし、ウェズレイもおるしのう。星広太は両サイドバックできるがやし、まあ充実した布陣になっとっちゃ。攻撃陣は有田、米澤の強力な得点源に加えて、いわきで活躍した鈴木翔大、突破力の優れた河辺駿太郎、そして2度のJ3得点王で6年ぶりの復帰の藤本憲明が加わったがでおっかないメンバーやちゃね。選手層の分厚さを生かして、前後半でチームをがらりと入れ替えてくる…というのも考え得られるやろう。

このチームに関しては、昇格候補最右翼やと思うがやけど、気になる部分としては、昨シーズンと変わらない戦いっぷりになることから、各チームが最も警戒してくるし、当然研究対象になるのは間違いないところやろう。それに平均年齢が高めのチームだけに、38試合の長いシーズンをどう乗り越えていくのかもポイントやちゃね。

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