オマーン渾身の一撃で日本を撃破やちゃ

W杯アジア最終予選が始まったじゃ。日本はホームでオマーンが相手やったじゃ。

オマーン、コレクティブでいいチームやちゃ

この試合はみなさん御存知の通り、終盤のオマーンのイサム・アブドラ・アルサビ選手の決勝ゴールでオマーンが勝利しとるちゃね。

メンバー的には、ほとんどが欧州でプレーしている日本が強いと思うのは一般的やろう。それに日本はオマーンに対して負けたことがない…ということもあって、ピッチで立っているもんは否定はするやろうけど、あらゆる人達にとっちゃ、やっぱし日本の空気的にオマーンを舐めていたのやろうと感じられたじゃ。

前回のアジアカップでカタールが優勝してよぉ、中東のレベルアップが注目されてきとるがやけど、カタールのすぐ近くであるオマーンにもいい影響があるのかと感じさせられるちゃね。

オマーンちゃ、人口が500万人くらいで、人口の2割〜3割くらいは労働移民の国ながで、フットボール人口もさほど多くない土壌やからか、競技人口が多い日本からしたら、個々の選手で飛び抜けた選手を輩出するのちゃ、なかなか厳しい…というのが現状やないかと言えるちゃ。

そういったことから、オマーンのようなとこちゃ、やっぱし「組織」するもんやし、日本などと比べたら、やっぱし目まぐるしく変わっていく世界の戦術の変動に対しても、割と敏感かつ、謙虚に受け入れられる土壌があるのかと感じさせられたじゃ。

キッツキツのオマーンに強引な日本やちゃ

日本代表関連の記事とか見取っても、根本的に日本代表からの視点ばっかしに見られるがやから、こっちとしては相手の視点から考えてみることにするちゃ。

オマーンのシステムちゃ、[4-3-1-2]やったがやね。

こういうシステムの意味するところちゃ、サイドに関しては、両サイドバックにまかせておいて、中央に人数を固める…といったところやろう。これを日本代表と重ねてみるとこうなるちゃね。

いかんせんよぉ、オマーンは中央がキッツキツになっとんがやね。このシステムのミソのところちゃ、2トップ+1トップ下というシステムやけど、これに関しては、最終ラインから繋げていこうとする、日本の2人のCBと柴崎岳に対して、ほとんど前を向かせないような状況にさせているということになるがいちゃ。

そうなってきたらよぉ、プレッシャーがかからない日本のサイドバックの仕事が大切になってくるところやけど、これに関しては、オマーンからしたらよぉ、「サイドに上がってきてクロスしかない長友には何もできん」と割り切っているところはあったやろうし、酒井宏樹に関しても攻撃面での貢献はさほどないと踏んどったがやろうのう。

世界的なクラブでプレーしとった長友と酒井宏樹に対して、こういうことをやるちゃ、オラは「オマーン根性あるちゃー」と思ったもんやちゃ。

日本代表…というか、森保一監督の傾向からしたらよぉ、[4-2-3-1]をやったところで、結局の所、中央密集して突破を図ってくることばっかしやから、オマーンとしちゃ、当然中央締めておけばいいがやし、そうしておけば日本の攻撃は停滞していくもんと思って、上手いことやっとったがでしょう。

どういうシステムで戦うチームにしたってよぉ、日本のやり方ちゃ、あんまし変わらんかったりするもんやから、試合を見とったら「キッツキツなオマーンに強引に入れようとしても入らんやろげ…」としか思わんかったがやね…。

そういうのを考えたらよぉ、日本に対しては、とにかくゴールを固めてよぉ、少数の選手でカウンターを仕掛けていく形が多かった中東のフットボールというのちゃ、もはや過去のものやと、改めて感じさせられるもんやちゃね。

オマーン渾身の一撃で勝利やちゃ

この試合におけるオマーンの戦い方ちゃ、本当に素晴らしいもんやったとオラは思ったがいちゃ。前半からシュート本数を上回ってよぉ、いつゴールを決めてもおかしくない状況を作っていたからのう。

オマーンが興味深いと思ったのちゃ、とにかくクロスボールを入れまくっていたことやちゃね。特に後半にその傾向が如実に出ていたがいど、長友や酒井宏樹に対してよぉ、2vs1の状況を作っては、日本の両SBの裏とか前のスペースを使いながら、高速クロスを入れて、中央にいる選手の飛び込みからゴールを狙っとったがいちゃ。

何回も致命的なクロスを上げられている状況やったがいど、日本はほとんど修正するようなことはなかったのは残念やったのう。

この試合の前に、セルビアで1ヶ月間、キャンプも行ってきとるオマーン、コンディションが良くて、スタメンの選手も素晴らしかったがいど、後半の交代にしても、次々と走れる選手を入れてくるとことか見ると、本当に意図を持って試合を運んでいたと感じさせられたじゃ。

最終盤になってよぉ、途中交代のイサム・アブドラ・アルサビ選手がゴールを決めて、オマーンが勝利しとるがいど、このゴールは植田直通の背後から侵入していってよぉ、両CBやGKが届かないところを狙っていった見事なゴールやったのう。これぞ「チームで奪ったゴール」そのものやったと思うちゃ。

オマーン、個だけに頼らず、チームで戦うちゃ

欧州のクラブでプレーしている選手が多い日本ちゃ、タレントに関しちゃ、史上最高レベルなのは間違いないがやけど、残念ながら「個人個人が戦っているだけ」であって、チームで戦っとる感じやないちゃね。この試合に関しちゃ、五輪後の田中碧選手が指摘した通りになっとるやろう。

そう考えたらよぉ、オマーンの狡猾な戦いっぷりちゃ、個だけで戦うもんやなくて、2vs2、3vs3などを意識した戦いを続けていたのがよぉ分かったじゃ。

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