なでしこジャパンがベスト8で敗退やちゃ

女子サッカー準々決勝で、なでしこジャパンがよぉ、スウェーデン代表と対戦したがいちゃ。

完敗やちゃね

リアルタイムで見れんかったがいど、後でチェックした感じやと、完全に力負け…という感じの試合やったのう。

パッと見た感じでわかることは、フィジカル差がかなり大きいのは確かやろう。選手の一つ一つのストライドが違いすぎて、ちょこまかと動く日本としては、スピードやらパワーやら、一挙一動の動作の差がかなり大きいのは感じさせられたのう。

ただ同時に思ったことやけど、攻撃にしても守備にしても「できていてほしいこと」ができていない…というのが多いという感じやったのう。

それが何かと言ったら、まあいろいろあるもんやけど、例えば守備において、前の選手がコースを切ったところを、後ろの選手がコースを限定して対応するとか、連携面での不備がかなり見られたところが引っかかるところかのう。

あと、高倉監督のコメントを聞いてて不思議やと思っていたのはよぉ、「自分達の時間を作る」ことばっかしを強調しとったところやちゃね。

これは大きな誤りとも言えるやろう。多くの時間を作って、相手の時間を削ったとしても、その相手に与えられた僅か時間でやられてしまっては、やっぱしやられてしまうやろう。オラとしては「相手の時間になるのを前提として戦う」というのは、どことなく抜けているように感じられたがいちゃ。

技術(足元)至上主義と決別するべきやちゃね

日本のサッカーちゃ、どうしても「技術至上主義」みたいなところはあるがいど、サッカーというスポーツちゃ、足元の技術だけでやるもんではないのは、長く見ていたら明らかやちゃね。

足先だけの上手さだけでサッカーは勝てるもんやなくて、実際問題は自分達の選手のポジショニングで優位性を取っていくのちゃ、現代のフットボールのトレンドになってきとるもんやし、同時にスピードもパワーも必要になってくるもんながやね。

あとはこないだも書いたがいど「カードを貰わないレベルでの有効なファールの使い方」とか、ルールの中で有効になっているクレバーさは、女子であっても求められるもんかと感じさせられたのう。

やはり本質的なところといかに向き合うのか…というところに尽きるかのう?

期待は大きすぎながやね

しっかしよぉ、なでしこジャパンについてちゃ、最近の女子サッカーの動向を見ていたら、あまりにも期待は大きすぎたのかもしれんのう。

2011年は確かに女子ワールドカップに優勝しとるし、それだけの実績があるだけに、どうしても期待感は高くなってくるのは致し方ないのかもしれんねど、澤穂希、宮間あやを始めに、かなりのメンバーが揃っとって、そのときの日本の強さは際立っていたものやけど、実際W杯決勝でのアメリカ戦にしたって、結構ギリギリの勝負で、いつやられてもおかしくないゲームやったし、選手達にはちょっこし失礼になるかもしれんがやけど、実際問題「負けててもおかしくない試合」やったがやね。

ただ、今の代表と比べて、戦況的に難しい状況下でも、踏ん張っていけるくらいの精神面の強さと連携面の良さはあったがやし、「我慢するところはしっかりプレーする」というのは徹底されていたと感じるのう。そこは「足元の技術」とかそういったところやないがやね。

今思ったらよぉ、あの頃の代表に関しても、根本的には「結構ギリギリの戦いをしてきた」のは確かやと思うちゃね。ただ「優勝」という大きな実績を得られるようになって、あらゆることが過大に評価されるようになって、地に足がついていない状態になってしまっとるんやないかと感じるちゃね。

終わってしまったのは仕方ないことやから、今後は今の女子サッカーの現実と向き合って、研究しながらよぉ、自分達のあり方を考えていく時期なのかもしれんのう。WEリーグも始まるがで、どう変化していくのか注目していきたいじゃ。

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