ここ2週間くらい、結構気にしていることがあるちゃ。
トランスジェンダーが話題やちゃ
昨今話題になっているトランスジェンダーについてやちゃね。
トランスジェンダーとは、いわゆるセクシャルマイノリティの一種で、出生時の戸籍の性別とは異なる性別を自認する人のことを言うちゃね。出生時の戸籍が男性やけど、自分のことを女性だと思っとる人なら「トランス女性」であって、その逆に出生時の戸籍が女性やけど、自己認識では男性の人は「トランス男性」ということになるちゃね。
昨今では、トランスジェンダーのみならず、ゲイ、レズビアン、バイセクシュアルなども含めて、セクシャルマイノリティの人権侵害をなくしていこうという流れになってきとって、最近では日本でも国会の議題になってきとんがいちゃ。
シス女性は抵抗感があるようやちゃ
そこでいつも仲良くしていただいとる新月さんのアンケートを目にしたがいちゃ。
男性器がつけたままのトランス女性がよぉ、女子トイレとか女湯とかの女性のスペースに入ってくるのは良いのかどうなのか…というアンケートを取っていたがやね。
男のオラからしたら、もちろん閲覧用で投票をしとったわけやけど、やっぱし明らかに抵抗感を感じとらっしゃる女性がたくさんおられたがやね。
仮にオラがトランス女性であって、そのオラが男性器を切除しないで女湯へ行ったのをイメージして考えたらどう思うのか…と考えたがやけど、まあ180cmを越える高身長で体格もどうみても男性のオラがそこに入っていくだけで、他の女性が怖がってしまうのは当然やろうと考えるがで、オラも「男性器切除しないトランス女性は行くべきやない」という考えやったりするちゃ。
あともう一つやけど、たまーに温浴施設とかへ行くと、小さい娘さんと一緒に風呂に入りにきている親子連れを見たりするもんやけど、正直言えばオラは苦手ながやね。例外的な事例やし、お店側が認めているがなら、しょうがないと思ってはいるものの、そういうのに出くわしたら、多少なりともリラックスしている気分が削がれてしまうもんやちゃ。それを考えたらトランス男性を受け入れられるか…といったら、オラは自信がないのは正直なとこやし、トランス男性と出くわしたところで、二度とその温浴施設を使わなくなってしまうのかもしれないと考えるちゃ。
トランスと性犯罪者の見分けは?
それによぉ、トランス女性は女性のパーソナルスペースに入ってOKになってくると、下のツイートみたいのがやってきたりするちゃね。
上記の4つのツイートを見ていたら、シス女性の方々が不安に思うのは間違いないやろう。こういうのを見てしまったらよぉ、男性器ついた人が必ずしもトランス女性とは限らんがやし、ただの変質者であることも考えられるちゃね。
いくらトランス女性を差別してはいけない…ということになったとしてもよぉ、男性器を持っている人が女性のパーソナルスペースに入ってくるのちゃ、やはり恐怖感を与えてしまうのは、避けられないもんながいちゃ。
とはゆっても、法的に「トランス女性が女子スペースに入ってきても排除してはいけない」となると、怖がっている声を出すことさえ、差別という扱いになってしまうがで、仮に変質者が紛れても、声を上げることができんがになってしまうがで、それは恐ろしい世の中になってしまうわけやちゃ。
そういう世の中になってしまったらよぉ、トイレも温浴施設も安心して使えなくなってしまうがで、いろいろ困ってしまうやろう。特に温浴施設に関しちゃ、仮に一度でも生物的な男女の異なる人が入ってくるところに出くわしてしまったらよぉ、オラやったら出くわしてしまった温浴施設には二度と行かなくなってしまうやろうなあ…と思うちゃ。
いくら「セクシャルマイノリティを大切にしよう」とかいっても、怖いもんは怖いものながやね。そこは十分に受け止めておかないといけないやろう。
落とし所を見つけるか考えんなんちゃ
とはゆってもよぉ、自分の身体とは別の性別を認識しているもんちゃ、それはそれで苦しんでいる人も結構おられるもんやから、あからさまに排除するようなことはアウトやちゃね。
そう考えたら、やっぱし既存の男性・女性の双方のパーソナルスペースを侵害しない形でよぉ、セクシャルマイノリティの方々のスペースもあったら…と考えるちゃね。
マジョリティの立場からしたら「存在するのは良いし排除する気はないがいど、何でも許されるというわけではない」という人は多いやろう。
トランスに関しては議題が多くて、難しい面も多いがやけど、今回オラのブログでは「トランスの人のための温浴施設」について考えてみたいと思うちゃ。
まずは論点整理するちゃ
温浴施設云々については、考えていかんならんところが3点あるちゃね。
まずはトランスジェンダーの方が安心して入れる温浴施設についてやちゃね。男性器がついたまんまでもよぉ、その人が女性やと思っとったら、女性のスペースに入りたい…というのは、トランスジェンダーの権利やと見られとるちゃね。
そしてよぉ、既存客であるシス女性(生まれつき女性)の考え方も無視することはできんちゃね。新月さんのアンケートで表しとるように、多くの方が恐怖や不安を感じているというのは見逃せんちゃね。リラックスして温浴施設を楽しみたいはずながに、男性器丸出しにしとるもんが出てきたら、そりゃおっかないやろう。温浴施設を使う人の中には、性犯罪など過去の体験がフラッシュバックするなどで、パニックに陥る人だっておるやろう。
あとは、温浴サービスを提供する事業者の立場も考えていかんならんところやちゃね。温浴施設のメリットいっちゃ、家庭用では体験できんようなサウナ、泡風呂、露天風呂、薬風呂などの各サービスによぉ、掃除する手間がないとか、シャンプーなど補充する手間もないとか、足を伸ばして風呂に入れるとか、いろんな売りはあるもんやちゃね。ただよぉ、見知らぬ人が無防備な格好で大勢いるだけに、やっぱし温浴施設側としては「安全・安心」は確約していかないといけない…というのは考えられるがよ。そのために威圧的な入れ墨の人を断ったり、生物学的な男女を分けるとか、ルールを設けていることは考慮すべきやろう。
この3点の立場を踏まえるとよぉ、いかに権利と権利はぶつかり合うもんであるしよぉ、現状におけるリソースが間に合っていない現状について、きっちり把握できるもんやないかと思うちゃ。
そこで3者の立場を考えながら、落とし所を考えていかんなんちゃね。
家族風呂を増やす
既存の客の満足を最優先に考えつつ、セクシャルマイノリティの方々を排除しないことを前提に考えたらよぉ、やっぱし「第3の風呂」というのは準備していった方が良いもんやろう。
そこでまず考えられることは「家族風呂を増やす」というところやろう。
最近はホテルとか温浴施設とかキャンプ場とかで、家族風呂がよく見られるようになってきとんがやけど、トランスジェンダーの方々も安心して入れる温浴施設として、徐々に設置されるようになっていくのがいいちゃね。
温浴施設を管理する立場のもんからしたら、やはり維持管理費などは考慮していかんならんところやけど、こういうとこの家族風呂というのちゃ、大衆浴場などと違って、安全性や安心感は比べ物にならんくらいのもんがあるだけに、今後も需要が拡大するようになってきたら、温浴施設側としても積極的に導入していく動きは出てくるやろう。
あとは、セクシャルマイノリティの方々で集まって、この施設を一緒に使わせていただく…というのもオラはありやと思うちゃね。全国的に家族風呂所有でトランスジェンダー対応の施設同士がネットワークを作っていけば、彼ら彼女らの居場所はより多く増えていくやろう。温泉街の中に一つでもそういうところがあると、安全・安心の提供と、多様性の受け入れの両立は図っていけるやろう。
既存の温浴施設を無理やり変えさせていくよりは、理解してくれるところが建設的やとオラは考えるちゃ。
権利と権利の間で落とし所を見つけんなんちゃ
かなり長くなってしまったがで、今回はここまでにしておくちゃ。
ただよぉ、今回のことで踏まえてよぉ、改めて思うことちゃ、やっぱし「権利と権利がぶつかり合う中で、いかに解決思考でいるのか?」というのが大切やと感じるちゃね。
アンケートを取ること自体を「差別だ!」というもんが結構おったがいど、女性が感じている恐怖や不安の声を抑え込んでいくことの方が、オラは差別的と考えるちゃね。既存の女性客のパーソナルスペースを奪ってやろうとしているだけに過ぎず、これは女性の権利を重んじるフェミニズムの観点から見たら、抵抗の声を上げていくのは、むしろ当然のことやろう。
これは権利と権利のぶつかり合いながやね。それを片方を「差別主義だ」とでっち上げるのは、極めて乱暴な行為と言い切れるやろう。
というか、そういう人は、はっきし言ったら、ダラながやね。
物事をいかに解決をしていくことを考えた場合、あらゆる材料を拾っていくもんであって、やはり多くの人がどういう意識でいるのか、どういう考えを持っているかは、きっちり調査する必要があるやろう。調査する材料がなければ、上記で書いたような考察も不可能やからのう。
もちろん、このブログで書いたことに関しても、トランスジェンダーの当事者に配慮したつもりでおっても、当事者の声をしっかり踏まえて聞いたわけやないちゃね。もっと深い考察をする上では、やっぱし当事者の声からどういう形が理想的なのかを考えていく必要はあるのう。
今回だけやなくて、より建設的な考察を今後とも深めていきたいところやちゃね。
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