カターレによぉ、クラブ初のブラジル人のFWパブロ選手が入っとるちゃね。
【期限付き移籍加入のお知らせ】
グレミオ・オサスコ・アウダックス(ブラジル)のパブロ選手が期限付き移籍で加入することとなりましたので、お知らせいたします。 https://t.co/ct4whHW5GW #kataller pic.twitter.com/FQbpFzasnK— カターレ富山【公式】 (@katallertoyama) December 22, 2016
このたび、FC琉球に期限付き移籍しておりましたパブロ選手が、2016シーズンからカターレ富山(明治安田J3)に移籍することが決まりましたのでお知らせいたします。https://t.co/9EWkGf8CRI#fc琉球 #パブロちばりよー pic.twitter.com/EN0j8JEC9Y
— FC琉球 [公式] (@fcr_info) December 22, 2016
実はYKK時代にはブラジル人選手おったがよ
カターレ富山にとっちゃ、初めてのブラジル人選手やちゃね。9年目になって初めて獲得するチームちゃ、なかなか無いかもしれんねど、今更いろいろ言ってもしょうがないやろう。どんな選手ながか、まだちゃんと見てないし、カターレ自体がどんなチームに仕上がっていくのかすらも分からんがで、とにかく未知数やちゃね。開幕戦まで楽しみにしとくちゃ。
カターレでは初めてやけど、その前身チームにブラジル人がおったかとゆったら、実はブラジル人選手がおったがいちゃね。90年代の北信越リーグ時代のYKKによぉ、ブラジル人選手がおったがいちゃ。
その名はよぉ、
ワギネル・アパレシード・ロウレンソ
デシオ・ユヒタカ・ナカハラ
セルジオ・ルイス・ダ・シルバ
YKKちゃ、ブラジルに工場は昔からあるしよぉ、今やとブラジルにコーヒー農場作って、YKKブランドのコーヒーが最近展開されとったりして、ブラジルとは関係が深いがいちゃね。 その流れで、YKKのサッカー部に入部するブラジル人選手もおったがやね。
北信越リーグの歴代得点王になっとるちゃね
そのブラジル人選手の成績が記録されとる資料がよぉ、実は北信越リーグのアーカイブに残されとるがやね。それも1980年くらいからやから、35年分くらいのデータが入っとる、膨大なものやちゃね。
北信越フットボールリーグ 選手成績一覧
http://www.hfl.jp/player_ranking_list.html
YKKのブラジル人選手ちゃ、それぞれが個人タイトル獲得しとるちゃね。
得点王
ワギネル 3回(1993, 1994, 1995)
デシオ・ユヒタカ 1回(1988)
セルジオ・ルイス 1回(1990)
アシスト王
ワギネル 1回(1998)
デシオ・ユヒタカ 1回(1992)
セルジオ・ルイス 3回(1989, 1990, 1992)
3人共、北信越の得点王・アシスト王の両方の個人タイトルを持っとるがやね。特にワギネルに関しちゃ、北信越リーグの歴史の中でもランクに入るほどでよぉ、61試合62得点という、驚異的な得点率を記録しとるちゃね。ブラジル人に関しちゃ、オラは世代やないがで、プレーは全く見たこともなけりゃ、人の話を聞いたくらいやけど、YKK史上最高の選手やったという話も聞いたことあるのう。
YKKの応援はサンバ隊が名物やったじゃ
オラはそんなに熱心にYKKのサッカー部を見ていたわけやなかったがいど、チケットを貰ったりして、別にプロ志向やらアマチュアがどーとか、あれこれ考えることもなくよぉ、気晴らし程度で観に行っとったがいど、一緒に観に行った方に、いろんな話聞かされたのを覚えとるちゃ。
YKKの応援で印象に残っとるのちゃ、やっぱしサンバかのう。サンバと声出しと混ぜこぜでよぉ、そんなに統制は取れた感じでもないがいど、「好きな応援方法で応援するのは何が悪いのか?」とも考えられるとこやから、これはこれでYKKの応援ながやね…と見ていたわけやちゃ。中のことはよぉ分からんがいど。
富山テレビACTクラブ(2006年度にサンバ隊「Porto Azul」が団体の部で優秀賞)
http://www.bbt.co.jp/infor/actclub/clubsyo_bk.html
サンバの人ちゃ、「Porto Azul」とゆってよぉ、魚津で活動されとる方で、元々サンバ好きの人が集まって出来たチームで、いろんなイベントに観戦したりしとるがいど、サッカーもその中の一つやったがやね。2005年から合併直前くらいまで、スタジアムでサンバのやっとったかのう?(それ以前もそれっぽい応援あったという声は聞くがいど)
今はサッカーから離れて、HPらしきものも閉鎖されとんがいど、小規模ながら活動しとるみたいで、一昨年の朝日のイベントにも参加しとるちゃね。まあ、こういうのちゃ、世代交代やら、少子化やら影響できるもんやし、10年、20年も継続していくのちゃ、簡単なことではないがいど、「富山にサンバがある」というのちゃ、それだけでも価値はあるもんやと感じるがいちゃ。
こういうの見とったら、当時のサポーターさんの取り組み次第でよぉ、いい方向に行くかどうかは別としてよぉ、今の応援スタイルも別物やったかもしれんと感じるちゃね。カターレがサンバやっとる…というのもあったかもしれんちゃ。
YKKだけでも結構な資料はあるちゃね
こうやってみるとよぉ、YKKだけでもえらい資料があるちゃね。カターレしか見てない人にとっちゃ、そんな前身のクラブのことまでちゃ、そんなに興味があるわけでもないがやろうけど、YKKのサッカー部は1962年創設で、アローズ北陸(北陸電力サッカー部)は1990年創設でよぉ、カターレができる20年近く前からも存在しとったわけながで、単純計算でカターレの倍以上の歴史はあるがいちゃね。
YKKだけでもよぉ、いろんな情報があるわけやけど、合併したアローズにも同様に、様々な情報があるちゃね。アローズさんの場合ちゃ、合併する前くらいやと、北陸電力の社員選手よりもよぉ、近くでアルバイトしながらサッカーされとった方が多いもんやから、アローズはアローズで貴重な情報はあるはずやちゃね。
どうけ?ルーツって、結構面白いもんやと思わんけ?
新チームでサッカーが始まるわけではなく、過去があってこそやちゃ
今までのこと、いろいろ書いてきてよぉ、何が言いたいかとゆったら、YKKもアローズも無かったら、カターレは存在してない…ということやちゃね。
なんせよぉ、単純な話、カターレちゃ、2つのクラブの歴史がバックボーンにあるがいちゃ。過去の方が築いてこられたもんがあるがで、今のクラブがあるちゃ。実際カターレちゃ、「創設が2007年」と記録してあるがいど、ポッと出てきたチームというわけやないし、別にカターレが出来たから、富山のサッカーが始まったわけでもないがで、オラとしちゃ、もっと過去に触れてもいいか…と思うことはあるちゃね。
そう思うとよぉ、かつて活動されとったときのYKKのサッカー部ちゃ、ホームページによぉ、過去にプレーされた選手の記録を細々と記してあったがやね。サッカー部に所属した選手がよぉ、いつからいつまでおったとか、細かいのがあったがよ。これが合併のときによぉ、全部見られんがになったのは、オラは本当にショックやったのう。
新しいことをやるがによぉ、過去の財産ちゃ、葬り去る必要ちゃ、どこにあるがけ?…と。
積み重ねた歴史や伝統ちゃ、今のクラブを彩るものやちゃ
カターレだけでなくてよぉ、Jリーグのクラブの多くに言えることやけど、本当に前身クラブのことちゃ、あんまし触れん傾向が目立つちゃね。Jリーグのクラブが始まったら、そこがスタート地点というのを徹底しすぎとる感じやのう。
Jリーグの存在ちゃ、間違いなく日本のサッカーを発展してきたことには違いないちゃ。ただ、Jリーグ以前に、日本のサッカーが無かったわけではないちゃね。ただプロやなくて、アマチュアやっただけで、歴史自体が無い…というのは、さすがにJリーグを持ち上げすぎやちゃね。アマチュア時代に積み重ねてきた歴史すらも黙殺するほど、Jリーグちゃ、そこまでエライもんながけ?…という話やちゃ。
オラはクラブをより魅力的にするためにはよぉ、あらゆる方法論を取るべきかと思うがいちゃ。「ルーツを追う」楽しみちゃ、どこのクラブにもあるもんやし、ちょっと時間があるときに、資料やったり、データやったり見ると、そのクラブへの思い入れが強くなったりよぉ、そういう歴史ネタっぽいのに惹かれてよぉ、新規のファンを増やす可能性もオラはあるんやないかと思うがいちゃ。
なんせ、過去は過去やなくて、過去は今を彩るものやちゃね。ほんじゃから、アーカイブちゃ、取り続けないといけんがいちゃ。
パブロ選手はカターレ初のブラジル人選手には違いないちゃ。 ほんじゃけど、「前身のYKK時代のワギネル以来、19年ぶりのブラジル人選手」と堂々と言えば、オラはオモシいんやないかと思うちゃね。カターレが歴史あるクラブやと、十分に表現できるかと思うからのう。
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