第21節 ガンバ大阪U-23 – カターレ富山[1] / 前節を継続できんかったじゃ

前節の藤枝戦を2-1で勝って連敗を4で止めたカターレはよぉ、今度もアウェーでガンバ大阪U-23と対戦やったじゃ。

フォーメーション

カターレのスタメンは右CBが川崎裕大から戸根一誓に変わったくらいで、あとのメンバーに変更はないちゃ。

ガンバはよぉ、最初の予想では3バックになっていたがいど、蓋を開けてみたら4バックになっていたじゃ。奥野耕平が右SB、中村仁郎が右SHで、高木大輔が左SHで、2トップが塚元大と唐山翔自ながやね。

プレスかからず裏蹴られ放題やちゃ

前節も立ち上がりはあんまし良くなかったカターレやけど、この試合もガンバにボールを握られる展開から始まったがやね。ただよぉ、システム変更に戸惑ったのかどうながか分からんがやけど、ガンバのやり方に翻弄される展開になっていたのう。

最初の組み合わせとしてはこういう展開やったがよ。カターレとしては前線で3人を使っているのを利用して、前からプレスをかけて、最終ラインを上げて、ミドルゾーンでボールを奪っていこうとする狙いやったがやね。それがこんな感じになってしまうがいちゃ。

両ウイングにいた椎名と宮城がよぉ、両サイドバックに引っ張られてしまったがで、前線に残っているのが大野耀平だけになってしまったがやね。システムが3-4-3やなくて、5-4-1になってしまったがいちゃ。

完全にリトリートしきったときには、スペース埋めるには5バックは行かれど、これがミドルゾーンで発生してしまうと、かなり危険な状況に陥ってしまうがやね。それがこれやちゃ。

裏狙いの集中砲火やちゃ

ガンバがよぉ、椎名と宮城の2人がサイドに追いやったところで、カターレがプレスへ行くのが大野だけになってしまうがいちゃ。そうしたところで後方にスペースができてくるがで、そこにキック精度があるタビナス・ジェファーソンや芝本蓮がそのスペースに入ってきて、カターレのゴール前にバンバン縦パス入れてくるようになってきたがやね。

芝本蓮に対して、カターレは右WGの椎名か対面の花井がついていくべきながいど、椎名は右サイドの山口竜弥に引っ張られて、花井は追いかけても来んがで、ガンバの若いおっさまどまは、やりたい放題になってきたがいちゃ。

右サイドが翻弄されて2失点目

2失点目がまさに裏狙われ放題の状況を象徴するシーンやったがやね。

2トップの塚元大が下がってきて、フリーの状態で左サイドの高木大輔に展開するとよぉ、その高木を左SBの山口竜弥が追い抜いてったがいちゃ。その動きに対面にいたはずの柳下が高木から離れてしまう結果になってしまって、クロスを放たれてしまったじゃ。そんで唐山がどんピシャで飛び込んで、これが2失点目の流れやちゃね。

柳下としては前列の椎名に受け渡したつもりやったがかもしれんがやけど、椎名は一番危険なゴール前へ蹴られるコースを消せなかったがやね。椎名の動きを見ていたら、椎名は中に折り返していくのを警戒したのかな…と思ったがいど、ただ一番危険なのはゴール前やから、椎名はゴール前を優先して消しにいかんならんがやったじゃ。

この辺りの優先順位ができていないのが、今季のカターレの守備ながいど、システムが変わっても、なかなかこの辺りが上手くいかんちゃね。安易にゴール前へ蹴らせんかったら失点も減るがやけど、シーズン開幕から整理されていないのがハッキリしてしまっとるとこやちゃね…。

藤枝戦とガンバ戦の大きな違い

藤枝戦は3-4-3は上手くハマったがいど、ガンバはボックス内での驚異的な得点力を誇る唐山翔自を活かすがに、明確に裏を狙ってきたがやね。そこが藤枝とガンバの大きな違いやろう。

カターレとしては前節のやり方で戦いたかったところやけど、残念ながら前回にホームでガンバと対戦したときと同じように、カターレのプレスは空転して、相手にボールを回され放題になってしまったわけやちゃ。そんでもって前回よりも中途半端なディフェンスラインになってしまったもんで、唐山の特徴が活きるボールが蹴られ放題になってしまうがやね…。

長くなったがで今回はここまでやちゃ。

Monacoinを投げる
モナゲ(tipmona)ってなに?
そもそもMonacoinってなに?



よかったらシェアしてくりゃっせま
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次