最近つくづく思っていることやから、ブログで書いておくことにするちゃ。
自分たちが楽しみにしとる娯楽とかを、直接関与しない人がよぉ、「正義」の名の下で口を挟むのは、本当に良いことやろうか?
あの時間で騒いでいたもんには、もう過去の話やけど、興味のある人間にとっては、「無関係な人に潰された」し、やはり引きずるもんやちゃ。
— とれぱん先生🇳🇫 (@torepan_sensei) February 19, 2020
自分が追えないことを他人が補ってくれる
これを書いてから、そんなに反響はないがやけど、今こうやって書いているくらい、実はあんまし気分が悪かったりするがやね。
かなり前から東欧のサッカーに興味を持っている身としたらよぉ、第一人者として活躍されとるライターさんには、もちろんリスペクトしとるがいど、同時にそのニッチな分野に踏み入れて、どんどん発信しようとする人も、オラにとってはリスペクトする存在やったりすんがやね。
なんでかといったら、オラが興味持っとっても、そこまでリソースを割けるような体力も時間も財力もあるわけやないからやちゃ。
そう考えたらよぉ、それを職業としてやっとられる方にしても、違う立場の人が見た視点での情報も貴重なものやし、オラができないことを「他の人が補ってくれる」という感じながやね。
これがオラがTwitterを使っている理由の一つでもあるがよ。
外野が口を挟む意味が分からんじゃ
人間は何をやっても完璧になるわけでもないがやし、どっかしら抜けているところはあったりするもんやから、悪気がなくても、迷惑をかけてしまうことはありうるもんやちゃ。
ただ、Twitter見とると、直接関与しないはずの外野が、無意識に他人に完璧を求めるバカバカしい現象が多々起きるもんやね。
— とれぱん先生🇳🇫 (@torepan_sensei) February 19, 2020
ロマノフ時代のハーツを情報収集するくらい、リトアニアには興味を持っていたオラとしては、記事は読みたいもんやし、おそらくそういう人に届くのは筆者にとっても嬉しいことやと思うちゃ。
ただ正義ぶる人って、絶対オラのようなのは頭にないがやね。誰のための正義ながよ。
— とれぱん先生🇳🇫 (@torepan_sensei) February 19, 2020
ただ、救いなのは、多くのセリエAファンを始めによぉ、サッスオーロジャパンさんの功績を称える声があったことやのう。
「剽窃」があったのは良くないことやけど、日本のサッカーメディアやとビッグクラブとか日本人が在籍しとるとこの情報に偏ってしまうがで、欧州4大リーグの中堅以下のようなマイナーなところになったら、それぞれの分野で好きな人が情報を発信しとかんと、なかなか入ってこないのが確かやからのう。
「著作権」のようなデリゲートな問題は、情報発信者には必ずついてくるリスクやけど、ほんじゃからといってそこでやめてしまっては、オラどまに情報が入ってこなくなってしまうがよ。
時間や体力が限られる中やと、欲しい情報があったとしてもよぉ、誰かに頼らなんがになるしのう。剽窃は良くないといっても、剽窃したもんだけを悪く言うよりちゃ、オラにとっては「気軽に引用できるような仕組みづくり」は必要かと感じるもんやね。あんまし厳しすぎたら表現の自由にも関わるやろう。
そう考えたら、PCやスマホの前でポケーっと待っているだけのオラどまとしちゃ、情報発信者の抱えていることとか、頭に入れておかんならんかと感じるがよ。
苦労を知らないと、人は人をリスペクトできんがになるからのう。
水増ししたからといって「潰れろ」は違うちゃ
この件も結構騒がれたりしたがいど、まず「水増し」は良くないちゃね。
ただよぉ、この関連の話は外野は余計な話をしすぎて、論点整理とは全く逆の方向へ行っとるがやね。自分に関わった問題やないがやから、好き勝手言いたい放題言ってしまうもんやけど、本来なら余計な情報を削ぎ落として限られた情報の中で論理的に語るべきやろう。
オラとしちゃ、奈良クラブを観戦しにいってよぉ、奈良に知っている人も多いがで、水増しが悪いことやと理解はしとっても、だからといって「潰すまで叩き切っていい」という感じの人には、全く同調することはできんちゃね。いろんなことはあっても、奈良クラブを好きで応援しとる人にとっちゃ、やっぱし大切なもんやからのう。悪いことをやったら、それ相応のペナルティはくだされるものであって、それ以上に「潰れろ」とまで言うもんは、私刑も同然やからのう。
世論が不正に鉄槌を下そうというモチベーションは高いがやけど、実際のところ、自分に関係ないところに関しちゃ、当事者同士で解決させとけばいいもんやなかろうか。「Jリーグ原理主義に鉄槌を」といって、元気になっとるおじさん達がおるがいど、その人達から「じゃあどうすればいい」みたいのが出てこんのを見ると、やっぱし外野には「解決策」は期待できんもんやと痛感するもんやね。
なんのせ、悪いことをやったとはゆっても、自分にほとんど関係なさそうなもんをよぉ、潰してしまうほど叩こうとする方が、キチガイじみているのは間違いないやろう。人の楽しみを奪う行為やという認識はないやろうのう。ダラやし。
自分の「見たいもの」を無責任な大衆から守ろう
しっかしよぉ、大衆というのちゃ、本当に好き放題言い過ぎやと思うがやね。とにかくキモい奴らばっかしながよ。彼ら自身はよぉ、自分が「正義」のために言っとるつもりでおるがやろうけど、実際のところは「酒のツマミ」「話の種」くらいに過ぎんがいちゃ。
ただよぉ、リトアニアサッカー記事の剽窃の話にしてもよぉ、奈良クラブの水増しにしても言えることやけど、外野の人の目線というのは、悪いことをやったのに対して正義の鉄槌を下そうとすることばっかしで、そのニッチな分野でも「求めている人がいる」というところが抜けがちながやね。
ましてや当事者同士の問題に過ぎんがなら、仮にTLで盛り上がっていたとしても、外野は傍観者で居続けるのも大切やないかと思えるちゃね。小さな界隈で楽しんでいるようなことでも、不正義があれば叩き潰してもいいという考えの人ちゃ、そもそも何のための正義感ながかも理解はしとらんやろうし、自分の言葉にも責任を持てないも同然やちゃね。
正義の使い方を間違えるもんこそ、有害そのものながよ。
首を突っ込みたがる人こそ、真っ先に首を刎ねておかんなんやろう。
モナゲ(tipmona)ってなに?
そもそもMonacoinってなに?
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