20日にニュージャージー・スタジアムでW杯決勝が行われて、スペインが1-0で勝利して2度目の優勝を飾ったじゃ。
たくさん試合があるもんやから、全部追っていくのも大変すぎるW杯やったがやけど、スペインの試合は割と見ていたがいちゃ。試合前にはこういう予想していたじゃ。
前半でPKでミケル・オヤルサバルが先制ゴールを決めたら、その1点が決勝点となって、スペインの勝利という感じで見ていたじゃ。今大会のスペインは全然失点しなくて、ベルギーのシャルル・デ・ケテラーレしか決めてなかったがやけど、だいたいどの試合にしてもポゼッションが非常に高くて、自分達が常にボールを持っているような試合展開だっただけに、アルゼンチンもそんな感じでちんちんにするかなーと思っていたら、まあ予想通りやったと言えるやろう。
しっかし、スペインはアルゼンチンで言うリオネル・メッシ、イングランドで言うハリー・ケイン、フランスで言うキリアン・エムバペ、ノルウェーで言うアーリング・ハーランドというような選手がおらんということもあって、チャンスを作りまくる割には決まりきらないという感じで、毎試合のように相手GKがビッグセーブするという感じやったがやね。決勝もエミリアーノ・マルティネスがやたらビッグセーブ連発するもんやから、なかなかゴール決まらんかったがやけど、延長後半に入ってフェラン・トーレスが決めて決勝点やったじゃ。
「なかなかゴールが決まらない」という点を除けば、アルゼンチンの枠内シュートは0で抑えているし、これぞ完璧過ぎた試合やったと言えるやろう。決勝トーナメントでまだチャンスがあったのはベルギーくらいかのう?
そんなスペインを見てて思ったのか知らんがやけど、日本代表の森保一監督は「スペインを目指すべき」とか言っとったのう。
うーん、スペインのサッカーを言うのちゃ、欧州の中では割と小さい方の部類に入るチームであることから、日本人のサイズで戦っていくならスペイン…という感じで言っとるがかなーと思うところやけど、正直言うとスペインのサッカーは日本のサッカーとは対極のところにあると思っとるがで、本当にスペインを目指すとなると、代表チームだけやなくて、グラスルーツ(育成年代)のところから改革を進めていかんなんがで、こりゃまた大変だなーと思ったもんやちゃ。
スペインって、ポジションからきめ細やかで、ボールの持ち方にしても、時間の使い方にしても一つ一つシビアやし、とにかく「相手を動かす」というところに凄く注力しとるチームだけに、日本みたいにダーッと犬走りしとって、局面とか考慮に入れてなくて、自分達のやり方ありきになっとるようでは、スペインみたいになるなんて到底ありえないとしか思えないもんやちゃ。
あれはスペインという国が、フットボールに対して真摯に向き合ってよぉ、理屈に理屈を重ねて作り上げたもんやし、別に「〇〇というサッカーをしよう」といったようなもんやないとオラは思うがやね。
だからよぉ、オラとしては「〇〇という国のスタイルを目指すべき」みたいなもんとか、逆に「日本らしいスタイルを作るべき」みたいなのは、そもそもフットボールそのものに向き合っているのかというと、これは微妙にも思えるところながやね。
そもそも「〇〇を追っかける」ようでは、追いつくことはないやろう。その〇〇というところも常に進化しとるわけやからのう。逆に「〇〇というスタイルを作ろう」といっても、競技の本質からかけ離れるようやと勝てるわけないちゃね。
なんか締まらない感じになるがやけど、オラとしては「いかにフットボールという競技に向き合うのか」というところに尽きるなあと思うちゃ。

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