【2026年W杯】DRコンゴの名物サポーター「ムルンバ・ヴェア」について調べたじゃ

W杯が盛り上がっとるがやけどよぉ、オラがちょっこし気にしているチームがあるがよ。

それは52年ぶりの出場になるコンゴ民主共和国やちゃね。

いろいろ気になるところがあるがやけど、オラが好きな選手であるロメル・ルカクとか、現在のバイエルン・ミュンヘンの監督のヴァンサン・コンパニがコンゴルーツでよぉ、かつてフランス代表で活躍したクロード・マケレレもルーツだったりと、結構名選手がコンゴルーツやったりするがやね。その割にはコンゴ民主共和国はなかなか出場できなかったがやけど、今回出てきたがいちゃ。

あと、コンゴ民主共和国といえば、いつぞやのクラブワールドカップで決勝進出したTPマゼンベが有名やちゃね。マゼンベといえば、この人思い出すがやけど。

平和のダンスで有名なロベール・キディアバさんやちゃね。好きすぎて真似しようとしたがやけど、ケツ痛くなって全然やったじゃ。これ見るとなんか幸せになってくるがやね…。

あと、南砺市で毎年夏に行われているスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドに何度か来日しているコンゴ民主共和国のアーティスト「ジュピター&オクウェス」というバンドがめちゃくちゃカッコイイがやね。ライブの後にサインもらったがやけど、凄くいい思い出ながいちゃね。

あと、富山でコンゴと言えば、魚津市在住のアーティスト、Chikoさんやちゃね。コンゴ人のお父さんと富山のお母さんのミックスで、富山を拠点に活動されとるちゃ。なんどかパフォーマンス見とるちゃ。

そんでよぉ、52年ぶりのW杯出場になったコンゴ民主共和国やけど、名物サポーターがおるがやね。

ルムンバ・ヴェアというサポーターやちゃ。

手を上げたままよぉ、微動たりともしないで立っているサポーターがおるがやね。まるでスタンドに銅像がおるような感じやちゃ。コンゴ民主共和国の試合を見てたら「この人何者ながやろうか?」と思うやろう。

この人の本名は「ミシェル・ンクカ・ンボラディンガ」というがやけどよぉ、愛称「ムルンバ・ヴェア」とか「人間銅像」として親しまれとるがよ。モデルはよぉ、コンゴ民主共和国の独立の父である「パトリス・ルムンバ」でよぉ、首都キンシャサにあるムルンバ像のまんまながやね。

コンゴは欧州の植民地時代になる前は、北のコンゴ共和国から南のアンゴラぐらいまで「コンゴ王国」やったがやけど、植民地時代になって今のコンゴ民主共和国の部分がベルギー領になっとったがよ。そのベルギーの支配は過酷なもんやったがで、王族の直轄地だった頃のコンゴ自由国時代は、奴隷の手足を切り捨てたりしとって、ひどい状態やったがよ。その後のコンゴ自由国も国際情勢が許さなくて、ベルギーの植民地となったわけやけど、そんでも世界に振り回されることになっとったのう。そこでアフリカ諸国の独立が活発になってきた50年代末期になってよぉ、コンゴも独立する流れになるがやけど、その筆頭となったのがパトリス・ルムンバやったがやね。

パトリス・ルムンバは、コンゴ国民運動を設立して、コンゴ内の部族対立を解消させてよぉ、コンゴの一致団結をさせていくとよぉ、1960年6月30日にコンゴ民主共和国は独立を果たすことになるがよ。そこで選挙に勝利したパトリス・ルムンバが初代首相になったがやね。

ミシェル・ンクカ・ンボラディンガさん、パトリス・ルムンバそっくりながやね…。まさに現世に蘇った感じがするのう。「ルムンバ・ヴェア」という愛称ながやけど、「ヴェア」は「生きる」ということながよ。

まさに「ルムンバは生きている」やちゃね。

ただよぉ、独立した直後によぉ、コンゴに駐軍していたベルギー軍と対立してよぉ、ルムンバはベルギー軍に撤退を要求したがやけど、逆にベルギー軍がキンシャサ国際空港を占拠したり、首相官邸を襲撃したりして暴れていたがやね。それでベルギーと国交を断行したがやけど、そのベルギーは南東部のカタンガ州のビジネスマンであるモイーズ・チョンべがベルギーの支援を受けて「カタンガ国」として独立を宣言したがよ。カタンガ州は銅を取れるところで、コンゴの経済の中心地だったこともあってよぉ、ここからコンゴ全土の巻き込むコンゴ動乱が起こってしまったがよ。

旧宗主国のベルギーと対立して、西側とは距離を置かれた状況やったがで、パトリス・ルムンバはソ連に接近しようとしたがいちゃ。その当時のカサブブ大統領とも対立関係になってしまって、そこでコンゴ民主共和国の総参謀長だったジョセフ・モブツによってクーデター起こされて失脚したがやね。その後はカタンガ国に囚えられてしまって、1961年に処刑されてしまったがよ。処刑後は硫酸で死体が溶かされるまでになったがやね。この件についてはベルギー軍やアメリカCIAが関与されとるちゃ。

その後のコンゴは、モブツによってカタンガ国も消滅して、コンゴ全土が独裁体制になって、ザイールとして30年ほど独裁体制になったわけやちゃ。1990年代から内戦が絶えなくて、今は東部が反政府勢力に選挙されている状況で、コンゴの状況は相変わらずよくないのう。

ただ、そのコンゴの中で各部族をまとめ上げて、反植民地主義の象徴となったルムンバは今も愛される存在ながやね。まさにコンゴ民主共和国のアイコンと言えるやろう。

「植民地主義からの解放」「国家主権」「自由への希望」そして「コンゴの独立」を意味するルムンバ・ヴェアはよぉ、試合中は右腕を挙げたまま、全く動かない「人間銅像」になっとるわけやけど、もはやただのサポーターやなくてよぉ、国家の歴史とかアイデンティティを背負っているとも同然やちゃね。

2026年6月30日はよぉ、まさにコンゴ民主共和国の66回目の独立記念日ながいちゃ。このタイミングでよぉ、52年ぶりのW杯で躍動しているコンゴ民主共和国には、本当におめでたいちゃ。

内戦、疫病、汚職、治安、失業などの多くの問題を抱えていて、内部での対立が激しくて、本当に難しい国やと思うがやけど、今大会で躍動しててよぉ、国民が喜ぶ姿を見ていたら、オラも胸が熱くなるもんを感じたもんやちゃ。

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この記事を書いた人

とれぱん先生のアバター とれぱん先生 ブログ管理人

富山県の入善町に在住やちゃ。
2019年までプレーしていたハンガリー代表GKガボール・キラーイを応援しとったがいちゃ。今は地元のJリーグチーム、カターレ富山を中心に、いろんなスポーツを見とんがよ。バレーボール(KUROBEアクアフェアリーズ)、ハンドボール(アランマーレ富山)なども応援しとって、最近はクリケットもチェックしとるちゃ。料理、ギター、イラスト、温泉・サウナめぐりなども好きやちゃ。やわやわと頼んますちゃー

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