チャンネル登録者数4.5万人の大人気スポーツチャンネル「清田スポーツちゃんねる」がよぉ、まーた香ばしいネタを提供していたがで、ブログに書き残して置くちゃー

広陵高校問題からインターハイの闇を暴いたらしいちゃ
いちいち説明するの面倒くさいがで、GoogleChromeのプラグイン「Tina Mind」を使って、動画を要約させるとこんな感じやちゃ。
広陵高校問題が明らかにした、甲子園とインターハイの「差」を暴露
Overview
この動画は、広陵高校での出来事をきっかけに、高校野球(甲子園)とサッカー(インターハイ)を主催する団体の運営体制やメディアの注目度の違いに焦点を当てています。甲子園は改革を求められ、改善努力を続けているのに対し、インターハイは過酷な日程や報告義務の欠如といった問題が放置されていると指摘。人気や注目度の差が、こうした運営体制の乖離を生んでいると論じています。
Key Points
- 広陵高校の問題を例に、高校野球界では不祥事の報告が義務付けられているため、問題が表面化しやすい構造になっている。
- 一方、インターハイを主催する団体には不祥事の報告義務がなく、学校内で処理されてしまうため、問題が発覚しにくい。
- タレントやメディアが甲子園の暑さや日程に言及する一方で、インターハイの過酷な日程や問題点にはあまり注目が集まらない。
- 甲子園は改革(クーリングタイム導入など)を求められ、選手ファーストの運営を目指していると評価。
- インターハイは、過酷な日程や運営の硬直化といった問題が放置されており、選手ファーストとは言えない状況にある。
- 甲子園への批判は、注目度が高いがゆえに集まりやすく、その影でインターハイの問題が見過ごされている可能性がある。
- 甲子園の収益構造はチケット収入が中心で、税金に頼らず、過度な営利も追求しない理想的な運営であると主張。
- メディアや公人が甲子園ばかりを批判するのではなく、インターハイの問題にも目を向けるべきだと提言。
- 「甲子園を解体してインターハイに統合すべき」という意見に対し、インターハイの運営体制では選手ファーストの運営ができないと反論。
こんな感じらしいちゃ。
脈略なくインターハイ批判になったじゃ!!!
冒頭で視聴者から「広陵高校問題について触れてください」とリクエストがあった…とちょっこし言っただけで、内容は終始サッカーのインターハイ批判ばっかしになっとって、途中からなぜか「クラブライセンス制度がおかしい」とか言って、どんどん脱線しているアクロバティックな内容やったじゃ。
ただのWhataboutismやちゃ
清田スポーツちゃんねるの動画なんて、本物の情報を見つけるほうが難しいくらいフェイクだらけの動画チャンネルであることは、多くのスポーツファンが存じていることかと思うがやけど、今回のは「ただのWhataboutism」でしかない内容ながいちゃ。

去年の甲子園のときにおったがやけど、酷暑が厳しい甲子園に対する批判が飛び交っているときによぉ、一部の野球ファンが「じゃあインターハイはどうなんだよ!」とか言っとったがやねぇ。
これは典型的な「Whataboutism」で、自分が批判されたときに「じゃあ〇〇はどうなんだ?」と相手を批判してよぉ、自分の問題を棚上げにする詭弁ながいちゃ。
これ、冷戦期のソ連がプロパガンダでよく使っていた詭弁法ながいちゃ。具体例をChatGPTで聞いてみたじゃ。
ソ連による典型的な whataboutism の例
- 人権批判への反論
- 西側諸国がソ連の政治的弾圧や強制収容所(グラグ)を批判すると、ソ連側はこう返しました: 「では、アメリカの黒人差別や公民権運動への弾圧はどうなんだ?」
- 実際、1960年代の米公民権運動やキング牧師暗殺などは、ソ連の宣伝材料としてよく使われました。
- 自由選挙や言論の自由の批判に対して
- 西側がソ連の一党独裁を批判すると、ソ連はこう反論: 「アメリカだって二大政党制で同じような政治家しかいないじゃないか」
「労働者階級は本当に政治に参加できているのか?」- このように相手の制度の欠点を持ち出して、自国制度の問題から話を逸らしました。
- 冷戦下の軍事行動の批判に対して
- 西側がソ連のハンガリー侵攻(1956)やチェコスロバキア侵攻(1968)を非難すると、ソ連は: 「あなたたちはベトナムや韓国で何をしているのか?」
- これも典型的な「相手の悪事を持ち出して自分の正当化を図る」パターンです。
- 経済や生活水準の比較
- 西側がソ連経済の非効率や不足を批判すると、ソ連は: 「アメリカには失業者やホームレスがあふれているではないか」
- 経済の欠陥を指摘されても、相手国の社会問題を提示して議論の焦点をそらしました。
こんな感じやちゃ。
つまり、旧ソ連のプロパガンダでアメリカからの批判をそらし続けたように、高校野球への批判に対して、他のスポーツのインターハイの問題を指摘することでよぉ、議論の焦点を逸らすというのを、清田スポーツちゃんねるがやってしまっとるがやねぇ。
最近だと広陵高校の問題を、佐野海舟が不同意性行容疑(後に不起訴)の件やったり、大津高校のサッカー部のいじめ問題やったり、サッカー界の事件・問題に触れているもんがおったけど、それは典型的な「Whataboutism」でしかないちゃ。
まず、こういった詭弁は「指摘されていることから逃げている」ことに過ぎんしよぉ、なんたって「逸らしたところで指摘されている問題が解消されるわけではない」がで、本当に不毛ながよ。
それに「〇〇はどうなんだ!?」といったところで、「反」にもなっとらんし、「論」理的でもながいがで、これを「反論」だと思いこんでいる人は、論理的な思考ができない方ではないかとオラは思うちゃ。ただの「自分(の好きなもの)が批判されているのがツラいから逃げている」としか言いようがないちゃ。
それにインターハイについては廃止論が出ていることから、サッカー関係者やファン全員がインターハイを肯定しているわけではないがで、反論として成立しとらんちゃ。一部野球ファンが「インターハイはどうなんだ?」と言ったところで、駄々をこねている幼稚園児と変わらない態度でしかないかとオラは思うちゃ。
福島市の気温を引用してインターハイを叩いていた件
ということで本題やちゃ。

ということでよぉ、清田スポーツちゃんねるは「甲子園はいつも言われるのにインターハイは聖域化されてるじゃないか」とかゆっとんがやね。

のび太くんみたいなことゆってますちゃね…。
まあ、自分の好きなことがあーだこーだ言われまくったら、そりゃイライラしてしまうのは誰だってあることやろうから、多少は気持ちは理解したいところやけど、そこで「インターハイは〜」とかゆったら、そりゃ「Whataboutism」でしかありませんちゃ。
で、本来なら「Whataboutismで終わり」というところやけど、とんでもないのを見つけたがやねぇ。
インターハイは去年から浜通りで固定開催
まずインターハイについてやけど、2024年度からは夏での開催が厳しいということで、福島県の浜通りでの固定開催になっとるがよ。
Jヴィレッジがある広野町を中心に、楢葉町、いわき市で開催ながよ。福島県の南東部で茨城県に近いところでの開催ながやね。冬の高校サッカーは国立を中心とした関東で、夏のインターハイはJヴィレッジを中心とした福島県南東部…というのが、高体連サッカーの方針が定められとるがやね。
あと、清田スポーツちゃんねるは全く触れてなかったがやけど、福島に固定化される前から連戦を考慮して、前後半35分で決勝戦以外は延長戦がないというレギュレーションになっとるがやね。つまり、従来の試合形式よりは20分短縮されている形式になっとるがよ。
触れなかったのは、「高野連の方が酷暑対策をしている」と主張する清田スポーツちゃんねるには都合が悪い事実やったかもしれんねどのう。

これについては、清田スポーツちゃんねるも把握しとらっしゃるがやね。
引用しとるように、楢葉町、広野町、いわき市と書いてあるちゃ。
100km以上離れている福島市の気温を引用してしまう
固定開催については、酷暑を和らげるのを目的としているのは確かやし、Xでもサッカーファンの一部から「涼しい福島でやっている」という主張があったのはオラも見るところやちゃ。
ただ、その意見に対して清田スポーツちゃんねるは不満を持ったのか、気象庁のデータを確認したみたいやちゃ。そんで出てきたのがこれやったがやね。

なんと福島市の最高気温を引用してしまっとるじゃ!
会場になっているJヴィレッジスタジアム、ハワイアンズスタジアムなどは、福島県南東部にあるがやけど、県庁所在地の福島市とは100km以上離れていて、車でも1時間半ほどかかる距離にあるがやねぇ…。

福島県は北海道、岩手県についで、日本で3番目に面積が広い県でよぉ、オラが住んでいる富山県の3倍は面積あるとこながやね。この面積の大きさを全然考慮せずによぉ、まんまと福島市の気温を引用してしまっとったがやね…。
これだけ面積が広ければ、気候もだいぶ変わってくるところやけど、気象庁のホームページやでは「会津」「中通り」「浜通り」でよぉ、気候が3つの区分に分けられていることが紹介されとらーよ。

Jヴィレッジとか、ハワイアンズスタジアムとか、浜通りにあるがやけど、清田スポーツちゃんねるはなんと「中通り」である福島市を引用してしまっとるわけやちゃ!
ちなみによぉ、清田スポーツちゃんねるが引用したページは、気象庁のデータから引っ張り出してきとるちゃ。インターハイが行われた7月の最高気温のデータを用いてよぉ、「酷暑対策になってない」と主張しとるがやけど、↓のページの一部をトリミングしていたがやね。

ただ、ご覧の通り、福島県は福島市の気温以外が当然データに入っていて、内陸の会津地方も海側の浜通りもきっちり最高気温がデータに入っとるがよ。まあ、福島市だけトリミングしとるとか、清田さんは姑息なことしてますちゃねぇ。オラには通用せんがやけど。
ちなみにJヴィレッジがある広野町の気温がこちらやちゃ。

気温差が8℃くらい違ってしまっとるにか…。
大会中の最高気温は31.8℃ながよ。100km離れた内陸部の福島市を引用してしまっとる清田スポーツちゃんねるでは、大会中の最高気温は39℃を超えてしまっとるがやけど、気温が全く異なるちゃ。
こんだけ温度が違うわけやけど、清田スポーツちゃんねるでは、まるで「ドヤッ」と言う感じで取り上げてしまっとるがよ。ほんじゃけど、実際は福島市では1試合も行われてもないがで、ご察しのレベルであることが分かるやろう。
これでインターハイに物を申したように振る舞っているのが、すごく痛々しいなあとオラは感じるもんやちゃ。
都合の良いデータに食いついてしまったかのう?
オラとしては、浜通りでの開催でも、30℃前後の気温は十分に暑いと思うがで、素直に広野町や湯本の気温をそのまま引用すれば良いと思っとるちゃ。別に30℃前後でも「暑い」と主張できるしのう。
ほんじゃけど、どうして清田スポーツちゃんねるが福島市のデータを引用してしまったのか考察すると、こういう感じなのが考えられるやろう。
- 福島県の大きさを考慮できてなかった
- 福島の列の気温が高くて、舞い上がってしまった
- 浜通りだと気づいていたけど、わざと福島をトリミングした
だいたいこんな感じかと
前者2つやと「調べもしないでやらかした」とか「常識がない」とか「お調子乗り」といったところやけど、後者1つやと「詐欺師」「フェイクニュース」でしかないのは確かやろう。
ただ、動画を作る前にだいたい調べれば分かるようなことながで、結果的には「おバカ動画」に仕上がってしまっとるのが明確やちゃ。騙す意図があってやったとしても相当杜撰であることには変わりないやろう。
こんなチャンネルであっても、なぜかYoutubeでは45000人近くの登録者がおって、毎回再生数が数万記録しとるがで、世の末のように思えるところやちゃ。こういうちょっこし調べれば分かるレベルのデマを吐くようなチャンネルを信じてしまっとる方は、今すぐ登録を外すのが吉かと思うちゃ。
自分がダラやと思われたくなければのう。

コメント
コメント一覧 (1件)
8月20日に清田が上げた次の動画もめちゃくちゃですね
タイトルは「札幌ドームの救世主はjリーグではない!稼働率80%を目指す秘訣を解説」
『サッカーの試合がない日にヨガのイベントをやることで札幌ドームが稼働率をかさ増ししている!』という主張なんですが
エスコンフィールドもヨガのイベントを9月28日(日ハムの試合がない日)に予定しているた
め、完全にブーメランになっています
暇があったら記事にでもしてください