とれぱんふっとぼーる

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カターレ富山在籍時の安間貴義元監督について振り返るちゃ 前編

2017/09/16

FC東京の篠田善之監督が解任されてよぉ、元カターレの安間貴義氏が監督に就任したがで、カターレ富山時代について振り返ってみるちゃね。

2010年にコーチに就任

まずは、カターレ富山のJ2昇格2年目の2010年によぉ、2009年にヴァンフォーレ甲府との契約を終わった安間さんが、ヘッドコーチとして就任したがいちゃ。そんで9月に楚輪監督が成績不振で解任されたがで、安間さんが昇格することになったがやね。


そこで安間さんがやったことちゃ、システムを4-4-2から、3-3-3-1に変更して、当時の若手選手をたくさん起用したことやちゃね。確かこの当時のインタビューやったか、安間さんがゆっとったのは、「選手が自信を失っているので、アプローチを大きく変えよう」ということやったがいど、Jリーグでは採用例がほとんどない3-3-3-1を使ったがよ。

翌年も継続した3-3-3-1だが、中盤戦でシステム変更へ

実際のところ、3-3-3-1が話題になっとったがいど、安間さんが監督になって4-1-4-1でも戦うことが多くて、半分が3-3-3-1でもう半分が4-1-4-1やったがいど、シーズン途中での大胆なシステム変更で、反響が大きかったこともあってか、翌年も3-3-3-1を採用していくがやね。


しかしよぉ、開幕からチームは低調でよぉ、18位くらいをウロウロしとったがよ。3-3-3-1のフォーメーションやけど、攻撃の基本ちゃ、「ボールはすぐに最前線へ」として、いつもロングボールを入れていくスタイルを取ったがよ。更に守備面に関しちゃ、ハイラインの戦い方をしとってよぉ、サイドにボールが入ったときは、3-3-3-1の布陣のままスライドをしていく形を取ったがで、体力の消耗が激しくて、前半でスタミナを切らしてしまう試合が多かったがいちゃ。

3-3-3-1のシステムがどうこう…というよりちゃ、メンバーの半数以上が入れ替わったことも大きかったし、このフォーメーションを機能させていくには、カターレの選手のスペックが足らんかった印象はオラは感じたかのう。特にアンカーを務める平出には負担が大きいがで、シーズン中盤からシステムを変えることにしたがいちゃ。


Jリーグではよく見るフォーメーションの一つやちゃね。当時はよぉ、怪我人が多かったこともあって、選手も流動的に動くがいど、このシステムに変更してからちゃ、試合内容もだいぶ安定してくるようになったがやね。そのハイライトが8月のお盆過ぎにやったFC東京戦やったがいど、前半にバイタル崩して黒部さんが先制したら、中央の梶山やルーカスを封殺して、1-0で勝利したがいちゃ。無理に前線からプレスをかけず、守備時は5バックを徹底するがで、ハイプレスを志向していた3-3-3-1よりは、守備的にシフトしたがいど、攻撃面はシンプルに最前線の黒部に預けていくシステムで、目的がはっきりした感はあったのう。

フィジカルプレーヤーの福田の加入で、セットプレーでの失点が多かったチームは改善していってよぉ、3-4-2-1への変更で、黒部、朝日、ヨンドクらのパフォーマンスの向上が顕著で中盤戦はだいぶ盛り返してきたがいちゃね。当初は3バックの控えやった舩津がよぉ、負傷者や出場停止の選手に代わって、ボランチ、サイド、トップ下など様々なポジションでプレーできて、積極的な前線への飛び込みでゴールでも貢献できたのも、おもしかったとこやのう。

目標順位の13位辺りをウロウロする感じやったがいど、守備陣の負傷者続出とかいろいろあって、終盤は守備が乱れることが多くて、結局16位で終了したがいちゃ。

チームづくり失敗し、現実路線でなんとか残留した2012年

安間体制の3年目。舩津がセレッソへ移籍して、加藤弘堅、明堂和也、西川優大、山瀬幸宏、木村勝太が加入したがいちゃ。システムは昨シーズン中盤以降で採用しとった3-4-2-1を継続やちゃね。


しっかしよぉ、開幕から全然チームが上手く行ってなかったのう。主力の朝日、苔口、足助が開幕から出遅れたこともあってか、チームの意図がはっきりせんようなサッカーになっとって、いかんせん真ん中をスルーパス通されたり、パスミスをカウンター食らったりでよぉ、あっさり失点してしまうことが多かったがいちゃ。上手く行っとらんこともあって、4バックもやったがやけど、全然やったじゃ。


解任が叫ばれるようになったのちゃ、このあたりから顕著になったがいど、今思えばそうなっているのが普通やろうのう。中盤戦に16試合も勝利できんかったこともあったがで、最下位に転落しとるがいど、当時の清原社長ちゃ、続投を明言しとったがいど、安間さんちゃ、チームだけやなくて、補強や地域のサッカーのアドバイザーとかまで任されとったこともあったがか、いろんなことを安間さんに依存しすぎたがいちゃね。どこのチームも補強に関しちゃ、その当時にいた監督の色は出やすいもんやけど、カターレの場合は「安間さんのコネ以外でまともに選手を獲得できない」という、プロクラブとしては杜撰やと感じられる環境やったかと感じられたじゃ。

その反省があって、今は監督はチームだけに集中して、人事面は強化部が担当して、しっかり体制づくりができとるかな…とは感じるとこながいど、当時は本当に歪やったかと感じるちゃね。

監督とは不幸なお別れをしたくないもんやけど、監督を解任できる体制ちゃ、実はそれだけでも幸せながかもしれんちゃ。


…と話は脱線したがいど、チームは当初の「10位以内」から、残留のための戦いにシフトしたがいど、このシーズンも守備的な戦いを繰り広げることになったがやね。5バック+2ボランチでゴール前を固めてよぉ、ロングボールで黒部さん、裏抜けで苔口、バイタルは朝日(または國吉)、サイドは木村勝太とヨンドクが狙うというフォーメーションにしたがやね。

そしたら、やっぱし「ゴール前を辛抱強く守ってカウンター」とやることがはっきりしとるがか、チームは復調するがやね。攻撃寄りのボランチコンビやけど、人数かけて守備していく分には、守備能力での不安は少なくて、むしろカウンターの起点になった感じやったじゃ。富山県出身の森泰次郎ちゃ、この辺りが最も輝いとったと感じられたのう。そして、怪我が多かった黒部&苔口の両アタッカーが、終盤戦は出揃ったのも、復調の要因やったかと思うちゃ。

長くなったがで、とりあえずここまでにしとくちゃ。
次回は「3-1-4-1-1の2013年と無戦術の2014年」を振り返るちゃね。

-とれぱん・わーるどふっとぼーる, カターレ富山
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