とれぱんふっとぼーる

とれぱん先生がお送りする、ワールドフットボールブログやちゃ

シティグループがどうこうの判断を下すのは、まだ早いちゃね

2017/01/16

触れようかどうか迷ったがいど、マリノスについて触れるちゃね。


えらいことになってるみたいやちゃ

今冬のマリノスちゃ、えらい激動なオフになっとるちゃね。シーズン通して出場しとった小林祐三選手(鳥栖)が契約満了になってよぉ、ファビオ(ガンバ)、兵藤(札幌)など主力の放出が目立った挙句によぉ、マリノスの象徴でもある、中村俊輔まで退団してしまったがいちゃね。


中でも俊さんの移籍に関しちゃ、マリノスのオフィシャルから、移籍の経緯が説明されとって、これはえらいことになっとるがやと感じたのう。

本当にシティグループが悪いがけ?


ここんとこの混乱に関しちゃ、「2014年にシティグループが経営に参加してから、おっかしいがになった」という意見が根強いちゃね。ほんじゃけど、実際問題、シティグループの人間がよぉ、コメントを発していない状況で、そこまで分かるもんながか?と腑に落ちないとこはあるちゃね。そこは憶測の域に過ぎんがいど。

そもそもシティグループが経営に参加するようになったのちゃ、何が要因なのか?…というとこやけど、それはマリノスの経営問題が背景にあるわけで、そもそも経営的に安定してりゃ、彼らが入ってくることちゃ、無かったかもしれんがやね。財政難解消のためによぉ、年間6億の使用料を払っとったマリノスタウンからの撤退も余儀なくされたがいど、そうでもせんとJ1にすらおられんかったかもしれんと考えると、シティグループだけが槍玉に上がるのちゃ、オラには理解できんかったりするのう。

経営的な危機感ちゃ、なかなか伝わりづらいとこはあるちゃね

シティグループが銭出してくれんにゃ、今頃、ライセンスも剥奪されとったかもしれん感じやけど、そんでも「シティグループが来てからおっかしなった」というのが根強いのちゃ、やっぱし外部からの参入に冷たい、ある意味日本らしいとこにあるかもしれんちゃね。

それ以上によぉ、やっぱしマリノスさんちゃ、名門クラブやから、みんなどっかしら「まさかマリノスが潰れるわけなかろげ?」とか思っているんやないか、オラは感じるがいちゃ。

日本リーグ時代から日本のサッカーを引っ張ってきとってよぉ、Jリーグで何度も優勝経験はあるしよぉ、ホームスタジアムは2002年W杯の決勝戦やったとこやし、選手もスター選手がおるにか。それだけにブランドもあるちゃ。日産やし。しゃー、いくら数字で凄まじい債務超過がなっとってもよぉ、サポーターであっても、選手であっても、実感が無いんやないかと、オラは思っとるがいど、そこんところちゃ、どうながやろうのう?

その点、欧州やと名門クラブであってもよぉ、財政難に対しちゃ、シビアなもんで、優勝経験があるとこでも、下部リーグへ強制降格させられる例ちゃ、結構あるがいど、日本はまだそういうの無いがで、一度そういうのが発生せん限りちゃ、「まさか○○が潰れるとかありえないやろう」…と思われるのは、致し方ないかもしれんちゃね。

名選手の扱いちゃ、難しいもんがあるちゃね

実はよぉ、オラはもしかしたら、これを機にマリノスが強くなる可能性があるんやないかと思ってたりするがいちゃ。何でかとゆったら、長年プレーしてきたベテランちゃ、フラットの目線で評価しづらいとこがあるからやちゃね。

ジュビロへ移籍してしまった俊輔さんちゃ、3シーズン前はMVPになっとるし、代表を退いてから結構経っとるがいど、そんでも存在感の大きい選手には違いないちゃ。ほんじゃけど、功労者やからこそ、フラットな目線で見た評価ちゃ、しづらくしとんやないかと感じるとこはあるちゃ。

要するによぉ、俊輔さんちゃ、キック精度が高いし、フリーキック蹴らせりゃ、今も凄いがいど、その他の部分でどうながか…?ということやちゃね。

そりゃ、38歳になったもんに、湘南や鳥栖みたいにガッツリ走るようなプレースタイルを求めるのは違う…と言われりゃそうやけど、限られた2列目のポジションによぉ、そういう選手が一人使うことでよぉ、ゴール前に飛び込んでいく選手ちゃ、確実に少なくなるし、戦術面で偏りが生まれるし、「俊輔さんを活かすために誰かが合わせなければならん」という状況になりかねんからのう。そういうがになったら、チームを強くすることよりちゃ、俊輔さんを活かすことの方が優先されて、手段が目的化なりかねんとこはあるのう。

言っちゃ悪いがいど、周りの誰かが合わせてやらんなん選手ちゃ、本当に凄い選手ながか?…という疑念が出てくるちゃね。それがメッシやクリスティアーノ・ロナウドみたいに、ゲームを決めてしまうくらいの実力者ながなら、分からんでもないがいど、今の俊輔さんは現役時代のジダンほど、異次元なプレーをしてしまうくらいの選手ながけ?…と冷静に見んならんとこはあるかと思うちゃ。

これは他の選手にも言えることやちゃね。サポーターに愛される選手であってもよぉ、「タイトルを取る」というとこから目を逸らすわけにはいけんがで、功労者であってもよぉ、他から比べたら劣ると見られりゃ、減俸や放出も致し方ないかと感じるのう。

残留を要望したのちゃ、やっぱしビジネス面かのう?

コンディション不良もあってよぉ、2年位は稼働率が落ちとった俊輔さんやけど、そんでも残留を要請したのちゃ、メリットがあると思われるからに違いないちゃね。ほんじゃけど、それはピッチ上のパフォーマンスだけの話ではなくて、クラブ内の影響力やったり、集客やグッズ収益などの収入面なども加えての話ではあるちゃ。

ビジネス面で見てったら、シーズン通して出場しとった小林祐三選手ちゃ、非常に評価が難しいがかもしれんのう。功労者やし実力も十分やし、間違いなくマリノスのレギュラーやけど、彼よりも安価で将来性があって、取ってかわる選手がおると判断すりゃ、右サイドバックの彼ちゃ、地味目の選手やから、契約満了…てことになるんやないかのう?

その点、マリノスの象徴である中村俊輔選手ちゃ、「切ったら集客に関わる」と判断した…とも考えられるのう。

ビジネスという観点から考えりゃよぉ、俊輔さんの移籍ちゃ、やっぱし痛手やと思うちゃね。彼の移籍によってよぉ、熱心のサポーターさんは「どんなことがあってもマリノスを愛しとるがで、ついていく」と強く語るツイートは何度も見てきとるがいど、日産スタジアムへ足を運ぶもんが全てそうかとゆったら、決してそうは言えんやろうのう。

スタジアムへ行くもんちゃ、それぞれの価値観があって、それぞれの目的があるもんやから、「どんなことがあっても応援する」もんがおりゃ、「俊輔さんいないから、もう行かん」というもんがおっても、普通のことやし、どっちも間違えてないと思うちゃ。なんせ、観客動員するがに、いつも付いていくようなコアサポーターから、たまーに観に行く感じのライトなサポーターやったり、はたまたイケメン選手目当てのライトファンまで、様々な価値観があるもんを集めるのは鉄則やから、その面での俊輔ロスをどうしていかーか、マリノスは試されるんやないかのう?

なんせシーズン始まらんと分からんちゃ

周囲はよぉ、シーズン始まる前から「降格候補」とかゆっとったりして、あんまし期待もしとらんような感じやけど、意外とマリノスが強くなる可能性はあるんやないかと、オラは思っていたりするちゃね。

功労者がたくさん去って、戦力が落ちるんやないかという意見は分からんでもないちゃ。それに慕っていた選手がおらんがになると、ドミノ式で選手がおらんがになっていくのも、Jリーグではよくある話やしのう。ほんじゃけど、今までの選手やとできんかったことができるようになるかもしれんしのう。監督がやりやすくなるかもしれんし、選手達もベテランの選手が10代の頃やと学べんかったようなことを見についとることもあるやろうし、逆にベテランの存在が才能を抑え込んでおったこともありうるしのう。

クラブを支えてきた選手達をよぉ、大切にしていくちゃ、クラブの伝統を築いていくには必要なことかもしれんちゃ。ほんじゃけど、ベテランに合わせることで、チームが硬直化するのもありうる話やちゃ。伝統は時には足かせになりかねんからのう。荒療治やけど、先に進むためには、時にはドライな判断を下すのちゃ、必要ながかもしれんちゃ。

それに日本のサッカーライターちゃ、「硬直化」とか「マンネリ」とか指摘せんし、功労者をプレー面で冷静に分析するようなこと全く無いがいど、こんなのばっかしやと、サッカーファンの頭も偏ってくるんやないかのう?

いろいろ疑問に思うとこあるし、ライターもこの機にいろいろ記事アップしとったりするがいど、結局はシーズン始まってから、判断下すのも遅くないと思うちゃね。

-とれぱん・わーるどふっとぼーる
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