全社北信越見てきたじゃ

土曜日に長野県におったがに、なぜか日曜のJ3「AC長野パルセイロ-カターレ富山」を見んと、岩瀬サッカー・ラグビー場でやっとった、全国社会人サッカー選手権大会の北信越大会を見とったじゃ。

目次

今年の北信越全社

前回大会の王者のサウルコス福井が、去年の全社に出場しとる新潟代表のJSCこと、ジャパンサッカーカレッジと対戦したがいちゃ。前回王者と開催県(富山県)がシードになることからよぉ、その他の四県(新潟県、長野県、石川県、サウルコス以外の福井県)が組み合わせ抽選でどこの山に入るがか分けられるがいちゃね。ということで、前日に行われた1回戦の組み合わせがこうなったがいちゃ。

JSC(新潟県) – アンテロープ塩尻(長野県)
※2-1でJSCが勝利し、サウルコス福井(前回優勝)と対戦

坂井フェニックス(福井県) – 北陸大学フューチャーズ(石川県)
※1-0で坂井フェニックスが勝利し、富山新庄クラブ(富山県・開催県)と対戦

ということでよぉ、ここ近年はサウルコスとJSCが全社に出とったがやけど、今回はどちらかになったがいちゃ。

サウルコス福井-JSC

11時キックオフで、当初は間に合うようにしたかったがやけど、15分遅れての到着になったじゃ。

前半は守りを固めて少ないチャンスを狙おうとしとるJSCが粘ったこともあってよぉ、スコアレスやったがやけど、後半に入ったらよぉ、サウルコスが攻勢に出て、67分に左ポスト付近に抜けだしたFW谷尾昂也選手が、相手GKと1対1を制して先制するとよぉ、後半終了間際にFW松尾篤選手がダメ押し点を決めて、サウルコス福井が2-0で勝利して、今年の全社も出場やちゃね。

本当に暑いもんやから、前日深夜に長野から帰ったオラにとっちゃ、正直だやい気分やったがやけど、今のサウルコスとJSCを確認できて良かったじゃ。特にサウルコスちゃ、3年間監督を務めた佐野達さんが退任してよぉ、今年は去年は東海王者のFC刈谷を率いとった、石田努さんが復帰しとることもあってか、システムも基本戦術もメンバーもガラリと変わった印象が強かったじゃ。前掛かりで攻撃的やったチームが、今はオーソドックスな4-4-2で攻守のバランスを重視したチームになったのう。全員攻撃全員守備をモットーとし佐野さんのサッカーちゃ、大量得点ができる試合が多くても、逆に脆さもあった印象やったけど、石田さんは堅実性を重視しとるがやろうのう。

JSCはひたすら守りを固めてカウンター狙いやったのう。今年の北信越はアルティスタ東御とサウルコス福井の優勝争いになってよぉ、3位のJSCは北信越優勝の望みが無くなったがやけど、彼らも今年は厳しいがやろうのう。チャンスはかなり作っとったがやけど、肝心のシュートシーンで全然枠を捉えられてなかったじゃ。これでJSCは今年の地域CLは出られんがいちゃね。

坂井フェニックス-富山新庄クラブ

第2試合は坂井フェニックスと富山新庄クラブという、新鮮な対決になったじゃ。

この試合は、サウルコスサポーターの方々と一緒に見たがやけど、両チームとも元サウルコスの選手が在籍しとることもあってよぉ、そこそこのお客さんが残っていたじゃ。新庄さんの声出しは今回はおらんかったし、坂井フェニックスはおっちゃんサポーターがおったくらいやったけど、やっぱし同じとこで戦った選手達の今は気になるもんやちゃね。

こっちの試合はよぉ、結構攻守が激しく動いてよぉ、前半からオウンゴールで新庄クラブが先制したらよぉ、めげない坂井フェニックスが前半も終わりかけた頃に同点ゴールを決めとんがいちゃね。後半になったら、それが逆になって、後半開始早々になって、坂井フェニックスが新庄クラブのオウンゴールで逆転するとよぉ、新庄クラブが給水前に同点ゴールを決めとんがいちゃ。試合は2-2のまま、延長線へ突入やちゃ。

延長なったらよぉ、どっちもダヤなって、なかなか走られんがになったのう。どっちもゴール決められんで、結局はPKへ突入やちゃ。PKはよぉ、新庄クラブが3人が決めたがやけど、坂井フェニックスは2人目以降はPK失敗してよぉ、PKは3-1で富山新庄クラブが勝利してよぉ、富山新庄クラブが全社出場ながいちゃ。たぶん初めてやないかのう?

酷暑の中の試合やったもんやから、正直選手もえらい大変やろうと思ったがやけど、早々にゴールが決まった試合やからか、全体的にオープンになってよぉ、白熱された試合が展開されたこともあって、思ったよりも走れると思ったじゃ。逆転した後の坂井フェニックスは耐えられるかな?と思ったがやけど、新庄クラブが松井選手がボールをよく触るようになったら攻撃も活性化されたしよぉ、やっぱしただじゃ置かないチームやちゃね。あと、PK戦での青木選手はやっぱし妙に強いちゃね。今年の天皇杯予選でも楽しみやちゃ。

Jリーグを目指すとこと、街のクラブ

2試合目を見てて思ったがやけど、坂井フェニックスの選手ちゃ、元サウルコスの方が多いがいちゃね。GKはもともとはサウルコスで正GKやった伊藤選手やけど、コーチングしとる時の様を見とると、「どうりで見覚えがある」と思ったもんやちゃ。それに富山新庄には、同じくサウルコスでプレーしとった宮腰選手がおるちゃね。

「プロサッカークラブを目指す」サウルコスちゃ、選手達にとっちゃ、毎年毎年が勝負で、本当に厳しい戦いを経とるがやね。プロ目指しとる以上は、常に地域CLで勝ち抜くことを前提とせんならんがで、どうしても選手を入れ替えなければいけんことがあるちゃね。それに梅井さんや畦地さんのように上のカテゴリーへ行った選手もおるしのう。ほんじゃから、彼らは仕事しながらサッカーしとる立場でもよぉ、常に競争していかんならんし、Jリーグの選手と同様に、毎年毎年が勝負やし、上手く行かんかったら、チームに残れないのが現状やないかと思うちゃね。

逆に坂井フェニックスとか、富山新庄クラブちゃ、なんて説明すりゃいいか分からんねど、スタンスとしちゃ、街のクラブやちゃね。「アマチュアがプレーするためのクラブ」という感じかのう?

富山新庄クラブちゃ、カターレでプレーしていたもん、合併してカターレができた頃にカターレに入れなかったもんが、新庄クラブで長くプレーしとったりするがやけど、こうやって受け皿になって、サッカーをプレーさせてあげられるチームがあるちゃ、やっぱし素敵なもんやちゃね。坂井フェニックスについてちゃ、オラはほとんど知らんかったがやけど、サウルコスを退団した選手の受け皿になっとるがやろうと感じるちゃね。

富山やと「カターレ」、福井やと「サウルコス」が、その県でトップでやっていくクラブやけど、県内の選手の受け皿になる、「富山新庄クラブ」「坂井フェニックス」といったクラブも、その地を支えているサッカークラブやと本当に感じるもんやちゃね。特にさっきまで試合しとったサウルコスの選手が会場に残ってよぉ、坂井フェニックスにおる元同僚を応援しとる様を見とると、感慨深いものがあると感じたじゃ。

なんのせ、本当にサッカーが好きながやろうと思うちゃね…。

近場のサッカーも魅力は詰まっとるちゃね

最近はJリーグと海外を両方かじっとることもあってよぉ、アマチュアサッカー関係は、あんまし見られないのが現状でよぉ、いつもチェックしとったコミュサカ界隈も、そんなにチェックできとらんのが本当のところやけど、改めて岩瀬で全社予選を見ると、やっぱし「ここはここでの魅力がある」と思ったのう。

サッカー場らしく、ピッチが近いもんやから、細かい指示やったり、「どりゃあああ!」とか「いってぇぇぇ!」みたいに、叫びながらプレーしとるとことか見れるし、サポーターと選手の向き合い方もJリーグとは違うもんはあるしのう。「アマチュアは見ている人が少ない」とか「競技レベルが低い」とか低く見ることは簡単やけど、人が少ないからこそ見えるもんはあるし、荒削りなのが目立つ中での上手いプレーを見ると驚かされるし、いろいろ発見はあるちゃね。

もちろんJリーグにこだわるのは悪いとは思わんちゃ。ただ、Jリーグと違う魅力が溢れているのは間違いないちゃ。

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