J3第10節 SC相模原 – カターレ富山 / 開始早々のゴールで決まったじゃ

2022年5月30日2022年6月4日

前節はYSCC戦に5-1で大勝したカターレはよぉ、アウェーのギオンスタジアムで現在15位のSC相模原と対戦やちゃね。

フォーメーション

カターレのスタメンやけど、天皇杯1回戦の藤枝MYFCとほぼ同じメンバーながいど、中盤の一角の姫野宥弥が不在ながいちゃね。ベンチにも入ってないちゃ。シャドーの位置には松本雄真とアルトゥール・シルバやちゃ。アルトゥールはJ3では初スタメンながいちゃね。

相模原のメンバーやけど…前節とはかなーり代わっとるちゃね。さすが薩川了洋新監督の初陣ということもあって、メンバーもシステムも変えてきとるのう。4バックに変えてきてよぉ、メンバーも船山貴之、圍謙太朗、鎌田次郎、中原彰吾あたり以外は、ほとんど変わっとんがやね。何をやろうとしとるのか全くわからんじゃ。

開始早々にゴールやちゃ

コイントスでよぉ、相模原が風上にたったということもあってよぉ、キックオフからの流れは相模原が押し気味に進めとったがやね。ロングボールでカターレのゴール前へ放り込むとよぉ、カターレの守備陣は身体を張って守るちゃね。おそらく相模原としては、早々の奇襲を仕掛けてゴールを狙いに行っている…というのがよぉわかる展開やったじゃ。

ゴール前で集中を切らさず守ったカターレはよぉ、8分に逆襲を仕掛けたがいちゃね。そんで右サイドを中心にゲームを組み立てるとよぉ、フリーキックを獲得したがいちゃ。そのフリーキックを碓井鉄平が蹴ったボールがよぉ、ゴール前をスルスルっと通過してよぉ、誰も触らないまま、ゴール左に吸い込まれて、カターレが先制点をゲットながいちゃ。

半ばラッキーゴールという形ながいど、これは碓井さんの蹴ったボールが見事やったやろう。これはなかなか対応が難しいボールやちゃね。敵味方関係なく、誰かが触ったら、そのままゴールに流れてしまうような弾道だけによぉ、相手守備陣の対応も難しいもんやったに違いないちゃね。

徐々に整備されつつある攻撃陣

あんまし時間がなかったがで、図解は今回はなしやけど、解説はするちゃね。

前半の流れとしては、2点目は十分に狙っていける展開やったのう。2トップの関係としては、吉平翼が1トップで前線に貼りながらよぉ、もう片割れの川西翔太がボールに絡んでいく流れやちゃね。その川西の動きをアルトゥール・シルバ、松本雄真が追い抜きながら、攻撃を仕掛けていく感じやのう。

そんでポイントになってくるのが、開幕戦以来、右ウイングバックでのスタメンに戻ってきたルーキーの神山京右やちゃね。非常にインテリジェンスに優れた選手でよぉ、相手を引き付けながらパスを出していく上手さと、スペースがしっかり見えていて、長短のパスを使っていける選手やちゃね。これはこれまで右ウイングバックで出場しとった松本雄真も良さはあったがいど、守備面での対応などを考慮したら、今季のカターレにおいては、神山くんの存在ちゃ、かなり大きいもんやと感じさせられたじゃ。

このことに関しちゃ、今後の試合で図解していくことにするちゃ。

後半にダヤなってきたがいど粘り勝ちやちゃ

ただ、後半になってくると、カターレのハイプレスも緩くなっていって、運動量が落ちていったがいちゃね。

その後にカターレはプレスはあまり行わずによぉ、5バックを堅持しといて、しっかり守り通すことを徹底しとったのう。カターレとしては追加点を奪って行きたいところやったがいど、きっちりとゲームを締めていくようにプレーを選択しとったがやね。

案の定、相模原が攻勢に出る流れやったがいど、まあ相模原の攻撃に関しちゃ、途中出場の藤本淳吾のアイデアに任せたサッカーになっとったこともあって、カターレとしては対応は難しくなかったかと思うちゃ。相模原の攻撃陣に関しちゃ、外からのクロスでゴールを狙っていこうとしとっても、最前線にいるのがベテランの船山貴之だけであって、ボックス内で勝負する選手があまりいなかったこともあって、この試合でのカターレの選手の集中力であれば、なんとか守りきれるやろう…と見ていたがいちゃ。

最後はしっかりとカターレが無失点で守りきって、1-0で勝利やちゃね。今シーズン初めてのウノゼロの試合やちゃね。これで公式戦3連勝を飾ったがいちゃ。