1年前にあった女性向けタイツメーカーのATSUGIによるプロモーション「ラブタイツ」のツイートを再び見たがいちゃ。
ATSUGIの「ラブタイツ」
このツイートがきっかけながか、また吹き替えした感じながいど、オラとしては「まーたその話するがやねえ…」と思ったもんやのう。
この件は簡単に説明すると、約1年前にタイツメーカーのATSUGIがよぉ、新規顧客獲得のために、人気絵師を採用して、タイツを履いた女性を描いた企画やったがやね。
ただ、この中の一部に性的なものがあったり、企画の中心人物である、よむ先生の過去の作品とかが掘り出されたこともあってか、えらい炎上しとったがやね。「ATSUGIのタイツなんてもう買わない!」「男目線を誘発するつもりか!」「男に媚びやがって」「タイツを性的に描いたらダメだ」みたいな感じやったのう。
まあ、一通り描かれたイラストを見たところ、オラが性的やと思ったのは1,2枚くらいであって、ほとんどはそういったもんでもなかった感じやったけど、全部が全部否定されるような雰囲気になってしまったもんやのう。
とはいえ、性的な広告はないわけやないがで、イラストだからといって「性的なのは本当にダメながけ?」…という疑問もあったりするのう。
そうはいっても、支持をするツイートも見かけたし、人気絵師のファン層を考慮したら、コミケに足を運ぶような若い女性に向けたもんかなーと思ったもんやから、ATSUGIの企画者としては、新規顧客獲得を意識されとったがやろうなーと思ってみていたがやね。
顧客やないオラは完全な外野に過ぎんがやけど、マーケティングの側面で考えたら、「男に媚びる」のは完全な的外れで「好きな層を狙った」というところに尽きるやろう。
なんのせ、是非はそれぞれが決めればいいやろう。
嫌いを共感し合うのは気持ち悪いちゃね
…と同じようなことを書き続けるのはどうかと思うがやけど、ちょっと思ったことがあるがいちゃ。
この際、オブラートに包まずハッキリ言うことにするちゃ。
1年後も嫌いなもんに執着するとは、あんた頭大丈夫なが!?
ちょうど1年前でもオラの考えとしては「嫌なものなら自ら距離を取ればいい」というのは変わらんかったし、ATSUGIのラブタイツが出てきたところで、Twitterで発狂するまでになるもんかと思っとったがいど、これが1年以上も続いているのちゃ、正直言って「嫌いなものに執着しすぎてないけ?」と思ってしまうがやね。
自分の視界から消すようにするとか、ATSUGIに代わる違うブランドを好きになるとか、いろいろ考えられるわけやけど、いつまでも「ATSUGIは許せん!」みたいになっとるのちゃ、どうかしていると思うちゃ。
そんでもって、再び蒸し返したことによって、1年前のことを思い出しては、再び怒りをぶつけるような人がおったりするもんやけど、これも意味不明ながやね。
なんていうかよぉ、嫌いなもんで共感しあっている感じで、気持ち悪いちゃね。
別にATSUGIのラブタイツに対して、人がどう思うのは勝手やし、それは内心の自由であるちゃ。ただ、オラからしたら、ATSUGIの企画に対して「気持ち悪い」と言ったもんが、再び蒸し返して同じようなことを言うような行為の方が、もっと気持ち悪いと思うちゃ。
不幸にしか見えない人達
ATSUGIのこの件については、過去の宇崎ちゃんの献血コラボや、最近のVTuberの戸定梨香さんの交通安全動画の件にも通じるところで、広告表現に関するハレーションながいど、3つとも共通して思うことがあるがやね。
これらに感情的になる人は不幸にしか見えない
オラなんかは周りの誰かが不快であったとしても「自分の好きを追って語り続ける」方がよぉ、精神衛生上に良くて、あらゆる物事が前向きになって良いことやと思うがやけど、こういうのに噛みつかざるを得ない人達ちゃ、すごく可哀想な人達に見えてくるがやね…。
あいにくTwitterやと、同じ不幸な目に遭っている人がおって、それで傷を舐め合うことは可能やし、共感しあって溜飲を下げることはできるがいど、そんなことをやったところで、別に楽しみを見出すことはできんし、自分のためになるようなことなんて、ほとんどないがやね。
そんなことしとる場合やったら、やはり何気ない日常の中でもよぉ、新しいことを取り組みながらでも、楽しみを見出していくことに尽きるちゃ。
ジェンダー学の教授やったり、フェミニストの人達ちゃ、表現とかでも女性が家事をやっているものを見ると、猛烈なアレルギー反応を見せることがあったりするもんやけど、オラはそれは不幸な人の仕草に見えてしまうちゃ。
この世の中には、その家事から自分のできることを広げてよぉ、おしゃれなハンドメイドやったり、国際的な料理の数々やったりよぉ、新しい価値を提供していっとる女性がたくさんおられるがやけど、そういう方々を見ていると、「女性は家事を押し付けられている」みたいに苦痛として捉える方々ちゃ、何も楽しみを見出すことはできない人達ながやね…と感じてしまうちゃ。
オラとしては、ああいう惨めな人にはなりたくないもんやちゃね。やはり、日常の中からでも自分の好きを見出して、とことん追っていきたいと改めて思ったじゃ。
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