第30節 カターレ富山 – セレッソ大阪U-23 / 劇的な逆転勝利やちゃ

前節はJ3優勝のブラウブリッツ秋田の無敗をストップさせたカターレ富山がよぉ、ホームで最下位のセレッソ大阪U-23との対戦ながいちゃ。U-23チームとはこれが最後の試合になるちゃね。

フォーメーション

カターレのスタメンは前節からはルーカス・ダウベルマンに代わって林堂眞が復帰しとるちゃね。前節はビッグセーブを見せた齋藤和希はこの日もスタメンながよ。秋田戦のメンバーから変更はほとんどないちゃ。

セレッソ大阪U-23も前節からはあまりメンバーを変えてないがやね。ウェリングがいないがで、1トップにはエースの藤尾翔太で、前回の対戦では手を焼いた前田龍大がシャドーに入っとるちゃね。オーバーエイジは西本雅崇と秋山大地の2人やちゃ。

最下位とは思えないセレッソ大阪U-23

この試合は終始、セレッソ大阪U-23のペースで進んどったがやね。

カターレとしては、ここ数試合の中では内容があんまし良くない試合やったがいど、オラが思うにはセレッソ大阪U-23の試合内容が素晴らしかったがで、カターレとしては上手くゲームを進められんかった…ところに尽きるのう。

どちらも3-4-2-1を採用しとるチームながで、ミラーゲームになっていくがやね。そうなってくると、個々のレベルの高い方か、もしくは組織力の高いチームが試合を優位に進めてくるがいど、セレッソ大阪U-23の方が組織面で上手やったのう。

後方から繋げてくるカターレとしては、3バックの1人がボールを持ったらよぉ、その対面の選手が詰めてくるがやね。他のチームやったら、連動もなくて、ガーッと突っ込んでくるチームは多いがやけど、トップチームのミゲル・アンヘル・ロティーナ監督の影響ながか、そこら辺は整備されてきとるのか知らんがやけど、試合見ててオラは「とても最下位になるチームのサッカーやと思えん」と感じたのう。

いかんせんこうなってしまったらよぉ、カターレの2列目の選手が前向いてプレーすることは容易でなくなってくんがで、前節は素晴らしいプレーを繰り返しとった碓井もタイトな寄せに封じられてしまって、同じようなプレーができんかったがいちゃ。そんでもってロングボールを蹴ろうとしても、大野のとこには精度の良いボールは入っていかんかったがで、これやと上手くいかんちゃね。

上手く修正を図ろうとしとっても、結局はセレッソのペースには変わらんかったがで、前半のカターレとしちゃ、ほぼ我慢する展開で「何よりも先制点を奪われんこと」に徹していたのう。

消極的な姿勢

後半に入ってくると、セレッソも若干運動量が落ちてきてよぉ、オープンな展開に持っていけるようになってきたじゃ。後半立ち上がり早々には、3バックの戸根一誓が上がってきて、ミドルシュートを放ったりと、少しずつやけどシュートチャンスも作れるようになったじゃ。

ほんじゃけど、ボールを持っても攻めきれずに、セレッソの守備陣を崩せんかったじゃ。流れが悪いときには、多少は強引にゴールを脅かすシーンを作っても良いところながいど、カターレは形にこだわりすぎたところを見せてしまったようやのう。

そんで85分によぉ、林堂が相手DFと競り負けたところでボールが左に流れてよぉ、そこから折り返したら、途中出場の松本凪生の足下に入って、その松本がきっちり決めて、セレッソ大阪U-23が先制したがいちゃ。

いかんせん守備対応がゆるすぎたじゃ。ここで万事休すかと思ったのう。

アディショナルタイムに奇跡が起きたじゃ

ほとんどセレッソ大阪U-23のペースで試合が進んどったし、カターレは攻撃にも焦りが出て、アディショナルタイムに入るまでも、これといって良いところがなかったがやね。

ほんじゃけど、91分にゴールキックを跳ね返したカターレがよぉ、スルーパスから武颯が裏に抜け出して同点ゴールを決めたじゃ。あまりスキを見せなかったセレッソ大阪U-23やけど、見事に裏に抜け出したゴールで同点に追いついたじゃ。

そんで試合終了間際にはよぉ、自陣でボールを奪ったカターレはよぉ、宮城天のドリブル突破から中に折り返したらよぉ、最後は20m付近から武颯がミドルシュートを決めて、カターレが逆転勝利を決めたじゃ。

試合は最後まで何が起きるのか分からない…そういうところをカターレが見せつけてくれたじゃ。

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