第10節 鹿児島ユナイテッドFC – カターレ富山 / 両サイドの攻防が鍵になるちゃ

前節は相模原に3-0で勝利したカターレはよぉ、アウェーで鹿児島ユナイテッドFCと対戦やちゃ。今シーズンはじめて九州遠征になるちゃね。それでは鹿児島ユナイテッドFCについて触れていくちゃ。

J3では初の出戻りチームやちゃ

昨シーズンはJ2で戦ってきとったがやけど、最終節で栃木SCに逆転されて、21位が確定してしまってよぉ、J3の最終節でライセンスを持たない藤枝の3位が決定してしまったがで、J3創設以来、初の降格チームになってしまったがいちゃ。

J3に戻ってきてのシーズンでは、金鍾成監督が続投したがやね。ただ、キャプテンの赤尾公を始めに、永畑祐樹、田上裕、吉井孝輔、西岡謙太、藤井貴之、冨成慎司、田中秀人、堤俊輔、中原優生、谷口功と、鹿児島ユナイテッドFCの創成期を支えた選手たち11人も現役引退されたがやね。

一方で清水や甲府で長くプレーしてきたベテランの青山直晃、ジョンソンさんの秘蔵っ子でもある田辺圭佑、栃木から藤原広太朗、浦和から井澤春輝、相模原からジョン・ガブリエル、大分から馬場賢治など加わっとるちゃね。

多くのベテランが引退して、昨シーズンの現有戦力を中心としながらも、新陳代謝しながらJ2復帰を目指す鹿児島の今シーズンはよぉ、まさに時代の節目となるシーズンながいちゃ。

フォーメーション

長野戦のフォーメーションはこちらやちゃ。システムは4-4-2を組んでいるちゃ。現有戦力を中心にしながら、失点が多かった守備陣は補強した選手が加わっとる感じやちゃね。田辺圭佑、藤澤典隆など秘蔵っ子の選手など、メンバーの多くはJ3でもお馴染みの選手が多い印象があるちゃ。

得点力は16となかなか高いがやけど、失点数は14になっとって、補強の成果がイマイチ出ている印象がないちゃね。得点力はガンバU-23戦は4得点、セレッソU-23戦は5得点と、固め打ちする傾向が強く見られるのう。

ちなみに元カターレの平出涼は、5試合出場でスタメンが3試合、第5節に1得点という結果で、萱沼優聖は第1節に前半だけ出場したくらいやちゃ。2人共、レギュラーというわけにはいかないみたいやのう。

ハマると強い攻撃

攻撃的なサッカーを標榜する金鍾成監督のサッカーちゃ、前半で5得点も決めたセレッソU-23戦がそうであるように、ハマるとガンガン得点が入っていくのちゃ、この監督さんのサッカーらしいところやちゃね。琉球が優勝したシーズンは、まさしく「2点取られても3点取る」みたいなサッカーやっただけに、得点力で圧倒するというスタンスやったし、それは鹿児島でも変わらんがいちゃ。

この試合でもそうながやけど、鹿児島がゴールを量産するときちゃ、前線の2トップとサイドアタッカーの2人をあわせた4人が必ずペナルティエリアに侵入してきとることやちゃね。そこからクロスを得意とする両サイドバックが入れてきて、ゴール前でガチャガチャしとるところで、強引にねじ伏せていく…という感じながやね。

同じような局面になったら、ショートパスを使って崩そうとするカターレとは違って、結構シンプルにボールを入れてきて、人数をかけて攻めていこう…というのが、ジョンソン監督のやり方…とも言えるのかもしれんちゃ。

こういう局面になったら、鹿児島は結構強みを発揮していく傾向にある…のは、カターレとしては要注意していかんなんところやちゃね。

キーマンは35歳のベテラン酒本憲幸

ジョンソン監督に関しては、琉球時代とはさほどやり方は変えていなくて、攻撃時に関しては2-4-4になるくらいのアグレッシブなサッカーながやね。両SBに関しては、実質ウイングといってもいいのかもしれんのう。

前線のキーマンになるのは、やはりベテランでキャプテンの酒本憲幸やろう。セレッソでは堅実なサイドバックとしてプレーしとったがやけど、鹿児島へ移籍してからは、攻撃の選手に変身しとるがやね。

これはえらい驚きながいど、CFの位置にいてボールを収めながら、裏を狙っていく米澤令衣にスルーパスを出したり、近くでボールを受けに来る五領淳樹に渡して、彼の突破力から打開していったりと、周りを使っていくのが上手い選手やちゃね。そしてゴール前ではしっかり詰めていく集中力も備わっとるちゃね。もちろん元々守備の選手やっただけに守備面での貢献も大きく、今やオールラウンドなFWと言えるやろう。

鍵は両サイドの攻防

90分見たのはこないだの長野戦だけで、あとはハイライトをチェックしたくらいやけど、このチームは両サイドが攻撃的な姿勢が強いチームだけに、ボールの失い方が悪いと、どうしても両サイドの裏がガラガラになる傾向にあるちゃ。

0-4で負けた岐阜戦がその顕著な例で、ほとんどのゴールがガラガラなサイドを使われとるがいど、そこを突破されると、センターバックとGKの選手の頑張りにかかってきとるがで、カターレとしては間髪なくカウンターで突いていきたいところやなかろうか?

前節の相模原と比べたら、ボールへの執着心が激しくてよぉ、強気にサイドを上げていくチームだけに、カターレとしては、その強気に出てくるところを圧し折るくらいの展開には持っていきたいところやちゃね。

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