【秋田豊監督に進言?】いわてグルージャ盛岡の強化案について考えてみたじゃ

こないだの「いわてグルージャ盛岡-カターレ富山」で岩手サポーターの方と感想戦をやっていたがで、その延長として「どうやったらグルージャは強くなるのか?」とか考えてみたじゃ。

目次

フォーメーション

カターレとの試合のときは4-2-3-1やったがいど、基本的にこのチームは4-4-2と見ておくのがいいがやろう。GKは元栃木の正GKで前ヴェルディの鈴木智幸、守備陣はジュビロ磐田で100試合以上出場してきたベテランの森下俊を始めに、下畠翔吾、藤井航大、牟田雄祐、中村太亮とベテラン揃いやちゃね。

中盤は水戸で鈴木隆行とのコンビで活躍しとったテクニシャンの橋本晃司を始め、J3で実績十分の後藤京介、有永一生、脇本晃成に、攻撃陣は2015年に32得点の岸田和人を始めに、3人のブラジル人(ブレンネル、モレラト、モライス)が加入しとんがよ。チームの半数以上が新加入やちゃね。

1分4敗と大苦戦

第1節 ブラウブリッツ秋田 ●0-4
第2節 ヴァンラーレ八戸 ●0-2
第3節 福島ユナイテッドFC △1-1
第4節 藤枝MYFC ●1-3
第5節 カターレ富山 ●1-4

しかしよぉ、大補強して今季はえらい注目されたがやけど、開幕からチーム状況がよろしくなくてよぉ、いきなり開幕戦にブラウブリッツ秋田に0-4で負けて以降、全然結果が出てないちゃね。

…まあ元々最下位のチームやったし、なかなか難しいのは確かやったがいど、実績がある選手が揃っていただけに、秋田豊監督の手腕を疑問視されているちゃね。Jリーグ通算2勝で、当時JFLの町田では途中解任されとることもあって、ある意味「ネタ監督」とされとるがいど、こんなことになってしまうとは、やっぱし監督の重要性を感じざるを得なかったのう。

とはいえ、まだ始まったばっかしやし、今回は「どうやったら良くなる?」のか考えていきたいとこやちゃ。

平川元樹のCBコンバートについて

…ということで、まず気になるところから一つ触れるちゃ。

大卒2年目の平川元樹をセンターバックにコンバートさせとることやちゃね。札幌の下部組織出身で、大学でもずーっとFWで起用されとったし、昨シーズンも出場した試合はFWだっただけに、気になるところやちゃ。

これをどう思うのかは非常に難しいところやのう。正直言って、何度も試合を見る感じやと、彼のところを頻繁に狙われているのが明確なだけに、我慢して使い続けているのは、考えさせられるところやのう。

身長が185cmやから、長身を買われてセンターバックにコンバート…というところやけど、頻繁に裏を取られるし、ボールは拾えないがで、ちゃんと指導受けているのか疑問に感じるところはあるちゃ。

カウンターは悪くないちゃ

攻撃面も岩手は雑なところが結構あって、最初のビルドアップの段階でミスパスがやたら多いのと、ペナルティエリア近くまで侵入していっても、単純にクロスで終わることがあって、点を取るのも苦労しそうなチームながいちゃ。

ただカウンターは悪くないちゃ。福島戦でのゴールがカウンターから決めたものだっただけに、試合を見ている感じやと、カウンターに持っていけば、形は作れないこともなさそうなチームやちゃね。

こないだも前半に先制した後に、カターレのミスからショートカウンターを仕掛けて、最後はモレラトが鋭いシュート打ったシーンとか、良いところが出たと感じたがいど、カウンターに持っていけば、得点のチャンスは作れそうなチームではあるちゃ。それも岸田和人という実績十分な得点源はおるしのう。

ただカウンターの発動は相手のミスが起点だけに、自分達でボールを奪うにはどうするかも考えんなんちゃ。

チームの最重要選手は小谷光毅

そして岩手の試合を見てて思ったことが一つあるちゃ。

たくさんの選手を補強したといっても、いわてグルージャ盛岡の中心は、やはり小谷光毅やないかと思うちゃね。

2018年に海外のクラブを経て、岩手に加入した小谷はよぉ、セントラルハーフとして活躍して、翌シーズンには隣県のブラウブリッツ秋田へ移籍しとんがやね。そのときに新加入ながらキャプテンに任命されとったがいちゃ。

ただ、復帰してきてから開幕から起用されとるポジションが左サイドながやね。元々セントラルハーフをやって、そこからパス出しとかやっとったがいど、今は小谷自身が裏に抜ける動きをやろうとしとんがやね。

そんでも彼はかなり器用な選手やし、岩手の中では彼を経由すると得点の可能性も広がってくるのは実感するがいど、その役割はカターレ戦で後半にいい動きしていた大垣や嫁阪にもできるんやないかと感じるところやちゃ。

実際に大垣や嫁阪の仕掛けはおっかなかったし、小谷は下がってパスを回しとる方がプレスを回避されやすいのは感じられただけに、やっぱし小谷はセントラルハーフで起用して、最終ラインに下がってボールを受けつつ、展開していく役割をやっていくのが良いのかと感じられるのう。

大垣勇樹と嫁阪翔太に関してやけど、彼らは昨シーズンから所属しとる選手やけど、攻撃面で目立っているのは彼らやちゃね。前者は仕掛ける力は持っているし、後者はアジリティが優れているしのう。5人交代を利用して、前後半で交代して使い分けるのも戦略としては面白いところやなかろうか?

「J3とは思えない補強」とか言われてきとる岩手やけど、獲得した選手には昨シーズンはあまり試合に出ていなかった選手もおるちゃね。そう考えたら、昨シーズンは最下位とはいえ、現有戦力を再評価するのは必要かもしれんちゃ。

やはり守備組織の整備は必須やちゃ

ただ、岩手の問題は、やっぱし守備やちゃね。後半は無得点やったがやけど、あれだけ組み立てられるようになって、決定機も作れるようになったのは、攻撃面はそれなりの力があるという証ながいど、いかんせん相手に攻められるとあっさり失点に繋がってしまうのは問題やちゃ。

プレス行かないのにラインを上げたら、そりゃ裏を狙われるしよぉ
相手に詰めないとパスはずーっと繋がれるしよぉ
そもそもラインが揃っていないしよぉ
それぞれの守備位置に来たら守る…では大変やにか。

いろいろ考えてみたがいど、やっぱし組織で守る守備やちゃね。これは平川選手のコンバートがどうこう以前の話やろう。守備の約束事をきっちり決まっていないと感じられるだけに、まあそこから…ながやろう。

全ては秋田豊監督がどう判断するのか…に尽きるがいど。

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