名作シューティングゲーム「シルフィード」について語るちゃ

時事ネタとか書いても、結局同じようなこと繰り返しそうやし、サッカーについて書こうと思っても、試合そのものやっとるわけやないがで、今回はゲームについてやちゃ。

セガのヘビーユーザーやったオラとしちゃ、メガCDで発売されとったシューティングゲーム「シルフィード」は思い出深いがいちゃ。

元祖はPC版で1986年に出たがいど、メガCD版は移植というよりも「完全オリジナル作品」やちゃね。

あの時代はゲーム自体が2Dから3Dに移行していく時期でよぉ、今ほどツルンツルンに表現されたわけやなくて、カクカクのポリゴンでしか表現できんかったがいど、それがその当時、えらい斬新でナウかったがいちゃ。

大半のゲームは2Dかドット絵やった、当時のメガCDのスペックでよぉ、ポリゴンとか表現するのちゃ、えらい大変なものかと思っていたがいど、実は背景はムービーであって、全画面をポリゴンで表現しているわけやなかったがいちゃ。なんというか、予め用意された動画を背景にして、その前で自機を動かしている感じ…やちゃね。

3Dを表現しているようで、実は2Dの縦スクロールシューティングながいちゃ。それを上手く見せていく演出は素晴らしいものやちゃ。

何度もやっとったら、宇宙基地が点滅したり、空母などが撃墜されるのは、毎回同じやから「動画」やとすぐに分かってしまうものやけど、背景とプレーしている部分の境目が分かりづらくしとるのは、本当に見事なゲームやちゃ。当たり判定のある隕石と当たり判定の無い隕石とか、初見やとわからんしのう。

なんか背景画像に関しちゃ、あのNASAが協力しとって、スタッフロールにもその名前が乗っかっているみたいやちゃ。

そんでゲーム業界では著名な作曲家で、長野県松本市出身の岩垂徳行さんが担当されとるちゃ。いやあ、あの当時の音源とか、本当に限られた中ながに、えらい曲作るもんやちゃ…。

この後、PS2版、Xbox360、Androidで続編がリリースされたがいど、映像がきれいになりすぎてて、声優もバンバン使い過ぎて、PC版、メガCD版にあったようなシルフィード独特の「硬質感」は失われてしまっとる印象はあるかのう。

ただ、これは時代ごとで求められるものが違うがで、仕方のない話やちゃね。

あくまでオラの感想に過ぎんがやけど、シルフィードの雰囲気ちゃ、あの当時だからこその味わい…なのかもしれんのう。できることが多くない時代やから、その中でいかに表現していくか…を問われたからのう。



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