お別れのニュースやちゃ。

2023年から3年間、カターレ富山の正GKとして活躍してきた田川知樹がよぉ、期限付き移籍期間満了になったがいちゃ。そして来シーズンは北海道コンサドーレ札幌へ期限付き移籍することになったがよ。
本当に感謝に尽きるちゃ…。カターレ富山の歴史に名を残す名GKやと思うちゃ。
2021年から興国高校から横浜F・マリノスへ入団してよぉ、2年間はプロ選手としての出場がなかったところでよぉ、2023年シーズン開幕直前になってカターレに加入したがやね。当初は全く出場機会がなかったGKだったしよぉ、バリバリに活躍しとった山田元気(現ブラウブリッツ秋田)の後になるだけに、当時はGKは懸念材料になっとったのを覚えとるちゃ。
プロとしての下積みはマリノスで積んだがやけど、これまでプロ選手としての活躍はカターレ富山での3年間だけによぉ、まさに「カターレ富山が育てた」と胸を張って言えるくらいの守護神やちゃね。
デビュー当初の印象としては、前任者の山田元気とはだいぶスタイルが違って、足元でとにかくボールを触れたがる感じやったのう。今どきのGKっぽいGKといえるがやけど、正直「ちょっと強気すぎんけ?」と思うところはあったじゃ。足元でとにかくボールを扱いたがるところとかそうやし、前に出たがるところを見ての通りで、気持ちがかなり前に出る選手でよぉ、見ていて気持ちいいものがあったがやね。
足元でボールを扱いたがる割には、軽率なパスミスで失点を招いたり、全然合わずにタッチラインを割りまくったりしたこともあったがやけど、徐々に改善していったしよぉ、試合をこなすたびに成長を感じさせられて、本当に心から応援したくなる選手やったのう。セービングにしても当初は連携の甘さからのミスとかあったし、ハイボールの扱い方も正直怖いところも結構あったがやけど、最後の3試合を見ていると、その辺りもかなり完成されてきてて、本当に頼れる男になったもんやちゃ。
PKにまつわる出来事なんて、田川知樹の真骨頂やったんやないかのう?PK戦になった試合は全部勝利しとるがやけどよぉ、妙に読みが強いところやったり、自分でPK蹴るときには相手GKが絶対反応できないレベルでのシュートをかましたりと「かっあんたなんちゅーことしとらーよ」とよぉ思ったもんやちゃ。
なんか語り尽くせないほど、思い出が沢山あるちゃね…。正直言うと、まだまだカターレでプレーして欲しい気持ちはあったがやけど、さすがに4年以上も借りることもできないやろうし、あくまでもイニシアチブは保有権を持つマリノスの意向も重視されるだけあって、クラブから「残ってくれ」とは言い難いところはあるちゃ。3年間の活躍に大感謝やし、札幌でも活躍してよぉ、Jリーグを代表するGKとか、日本代表とか目指して頑張って欲しいちゃね。
田川知樹ありがとうやちゃ。

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