【クリケット】T20W杯予選終了やちゃ。日本は健闘したじゃ

日本のスポーツメディアでは全く取り上げられとらんかったがやけど、10月8日から10月17日までよぉ、クリケットの男子T20ワールドカップのアジア太平洋予選が中東のオマーンでやってたがよ。

この予選はよぉ、最初に3チーム総当りの1次リーグをやって、上位2チームが「スーパー6」と言われる変則型の総当たり戦をやってよぉ、そのスーパー6の上位3チームに入ればW杯出場やったがよ。

その上位3チームに入ったのは、ネパール、オマーン、UAEの3チームで、残念ながら日本は敗退ながよ。

ただよぉ、世界のクリケットの中では、最も激戦区であるアジアのブロックでよぉ、ICCランキング22位のクウェートに勝利して、スーパー6進出しとったじゃ。これまでクリケットではこれといっての実績を挙げてこれなかった日本にとっては、W杯出場目前のところまでいったのは快挙といえるちゃ。特にクウェート戦の勝利は、クリケットメディアでは結構大きく扱われて「歴史的なアップセット」とまで言われていたしのう。

2年前の予選も見ていたがやけど、この2年の中でよぉ、日本代表の出場資格のある海外拠点で活動している選手が次々と入ってきて、だいぶ戦力がアップした感じやったがよ。その中でも素晴らしかったのは、3番目のバッツマンとして出場していたエサム・ラフマンやったじゃ。今まではキャプテンの門脇フレミングケンデルにバッティングは大きく依存していたがやけど、ラフマンはケンデル以上にたくさんランを稼いでいたがで、本当にすごい選手が出てきたなーと思ったもんやちゃ。

日本語のサイトではラフマンのことを触れたのは全くないがやけど、彼が活動しているオーストラリアのサイトによると、どうやら両親がバングラデシュ人で、生まれが日本ということで、日本代表でプレーしとるみたいやちゃ。オーストラリアのプロリーグのBBLにリスト入りするくらいの選手らしいがで、彼の存在には本当に驚いたじゃ。

他には17歳の原チャールズピンズ、19歳の菅谷スレーターとか、結構興味深い選手が出てきとるちゃ。かなり若い選手が代表に入ってきとるがで、今後数年間の間で悲願のW杯出場もあるかもしれんちゃ。

とはいえ、日本が戦っているアジアというのは、サッカーで言うと欧州予選みたいなとこであって、世界で最もレベルの高い予選ながいちゃね…。インドやパキスタンと言った最上位国は予選免除されているがやけど、そのちょっと下になる世界ランク20位以内に入っているネパール、UAE、オマーン、パプアニューギニアなどが入っているだけにものすごく険しい道やちゃ。それでもこの上のレベルは、W杯常連国ぐらいしかおらんだけに、日本にとっては大きな経験をしているなあと本当に感じるちゃ。

全員がプロ選手であるネパールとか、最高級のインフラがあるUAEやオマーンと比べたら、日本は選手層もインフラも育成環境もまだまだやけど、今回の予選での健闘を胸に、より発展していくことを期待したいちゃ。

来年はアジア大会が愛知県日進市の口論義運動公園で開催されるがで、今まで以上にクリケットに注目していきたいちゃ。

Monacoinを投げる
モナゲ(tipmona)ってなに?
そもそもMonacoinってなに?



よかったらシェアしてくりゃっせま
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

とれぱん先生のアバター とれぱん先生 ブログ管理人

富山県の入善町に在住やちゃ。
2019年までプレーしていたハンガリー代表GKガボール・キラーイを応援しとったがいちゃ。今は地元のJリーグチーム、カターレ富山を中心に、いろんなスポーツを見とんがよ。バレーボール(KUROBEアクアフェアリーズ)、ハンドボール(アランマーレ富山)なども応援しとって、最近はクリケットもチェックしとるちゃ。料理、ギター、イラスト、温泉・サウナめぐりなども好きやちゃ。やわやわと頼んますちゃー

コメント

コメント一覧 (2件)

  • とにかくまずは「人」を増やす事も大切ですね、応援する人もやる人などクリケットに関わって来る人を増やさないことにはクリケットのインフラもレベルも知名度も何もかも次のステップに上がることは厳しいと思いますので、日本クリケット協会は広報も力を入れて欲しいとは思いますし、各地域のクリケット協会とも普及と知名度向上の連携を行って欲しいとは思います。悲願のW杯を進出するにはそうした裏側の面も必要にはなって来るとは思います。特に前にも述べた通り代表選手の名前分からない問題は、低い知名度を言い訳にしてはいけないところだとは思います。とれぱん先生は以前、チームスポーツだから誰か1人が目立つようではチームスポーツとは言い難いとは仰っていたのですが、タレントが少しずつ育ってきているのでせめてケンデル選手やラフマン選手の名前くらいはもう少し協会側がプッシュしてもいいのではないかと自分は思います。

    • >吉田さん
      そのとおりやちゃ。やる人も応援する人も含めて、日本のクリケットに関わる人を地道に増やしていかないといけないと感じますちゃ。

      今の日本代表は、海外で活動している日本代表の資格を持った選手達が中心ながで、実力はそれ相応にあっても、自国で育成されている選手達とは言い難いところはあるがで、そこを徹底的に整備されない以上は、インドやオーストラリアといった「テスト国」どころか、国家事業でインフラを整備しまくっているUAEやオマーンにも追いつかない状況になるがですね。

      もちろん協会が広報なりで頑張るのは当然とは言え、クリケットに協力的なパートナー企業が出てきて、いろいろプロモーションとしていくのも大切なのかなーと思ったりするちゃ。ケンデルはネパールのプロリーグに参加する噂があるし、ラフマンはオーストラリアのプロリーグの「BBL」に出場することも考えられるだけに、もっと知られる施策は何か取れたらいいと思うもんやちゃ。

      インドカレー屋のお兄さんがケンデルを知ってて、一般の日本人が知らないという妙な状況になっていたりするがで、そのギャップを埋められたら楽しそうだなあと思ってますちゃ。

コメントする

目次