久々の飯ネタやちゃ。

射水市の小杉駅北口から東へ徒歩20分ぐらいのところによぉ、BOOK’Sフナキがある小さなショッピングモールがあるがやけど、そこにパキスタン料理の「ザムザム カレ」ができたじゃ。
元々は「ごま咲」というラーメン屋さんがあったところやけど、そこの居抜きに入ったがいちゃ。この近辺は「ホットスプーン小杉店」「インディラ小杉店」があって、まさにカレーストリートになっとるちゃ。
ザムザムカレは、この方がオーナーシェフながいちゃ。
イミズスタンを代表するシェフで「メガネ兄貴」こと、ムハンマド・カムランさんのお店ながいちゃ。パキスタン南部のカラチ出身で、イミズスタンの界隈では最も有名な料理人やちゃ。今年に6年ほど務められていたカシミールを退職されてよぉ、射水市戸破で独立開業されたがよ。
本国パキスタンやUAE、マレーシアなどで腕を振るっていたカムランさんやけど、2010年くらいから、当時の「DIL」に呼ばれて富山で腕を振るっていたがいちゃ。
あの頃の「DIL」は近隣で中古車販売業を営業されとるパキスタン人の溜まり場になっとってよぉ、ここでは本場さながらのパキスタン料理を提供している店やったがよ。有名になる前は、お客さんの大半がパキスタン人で、老舗のカシミールとともに異国情緒を味わえる店として知られていたがやね。そこで腕をふるっていたのがカムランさんやちゃ。
その後、カムランさんはいろんな店で腕を奮って、ここ数年では愛知県弥富市にあるカシミール系列のパキスタン料理店「インターナショナルビレッジレストラン」と、イミズスタンの往復をしとったがで、イミズスタンと名古屋でカムランさんの取り合いみたいな状態になっとったのう。
カムランさんの作るパキスタン料理は、本場さながらのもんで、ふんだんにスパイスが使われていて、油も多めの本場さながらのパキスタン料理で、そんじゃそこらのインド料理店など物足りなくなるくらいのガチながよ。
で、ザムザムカレのメニューはこちらやちゃ。

メニューは単純に2種類だけやちゃ。「マトンorマトン以外」というシンプルなメニューやちゃ。この他にサモサとかカバブとかついている感じかのう。
作っているカレーは、日によって異なるがで、まずはカムランさんに聞いて注文したじゃ。今回は「パラクマトン(ほうれん草マトン)」を注文したじゃ。

まずはお通しみたいなもんで、プレーンのビリヤニとサラダやちゃ。これはカシミールのスタイルに近いちゃね。

うむ。緑を通り越して、もはや黒に近いちゃ。すごい色やちゃ。
そんしゃそこらのインド料理店のほうれん草系のカレーやと、妙に明るい緑になって、いかにも「インスタ映え」狙ったような色やったりするがやけど、カムランさんのパラクマトンは無骨そのものやちゃ。
濃厚なほうれん草と、香りと辛味が抜群のスパイスと、光るくらい使われている油といい、これこそガチのパキスタンやちゃ。グレイビーの中には、きっちりと骨付きマトンがついていて、これをしゃぶりながら食べるのがたまらんがやね…。それも複数のスパイスで漬け込まれているのか、マトンが柔らかくなっとるちゃ。オラがマトンでカレーを何度も作っとるがやけど、こんなにやわくならんちゃ。まさに「カムランマジック」やちゃ。

そして、イミズスタンではお馴染みの全粒粉のパン「ロティ」やちゃ。全粒粉で作られた生地をよぉ、タンドールの中で焼いて出されたもんながよ。ナンほど派手さはないがやけど、全粒粉特有の香りとざらついた食感がたまらんちゃ。パキスタンではナンよりもこれがメジャーやちゃ。

オラが行った日は、イスラム教の集団礼拝の日である金曜日ということもあって、礼拝を終えたムスリムの方々が、ザムザムカレでくつろいでいたじゃ。店の雰囲気はまさに異国情緒が漂っていて、パキスタンを体感できる空間やちゃ。
またちょくちょく足を運びたいじゃ。
ザムザムカレ(Zam Zam Khare) | |
住所 | 939−0351 富山県射水市戸破2596-1 |
営業時間 | 11:00〜15:00 17:00〜22:00 |
電話番号 | 090-9844-0493 |

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