とれぱんふっとぼーる

とれぱん先生がお送りする、ワールドフットボールブログやちゃ

ニュージーランドやハイチを弱小国と呼ぶのは無知を曝け出すだけやちゃ

2017/10/18

代表関連についてのサッカーメディアについて触れるちゃ。

結論ありきのハリル批判

まずはこれやちゃ。

最近の代表関連の記事はこういうのが多いちゃね。最初からハリルホジッチを批判することが前提で記事を書いているという感じやちゃね。木崎伸也さんの文章は会社に例えて書いとるがいど、それがサッカーとどう結びついとるのかとか、本当にそうなのかとか、信憑性も論理性も薄いがやね。

あとこれ。

よくある「日本人に向いたサッカーじゃない」みたいな批判やちゃね。はっきし言っちゃ、筆者にとっちゃ、嫌いなタイプのサッカーしとるから批判すとるだけにしか見えんがやね。

「日本人らしいサッカー」を求める人ちゃ、どこにでもおるもんやけど、それちゃサッカーというスポーツの本質を分かっとるがけ?…とオラは正直思っていたりするがやね。そこにおる選手の能力を踏まえて、それらがフルに力を発揮させるためとか考えとるかもしれんねど、「相手が対策を練ってくる」ものという思考が欠けていると感じるちゃね。

自分達のパフォーマンスを出せれば勝てるというのちゃ、フィギュアスケートやったり、体操やったり、採点競技やったらよく分かることやと思うちゃ。

ほんじゃけど、サッカーというスポーツちゃ、敵味方合わせて22人が入り乱れて、一つのボールを相手のゴールにより多く入れるというスポーツやにか。相手には気持ちよくプレーさせようと邪魔ができる性質があるがよ。要はそこを軸に考えればいいわけやけど、そのために「自分達のサッカーをやれば勝てる」というのちゃ、他のスポーツの感覚でサッカーを見ている感じに見えるがやね。

やたらと「ポゼッションvsカウンター」の二項対立で考える人ちゃ、結構な数でおるがいど、要は試合に勝つための方法論というだけであって、どっちにしても柔軟に使いこなしていくもんではあるちゃ。

ただ、オラは最近いろんな記事を見てて思うのちゃ、「ポゼッション以外はサッカーと認められない」人間が、サッカージャーナリストに結構おるんやないかと思っていたりするちゃね。そういう方々が、ある意味、自分達のサッカー…みたいなのを醸成させてしまっとるがかもしれんちゃ。

「ハリルホジッチに戦術がない」と言っている人は、実は「ハリルホジッチの戦術が(分から)ない」のかもしれんちゃ。自分の知っとるサッカーと違うことやっとるがで、その筆者の持っているメモリーでは何ともできんだけながやけど…まさに単純な字足らずやちゃ。

ただ、世の中には、そんなジャーナリストの方々よりも、もっと専門的なことを日々求め続けとられる方々はたくさんいると感じられるがいちゃ。

観客の感情を勝手に決めつけてまで批判するマスコミ

日刊スポーツの記者やったかの記事を見て「こんな代表戦えいいのか」というのが出とったがよ。そんな中で「たとえ親善試合でも、国際Aマッチならすべて真剣勝負。常に100%で戦うべきだと思っている」とか書いてあったがいど。

 そんなもん、あんた一人がそう思ってりゃいいやろげ

…としか思えんかったのう。そりゃ、この大西純一という記者一人がそう思ってるのは勝手にどうぞとか思ってしまうがいど、そんなんメディア通してまで言う必要のないことやろう。お金払って観に行っとるもんが、「9人も入れ直すのはダメ」と思っているとは限らん話やろう。

 マスコミが勝手に客の感情を決めて話すもんやないにか!

 どこの誰が言ったのかよぉ分からんもんやちゃ。その記者が勝手に思い込んでいることも、観客の感情として表現してしまうわけやちゃ。そもそもそこまでハリルホジッチが好きやないもんが、わざわざ代表戦にお金払っていきたいと思うのか、オラには疑問に思うがいど。

ニュージーランドやハイチを弱小国と呼ぶのは無知を晒すこと

そんで今月はニュージーランドとハイチとの国際親善試合やったがいど、以前から「なんだそのマッチメークは?」という声がデカかったがやね。

そんな論調に対して、上記のような真っ当な意見があって、マッチメークも致し方ないこともあったかと思うがいど、試合を終わってみたら、「限られた選択肢の中でベストチョイスだった」とも言える相手やったとオラは感じたのう。

言っちゃ悪いがいど、あの試合内容でニュージーランドやハイチのことを「弱小国」と呼ぶ人ちゃ、まずサッカーを見る目がないとオラは思っておるちゃ。ニュージーランドなら、クリス・ウッドが注目されとったがいど、彼とコンビを組んでいたロハスのプレーもなかなか見ごたえがあって、アシスト決めたシーンとか、自分の利き足が使いやすい状況を作っておいて、素晴らしいクロスを放っとったしのう。ハイチも言うまでもなくて、フィジカル強い選手が揃っとるし、対峙した選手が「Jリーグにいないタイプ」とか言うように、彼らにとっても貴重な経験になったかと思うちゃ。

なんせ、弱小国といっとるもんも、見る目があるのかどうかすら分からんやろうし、実際に普段のプレーも見ているわけもないやろうから、外からの情報なんて信用するべきでもないちゃね。もっと自分が見たこと、自分が感じたことを、信じていいかと思うちゃ。

他の代表がまだW杯予選やっとる中やと、限られた選択肢しかなくて、JFAにとっちゃ、なかなか苦労するマッチメークやったかもしれんねど、その中でも最善を尽くしたのがオラの感じた印象やちゃね。我々にとっちゃ、ニュージーランドもハイチも馴染みはないがいど、それだけ力があるチームをちゃんと分かっとられるがやろう。

マイナーなものでも自発的に調べることは十分可能やちゃ

そう思ったら、「ニュージーランドやハイチなんかと…」という人ちゃ、結局マスコミが誇張するようなもんしか強いもんやと判断せずに、自分の目で判断することを放棄しとるんやないかと思うがいちゃ。今時の世の中、マイナーな国のサッカーにしても、自発的に調べりゃ、結構情報得られたりするからのう。

調べりゃいろんなもんが出てくるご時世において、スポーツマスコミが言うことに従うより、自発的に得た情報の方が、基本的に信憑性が高いやろうのう。世界には、他を見る時間すら削ってまで、マイナーなもんを追い続けるような物好きちゃ、どこかにおるもんやし、そういう人の方が、ちょっとかじっただけの人間よりも知っているもんやしのう。そういう人を見つけて、そういう人と関わってみれば、マスコミよりも正確な情報を得られるもんながよ。

真っ当なメディア批判あっても、彼らにとっちゃ存在しないもの

最後にやけど、呆れるほどのダメな記事を掲載しとるサッカーメディアが多くてよぉ、Twitterでも結構な批判が出ているがいど、一向して反省することはなくてよぉ、ひたすら同じことをし続けるがやね。これは論理的に合っているのかどうかちゃ、ほとんど関係なしに繰り返すがやろう。

ピッチ上の出来事に合わせたもんやなくて、人間性とか曖昧なとこをグチグチ言ったりするとことか、観客が必ずしもそう思っているわけでもないことを決めつけたりよぉ、それにその気になって調べりゃいいレベルのこともせずに、対戦相手を「弱小国」と言ってしまう無知さとか、はっきし言っちゃ、今のサッカーメディアちゃ、ツッコミどころが多かったりするがやね。

それに対して、ツッコミを入れる若いサッカーライターやったり、サポーターやったりとおるわけやけど、メディアの人間ちゃ、まず反論することもないがやね。そりゃ反論したとこで、自分の言っとることが、みんな論理性に欠けるもんやとバレてしまうがで、仕方がないかもしれんちゃ。

ただ、人の気分を害するようなことをしたとしてもよぉ、それが注目浴びたり、PV稼いだり、売上が良くなったりすりゃ、好き放題にやっても構わない…みたいなとこやろう。そもそも歯ごたえがある情報を欲しているサッカーファンには見向きもせんと、それ以外の人間に届いてしまえばいいみたいな感じやろうのう。

オラはそれをほとんど詐欺に近いと思うがいど。

大手のスポーツメディアちゃ、大きな拡声器を沢山持っていると考えるといいと思うちゃね。真っ当な意見も、より大きな声が出る拡声器で潰してしまえば、存在しないと同等に考えるからやろう。

-とれぱん・わーるどふっとぼーる