とれぱんふっとぼーる

とれぱん先生がお送りする、ワールドフットボールブログやちゃ

J3は資金力の差が見えにくいリーグやちゃ

今季のJ3を振り返って思ったことやちゃ。去年のブラウブリッツ秋田に、今年はFC琉球が優勝しとってよぉ、2年連続でアスルクラロ沼津が上位に進出しとるがいど、資金力に恵まれんチームが台頭しとるちゃね。J3の非常に面白いとこであって、非常に難しいとこであるちゃね。

琉球は目利きで制したがよ

この記事見て思ったがいど、琉球さんは資金力が恵まれんがに、圧倒的な攻撃力でリーグ優勝果たしたがいど、本当に目利きが良いと感じたのう。

後半戦に勝ち点伸ばして、過去最高の順位である6位で終わった琉球やけど、昨シーズンのオフで中盤の軸のMF田辺と得点もアシストも決めとった、J3屈指の左SB藤澤、ユーティリティプレーヤーのFW才藤、センターフォワードの前田央樹を放出することになったがやね。そんでもって田中恵太は水戸へ出戻りながよ。貢献度の高さを考えたら、結構な痛手やちゃね。

その代わりに獲得したのがこんな感じやちゃ。

GK 大野敬介(ブリオベッカ浦安)
DF 宮内雄希(流通経済大学)
DF 徳元悠平(城西国際大学)
DF 屋宮大地(FCセリオーレ)
MF 枝本雄一郎(藤枝)
MF 小松駿太(YSCC)
MF 大塚翔(関西学院大学)
MF 高柳昌賢(VONDS市原)
DF 金成純(朝鮮大学校)
FW 播戸竜二(大宮)
FW 和田凌(阪南大学)

実績があるもんといっちゃ、藤枝のチーム得点王の枝本、元日本代表の播戸竜二くらいかのう?あとは若い選手が大半やちゃね。大卒が5人おるしのう。

そして、新加入選手の結果はこんな感じやちゃ。

GK 大野敬介 0試合
DF 宮内雄希 0試合
DF 徳元悠平 31試合2得点
DF 屋宮大地 5試合1得点
MF 枝本雄一郎 31試合7得点
MF 小松駿太 31試合
MF 大塚翔 1試合
MF 高柳昌賢 3試合
MF 金成純 14試合
FW 播戸竜二 19試合2得点
FW 和田凌 22試合7得点

10試合以上出場した選手を赤文字にしてみたがいど、実績がある枝本や播戸はともかくとして、大卒ルーキーが和田、徳元、金が10試合出場しとって、徳元なんてほとんどの試合に出場しとんがやね。後方からの組み立てもできる藤澤の穴はでかいかと思っとったがいど、徳元は質のいいクロスと激しい上下動という武器で、琉球に欠かせない人材としてハマったし、和田凌は鋭い飛び出しからゴールも決めてて、欠かせない選手やったじゃ。

DF 徳元悠平


FW 和田凌

今季もたくさんの大卒ルーキーが活躍したじゃ

琉球の徳元悠平や和田凌だけやなくてよぉ、他のチームもたくさんの大卒ルーキーがが活躍しとるちゃね。

FW 谷口海斗(岐阜経済大学→グルージャ盛岡)



23試合15得点

まずは、やっぱし谷口海斗やちゃね。オラは今季のベストイレブンに推したい選手やちゃね。右も左も蹴られて、飛び出しは鋭くて、なおかつフィジカルも結構強いがで、助っ人外国人並の活躍と言えるやろう。トップスピードに乗ったら、J3のディフェンダーやと本当に止まらんし、シュートも的確で冷静ながやね。ルーキーシーズンで15得点は本当に凄まじいちゃね…。今シーズン、最も好きになった選手の一人やちゃね。

GK 田中雄大(桐蔭横浜大学→SC相模原)

26試合

そしてルーキーシーズンで相模原の正GKになった田中雄大やちゃね。今季のベストGKと推す人も結構おられるんやないかのう?カターレと対戦したときも、至近距離で何回も止められたし、反応の鋭さが長けとったのう。そんでもってキック力もあって、攻撃の起点にもなりうるGKやったじゃ。川口能活からポジションを奪いきったGKとして、今後が楽しみなGKやちゃ。

FW 堂安憂(びわこ成蹊スポーツ大学→AC長野パルセイロ)

25試合5得点

今季は10位で苦しんだ長野にとって、息を吐いたアタッカーやちゃね。最初はボランチやったがいど、監督代わったらサイドハーフになって、ドリブルからチャンスやゴールも演出したのう。弟は日本代表でオランダのフローニンゲンで活躍しとる堂安律やちゃ。弟に負けとられんちゃ。

DF 熱川徳政(駒沢大学→アスルクラロ沼津)

23試合4得点

ACNジュビロ沼津出身で藤枝東、駒沢大と経て、アスルに入った右サイドバックやちゃね。アスルの右SBといっちゃ、昨シーズンに数多くのチャンスを演出しとった尾崎瑛一郎やけど、開幕直後かに怪我して、長期離脱したときに台頭したのが、この熱川やちゃね。ディフェンスだけやなくて、鋭い飛び出しからゴールも決めてて、本当に侮れない選手やちゃね。

FW 武颯(早稲田大学→福島ユナイテッドFC)

29試合8得点

ルーキーながに「9」を背負った福島のセンターフォワードやちゃね。横浜マリノスのジュニアユース、ユースを経て、早稲田大学でプレーしてよぉ、今季から福島ながよ。1トップ任されて、鋭い飛び出しから結構ゴール決めてたのう。

MF 三沢直人(専修大学→YSCC横浜)

キャンプ中に大エースの辻正男が長期離脱しとるYSCCで、開幕直後からレギュラーで活躍しとった2列目のアタッカーやちゃね。右SBの大泉との連携がよくてよぉ、YSCCが右サイドからキレイに崩すシーンちゃ、開幕からよく見られたのう。連携が命のYSCCにおいて、個で勝負できる貴重な戦力と言えるちゃ。後半戦からはパサーとしてもプレーしとって、結構幅があるちゃね。

MF 小林智光(山梨学院大学→ガイナーレ鳥取)

27試合3得点

そして、ガイナーレ鳥取の小林やちゃ。シーズン中盤から出場機会を増やしてよぉ、中盤や右SBなどでプレーしとるちゃね。カターレとの試合でも出場しとるがいど、結構いやらしい選手やったと記憶しとるちゃ。

上で実績がある契約満了選手よりも気鋭の若者がいいちゃ

こうやってみたらよぉ、今季だけで結構な数の大卒ルーキーが活躍しとんがやね。大卒の活躍次第で、成績もかなり左右させとるとこもあるやろう。

開幕前は昇格候補とか言われとったギラヴァンツ北九州がよぉ、まさかの最下位になってしまったがで、結構驚いた方はおられると思うちゃ。村松大輔、ダヴィ、フェホと上で実績がある選手がおるがに、なかなか上手くいかんもんやちゃ。

何が悪かったかと思ったら、いろいろあるがやろうけど、何度か試合を見とる感じやと、ダヴィを起用しとろうが、ボールを運ぶ選手がおらんかったりするし、スタメンにしてもコロコロ起用法が定まらんがで、行き当たりばったりな感じやったし、それぞれが力を発揮できんように感じられたがやね。

「目利き」を重視してよぉ、低予算でも選手を獲得しようとしとる琉球が賢くやっとる一方で、「実績がある選手を並べればいい」みたいな安直なとこに、北九州はハマってしまった感はあるちゃ。

即戦力級の大卒などが入ってくる現状においてよぉ、補強する側と実際に動かす側の考えとることが合わんかったらよぉ、一気に突き落とされるのが、J3のおっかないとこやろう。

ほんじゃから、J3は資金力の差以上に、目利きの良さを問われるちゃね

J3では注目度と実力は比例せんちゃ

何度かツイートしとるがいど、毎年この時期になったらよぉ、上のカテゴリーで契約満了になった選手を、安直に「欲しい」とか「J3なら活躍できる」とか言わっしゃるもんが多かったりするちゃね。

これについてはよぉ、何年もJ3を見てきとるもんからしちゃ、有名な選手を持ち上げているだけにしか見えんがで、そこにおる選手の実力を測れていないかと感じられるがやね。

リーグを席巻するまでの大卒ルーキーが何人も出てきとる状況下においてよぉ、上の方で契約満了になった選手とかも、実際にJ3でプレーするまでちゃ、本当の実力が見えてこないもんかと感じられるがやね。実績がある選手の方が、おそらくカネはかかるやろうと思うし、J3やとアマチュア契約のもんもおるがで、その辺りの選手に対してよぉ、力の差を見せつけられないことだって、あり得るわけやちゃ。おっかない話やけど。

「知名度」と「実力」ちゃ、上の方のカテゴリーやと、そこそこ比例するとこはあるがいど、下のカテゴリーになっちゃ、本当に分からんがになるちゃね。

J3の課題は「無名な選手でも良い選手を知らせる」こと

 

しっかしよぉ、無名な大卒ルーキーがどんどん活躍しとるJ3を見てて思っとることやけど、「本当にもったいない」といつも思ってしまうがやね。

大卒やないがやけど、海外でもプレーしとる、カターレの新井瑞希に関しちゃ、スタジアムで見ているもんにとっちゃ、楽しみの一つであってよぉ、DAZNの実況にしても「カネを取れる」とか称しとるがね。

ただ、こないだの記事やツイートでも書いとるがやけど、富山県民の99%は新井瑞希の存在すら知らないようなもんであって、それなら観客が増えるわけもないと感じてしまうがやね。これは本当にもったいないことやちゃ。

ほんじゃから、そういうの考えていったらよぉ、J3だろうが何やろうが、そこのカテゴリーで活躍しとる選手を、もっと前面に出してやることちゃ、本当に大切なことやと感じるがやね。目玉が欲しいがやからといって、活躍できるかどうかも分からん人を過剰に持ち上げたとこで、J3のサッカー自体を楽しんでもらうこととか、J3の価値を上げることはできんがかと感じるがよ。

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