グレイトフル・デッドのマーケティングをJリーグが採用してりゃ、サポーターの問題も解決できるちゃね

なんだか、バルセロナのイニエスタのユニフォームを着て、浦和レッズのゴール裏へ行った人がおって、なんかいろいろとTwitterで話題になっとっちゃね。

目次

人間の良心は信用できんちゃ

いろんな見方はあるかと思うがやけど、まずオラが思うのちゃ、「人間の良心は信用できん」ということやちゃね。

この際、はっきり言うことにするちゃね。

数千、数万と客が集まっとるがに、一人一人にモラルを必要以上に求めるのちゃ、ダラがやることやちゃ

仮に違うユニフォームで入っても、見なかったことにしてよぉ、そのままやり過ごす人もおりゃ、不快に思う人はおるやろう。数千、数万も集まってりゃ、人それぞれでいろんな考えの人もおるがやし、中には極端な人もいたっておかしくないやろう。

逆によぉ、Jリーグと無縁の生活を送ってきとるようなもんやったら、違うユニフォームを持って、意図せずして、相手のゴール裏へ入ってしまうことも、実際あり得る話かと思うちゃね。

こんなのは、どっちが正しいとか、言うだけきりがないちゃね。

ただ、トラブルを防止する目的ながか、イニエスタのユニフォームという、相手側のユニフォームを着て入らないようにするのちゃ、円滑の業務のためには大切なことやし、本人がどう思ってようが、まずはルールに従ってもらうのが筋やろうのう。「浦和サポはそれぐらい受け入れろ」とかゆっとるもんがおるがいど、数千、数万の人間に、啓蒙していくのちゃ、非効率極まりない行動やちゃね。

つまり、人間自体の良心に依存するのちゃ、ダラがやる行為ながいちゃ。

ルールによって秩序が守られるし、ルールによってお互いのサポーターも守ることができるがやし、ルールによって様々な人の考えも守ることができるがいちゃ。

それが分からん人は、正直言ってしまえばよぉ、20年以上も無政府状態が続いとる、南部ソマリアへ行けばいいかと思うがいちゃ。過激派のアル・シャバーブが好き勝手にやっとるがで、その人達に平和とか良心とか啓蒙してみりゃいいがいちゃ。

チケットの売り方を考えるべきやちゃ

よくTwitterでもよぉ、「Jリーグと無縁な一見さんが、何も知らんとゴール裏へ入ってしまって、除け者にされた」とか、たまーにそういうのが出てきたりするがいど、みんなダラやから、人のせいにして、全然解決思考やないがやね。

ほんじゃあ、「とれぱん先生はどう思っとら?」とか言われたら、やっぱし気になるのちゃ、「チケットの売り方」についてやのう。

何回かコンビニでよぉ、Jリーグのチケット買っとったりすんがやけど、正直言っちゃ、今のシステムはダメやと思うちゃね。

コンビニ行って、チケットとか買おうとしとっても、単に「ホーム自由」とか「バック指定」とか、ただ文字が書いてあるだけで、実際にどういうとこながか、全然分からんからのう。

熱狂的に応援しとるのか、座ってじっくり見ているのかとか、文字を見ただけやと、全く分からんがで、顧客目線から見たら、全然ダメやわ。

まあ、普段からJリーグとか見とるもんにとっちゃ、ゴール裏が応援するとこで、バックやメインは座って見ているようなとこやと、なんとなく頭に入っとるやろうし、ましてやユニフォームだって、アウェーはアウェー席でしか座れんとか、いつも通っているもんなら、すぐに分かることには違いないちゃ。

ほんじゃけど、普段からJリーグを見とるわけやないもんにとっちゃ、Jリーグのサポーターが常識やと思っとることも、全然頭になかったりすんがで、じっくり見たいはずながにゴール裏を買ってしまうことは、当然出てくるがいぜ。「前もって調べて欲しい」とか言っても、全員が全員、そうなってくれると限らんわけやちゃ。

 

グレイトフル・デッドは自分でチケットを管理したがよ

ちょっこし脱線するがいど、60年代から半世紀も活動しとった、アメリカの国民的バンド「グレイトフル・デッド」について触れていくちゃね。

デイヴィッド・ミーアマンとブライアン・ハリガンの著書で、渡辺由佳里さんが訳した「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」によるとよぉ、ライブのチケットとかよぉ、本来はノウハウを持っている、中間業者が管理してよぉ、チケット販売を取り仕切っているちゃね。アーティスト側がやったら、負担が大きいがで、ノウハウを持ってる販売業者が、多くのアーティストも受け持つのが実情ながいちゃ。

ただ、そうしてしまったらよぉ、アーティスト側でライブチケットを管理するのが難しくなるがいちゃ。何年も熱心に追っかけていないような人に、一番前の席があたったり、逆にコアなファンながに、全然いい席を取れんとか、結構ザラながで、良くも悪くもコアファンもライトファンもごっちゃ混ぜになってしまったりすんがやね。

ほんじゃけど、グレイトフル・デッドちゃ、自分達でチケットを管理しとってよぉ、いい席はコアファン同士のコミュニティで情報を流して、熱心な人に渡るようにしとったがやね。その席を取る方法も、かなり手が込むような手段ながいど、手間を惜しまない人こそ、チケットが渡るのちゃ、とても合理的やからのう。

そうしたらよぉ、いい席で見れたファンにとっちゃ、グレイトフル・デッドへの忠誠を深めていくがやね。

そんでよぉ、グレイトフル・デッドといっちゃ、ライブの録音が認められたバンドとして知られとんがやけど、高音質で録音できるようにと、プレミアムチケットとして「テーパー席」も用意したがやね。

中間業者を挟まんと、アーティストが直接チケットを管理してりゃ、顧客に直接コンタクトを取った売り方もできるわけやし、お客さんのニーズに応えた売り方もできるようになるがいちゃね。

デッドのマーケティングをJリーグに応用する

このグレイトフル・デッドのユニークなチケット販売方法ちゃ、Jリーグにも応用できるんやないかと思うちゃね。

例えば、ゴール裏で一番盛り上がっとる、前列中央とかよぉ、J1とかは席抽選で決めてたりすんがいど、これもコアサポーターのコミュニティの中で情報を流して、チケットを販売していきゃいいちゃ。自由席という括りもなくして、クラブごとでアプリとか作って、クラブ側が1試合ごとで席もその都度決めておくとかしたら、コアなサポーターにとっても安心できるやろう。

同時によぉ、グレイトフル・デッドのテーパー席みたいがに、メインかバックかに、録画できる席があってもいいちゃね。浦和とかコレオが凄いしよぉ、チャントも凄い迫力あるとこやと、国外まで名声が届くほど、価値の高いものになっとんがやけど、それをきっちり映せりゃ、一気に海外にも拡散されていくがやし、浦和を世界にもっと発信できるちゃね。インスタグラムとかでガンガン投稿してもらえばいいちゃ。

そんでJリーグを初観戦のライトな客とかは、スタンスに合わせて、いろいろ用意するのもいいやろう。応援目的にすんがなら。それこそ安いレプリカとかもセットで販売でもすりゃ、初めて観戦する人にとっちゃ、ハードルも一気に下がってくるやろう。

どこのクラブでも同じようにはできんがやけど、浦和やったり、川崎やったり、すでに動員も多いようなとこやと、仮にコンビニでの販売はやめたとしても、クラブ側が公式HPやアプリを作ってよぉ、自らチケットをコントロールしたほうがいいんやないかと感じるちゃね。スマホでラクラク決算できるようにすりゃ、既存のサポーターにしても、すぐに対応できるやろうしのう。

席ごとでの視界も見せとかんなんまい

あとはよぉ、スポーツ観戦する上には、席ごとで視界がどーなっとらーか、画像で見れるようにしたら、オラは良いかと思うちゃね。

既存のチケットの売り方やと、「ホーム自由」とか「北側」とかよぉ、文字だけで無機質に表現しとるもんやから、客目線を考えたら、どういった雰囲気ながか、全然イメージすることができんがやね。お客さんが多いとこやと、ちょっとした席の違いで、雰囲気も変わってくるもんやし、ちょっとした気遣いができりゃ、初心者も助かるやろう。

スマホなど使って、スタジアムの全体の画像で、席をタップしたら、だいたいどんな感じで試合が見れるようになるとか、イメージ図を用意すると、買う前からいろいろ判断することができるがいちゃ。ただ文字だけで「ホーム自由」とかゆっても、行ってみたら旗がブンブン振り回すがで、なかなか試合を見づらいとか、残念な思いをされることも減っていくやろう。

通販サイトのZOZOTOWNとか、おもっしいとこで、通販でありがちが「買ってみたらイメージと異なっとった」という、最大のデメリットを埋めるがに、商品ごとにモデルに着させて、身長とスリーサイズを公表したりよぉ、ZOZOスーツを送ったりして、自分のサイズを把握させるようなツールを送ったりしとんがやけど、jこれも「客目線」を考えて、デメリットを埋めとんがやね。

こういう徹底した「客目線」を意識した考え方が、今のJリーグには必要やと思うちゃ。

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