カターレの第三者割当増資が完了しとるちゃ
カターレの第三者割当増資の完了のリリースが出とったのう。
9400万→1億3800万やちゃ
去年の11月によぉ、カターレが第三者割当増資を行うリリースがあったがいど、1月31日のリリースで完了したリリースが出たがいちゃ。
詳細はこちらやちゃ。
増資による増加株式数 | 1,680株 |
増資後の発行済株式総数 | 4,180株 |
増加する資本金及び資本準備金の額 | 資本金4,200万円/資本準備金4,200万円 |
増資後の資本金及び資本準備金の額 | 資本金1億3,850万円/資本準備金7,050万円 |
増資引先 | 23社(既存株主15社、新規株主8社) |
増資後の株主数 | 40社 |
2022年1月の決算によると、カターレの資本金は9400万やったがいど、今回の第三者割当増資によって、4200万円増加されてよぉ、1億3850万円になったがいちゃね。
そんで資本金に投棄されない「資本準備金」も増額されるちゃ。こちらは欠損が出たときに取り崩すことができたら、資本金に組み入れることもできる銭やちゃね。
会社を大きくするために必要やちゃ
株式会社カターレ富山を運営していくにはよぉ、何よりも銭がいるがいちゃ。その銭ちゃ、会社が持っているお金のほかに、株主や資本家によって投資された銭があってよぉ、それが「資本金」ながやね。事業を立ち上げるには、資本金自体は少なくてもいいがやけどよぉ、継続的に運営していくには、ある程度の資金を確保しといたら安心やちゃね。
資金調達をする方法といっちゃ、銀行から融資を受けるというのもあるがいど、それは勘定科目では「負債」になるもんで、返していかんなんもんになるがいちゃ。ただしよぉ、この「資本金」は返済義務はない銭やし、全く性質の違うもんながよ。勘定科目では「純資産」になるがよ。
サッカークラブやと、スポンサーをつけることが「資金集め」というようにも見れるがいど、あれはあくまでも「スポンサーも顧客」であり「サッカークラブが企業や個人に広告スペースを売っている」ものながで、そこはまた別で考えていただきたいところやちゃ。
サポーターカンファレンスのときに、左伴繁雄社長が資本金を「貯金」というようにおっしゃっていたがいど、まさにそんな感じやちゃね。貯金が大きければ大きいほど、会社自体の体力があるというように言えるしよぉ、今後カターレと関わっていく企業や団体にしても「安心して取引ができる企業」であることが分かってくるがいちゃ。
年商7億円のカターレぐらいの企業やったら、他業種やと1000万ぐらいのところが多かったりするし、本来は「1億円」クラスの資本金やと大企業とみなされることが多いちゃね。ただ、カターレなどスポーツクラブの場合は「顧客であるスポンサーに多くの企業に広告スペースを買っていただいて広告収入を得る」のが主にあるわけやから、会社自体の信用を上げるためには、やはり資本金は多く設定しておかんなん…と考えられるやろう。
資本金が限られた分だけしかなけりゃ、リスクはなかなか掛けられずに、緊縮気味な経営をしていかんなんがになっていくがやし、それやとJ2復帰を目指していったり、カターレをPRしていくがにしても、身の丈に合わせて細々とやるしかなくて、あんまし大きなことができなくなってくるがいちゃ。
まあ、資本金はあくまでも「貯金」みたいなもんやちゃ。
原則的に資本金には手をつけないまま、黒字経営でやっていきたいところやけど、何かあったときには株主総会などの手続きを経て「減資」していって、資金ショートとか、破産とかを免れようとしてくもんながで、やっぱし資本金があったら「ここはちょっとやそっとでダメにならんやろう」という信頼は得られやすくなるわけやちゃ。
新たに8社が株主になったじゃ
そんでよぉ、今回の第三者割当増資ちゃ、カターレは1680株を発行して、既存株主の15社に加えてよぉ、新たに8社がカターレの株主にならっしゃったがいちゃ。
既存15社
- アイザック
- インテック
- 北日本新聞
- 北日本放送
- ケーブルテレビ富山
- ゴールドウィン
- 富山交易
- 富山第一銀行
- 富山テレビ放送
- チューリップテレビ
- 日本海ガス
- 北陸銀行
- 北陸コカ・コーラボトリング
- 北陸電力
- YKK
この辺りはだいたい同じやちゃね。11月のニュースではどこやらの方が「これまで支えてくださった株主に失礼でないか?」なんか言っとらっしゃった気はするがいど、結局そういった企業が引き受けている…ということやないかのう?
ちょっこし早とちりされとらっしゃったんやなかろうか?山田様…。
新規株主
- IAC
- iソフト
- 十全化学
- 正栄産業
- タカナリ
- ナイン自動車
- バロン
- 富士化学工業
この面々を見たらよぉ、カターレのサポーターなら誰しも納得ではないかのう?
まずは、胸スポンサーも務めてよぉ、カターレ富山ウォーターの発売をしてよぉ、茶山社長自らがゴール裏で応援するという、カターレ史上でも「最も熱いスポンサー企業」である、株式会社IACが株主に加わっていただけるとは、ありがたいことやちゃね。
それによぉ、SDGsスポンサーとしてよぉ、食農分野で大活躍しとらっしゃる医療品メーカーの十全化学も加わっとるちゃね。こちらもよぉ、IACに負けず劣らず、カターレに非常に熱を入れてオラれる企業やちゃね。
SDGs関連では富士化学工業も「海につづくプロジェクト」で社員一同で参加されとったのう。
そんで、お馴染みのナイン自動車やちゃね。車両を提供してくださるだけやなくて、西部洋平&田中佑昌の引退試合やったり、モンゴル代表の試合やったりと、凄くサポートしとらっしゃったのが印象的な企業やちゃね。
こちらもカターレではお馴染み「ゆめたか接骨院」のタカナリも株主になっとらっしゃるちゃね。こちらは、トレーニングジムイベントやったり、スペシャルマッチに協賛してくださる企業様やちゃね。
バロンは、グラウジーズやアクアフェアリーズも応援されとって、地元愛が強いリフォーム会社やちゃね。iソフトはIT関連やとカターレと結びつきの強い企業やし、正栄産業は2022年からの新規スポンサーやけど熱意のあるところやちゃね。
こうやって見てみると、新規に株主に加わってくださった企業ちゃ、本当にカターレのことを愛してらっしゃってよぉ、本当に多大な貢献をされてらっしゃるところばっかしながいちゃね。本当にありがたいことやちゃ。
「株主の硬直化」など以前は左伴繁雄社長がおっしゃっていたがいど、単純にこの8社が加わることによってよぉ、会社に意思決定プロセスに関しちゃ、組織面でかなり活性化していくのは予想できるところやちゃね。

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