J3第25節 カマタマーレ讃岐 – カターレ富山[後編] / チーム内競争も激化やちゃ

それでは後編やちゃね。前編をお読みになっていない方はこちらを読まれ。

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サイドの優位で4点目を奪うちゃ

前半はマテウス、安藤由翔、松岡大智のゴールで3-0で折り返したカターレ。ホームでこのままではいかんカマタマーレ讃岐はよぉ、DF田尾佳祐、MF下川太陽、FW松本孝平の3人を起用してきて反撃体制になったがいちゃ。

ただよぉ、前半の3-0で余裕があるカターレはよぉ、相手のプレスに対して、ボールを動かしていって、余裕を持ってゲームを進めていくがよ。そしたらよぉ、50分にゴールが生まれるがいちゃ。

これまでの3点はカウンターからのゴールやったがいど、4点目に関しては、新しく採用したシステムを有効に使ったゴールやったと言えるちゃね。

右サイドでボールを持ってよぉ、パスコースがなかったことから松岡大智→柳下大樹と無理に突破せずにバックパスして、林堂眞まで戻して仕切り直しした展開からながいちゃ。そんで林堂が再びヤギにボールを渡したらよぉ、ヤギがロングフィードで最前線まで蹴ったがやね。そこで高橋駿太が競ったがやけど、ボールがゴール前へこぼれたところで、この日はトップで起用された安藤由翔が押し込んで4点目を奪ったがやね。

このゴールが生まれたのは、システム変更によるところが大きいと言えるちゃね。なんでかと言ったらよぉ、讃岐のシステムは[3-4-3]のシステムながいど、讃岐の両サイドちゃ、ウイングバックの2人がそれぞれ「サイド専任」として、1人で頑張るがに対して、カターレの[4-4-2]は、そのウイングバック相手に対面の選手が常に2人おる状況で、数的有利になるがやね。

つまり、サイドでの攻防になるとよぉ、カターレが優位に動きやすいがやね。それもこの試合では右SBは長いボールを蹴られるヤギがおることが大きくて、彼のロングフィードで一気にゴール前まで展開できるがよ。そのヤギに対してよぉ、讃岐の選手がシステム上、なかなか食いついていけんがで、ヤギのフィードは有効に働きやすくなるがいちゃ。

そんでゴール前に関しては、2トップということで、常に2人おる状況になるがやから、一人は潰れても、もうひとりは詰めていけるところは大きいのう。讃岐が3バックで、カターレが2トップながで、本来ならばあっさりクリアされてオシマイになりそうなところやけど、守備陣の選手交代が影響したか、このあたりで連携ミスが出てしまっとるがやね。ラッキーちゃ、ラッキーながいど、ある意味、両チームの采配によって、カターレに上手く傾いてくれたかなーと思う瞬間やったじゃ。

ガブリエル、安光起用でカウンター狙いやちゃ

60分になったらよぉ、安藤由翔、マテウス・レイリア、高橋駿太を下げてよぉ、大野耀平、安光将作、ガブリエル・エンリケを起用するちゃ。高卒ルーキーのガブリエル・エンリケはこの試合でプロデビューやちゃね。

この後の展開に関しては、讃岐がプレー強度を上げてきたしよぉ、その中でも1トップに入ってきた松本孝平のフィジカルに押される場面は結構あったがやけど、カターレもカウンターから結構チャンスを作っていたがやね。讃岐の方が押し気味にゲームを進めていたがいど、決定機の数ではカターレの方が多い感じやっただけに、交代選手もまた良さを発揮できたかと思うちゃ。

途中交代の3人に関しては、ちょっこし大野耀平のパフォーマンスが落ちているのが気になるし、安光とガブリエルはプレーに軽さが見えるところはあるがいど、カウンターまで行き着くところを見ていると、チーム内でも存在感を持っているのかと感じさせられるちゃ。

ガブリエルに関しては、自陣できれいにターンを決めてから、ドリブルで一気にカウンターへ持っていけるシーンを作っていたのが印象的やし、安光も突破力があるところを見せているのが印象的やったのう。2人共、やや軽率さがあったりするがいど、これは試合を重ねていくたびに改善していくかと思うがで、今シーズンの終盤戦、ならびに来シーズンに向けて、貴重な戦力になっていくかと期待感を持てたじゃ。

勝利したからこそ兜の緒を締めんなんちゃ

この試合は4-0でカターレが久々の大勝やちゃね。

やや煮えきらない試合が多かった石﨑監督の頃のサッカーと違って、割と選手は楽しそうにしとったしよぉ、前までの持ち味も失うことなく、上手くバージョンアップさせた試合やったと思うちゃ。この試合は素直に嬉しいしよぉ、残り8試合に向けて気持ちが上がってくる試合やしよぉ、これぞ「気持ちの入る」試合やったやろう。

ただよぉ、相手は11試合勝利がなかった讃岐であってよぉ、それも初見殺しのようなシステム変更と選手起用法ながやから、相手が面を食らったところはあるんやないかと思うちゃ。さすがに今後の相手はよぉ、この試合を研究してくる上で戦ってくるもんやから、試合の難易度は更に上がっていくやろう。そういう意味やと、良い緊張感を持ったまんま、今後の試合に繋げてほしいと願うちゃ。

それに、後半の試合内容に関しては、カターレ側が余裕を持ったと言うか、ちょっこしテストっぽい要素がある交代策やったこともあったか、讃岐が攻勢に迫ってくるシーンもあったし、まだまだ修正しないといけないところもあるちゃ。特に後半になると、[4-4-2]の横のスライドが鈍ってきたこともあってか、ウイングバックから危険なクロスを入れられることがあっただけに、後半のマネージメントも結構気をつけないといけないところかと思ったじゃ。

チーム全体としては「いい流れを作っていける」きっかけになる試合やったかと思うちゃ。これが最後まで継続するよう、小田切道治監督のチームに期待していくちゃ!

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