J3第20節 AC長野パルセイロ – カターレ富山 / 狡猾にしてやられたじゃ…

前節は新型コロナウイルスの大流行のためによぉ、メンバーの過半数が出られない状況やったがいど、ホームでいわきFC相手に1-1でしのいだカターレはよぉ、アウェーの長野Uスタジアムで、AC長野パルセイロと対戦したがいちゃ。

目次

フォーメーション

まずカターレのスタメンやけどよぉ、新型コロナウイルスから選手が多数復帰していることもあって、かなりの数が戻ってきとるちゃね。両ウイングバックの安藤由翔、神山京右、ベンチには西部洋平、柳下大樹、大山武蔵、高橋駿太と戻ってきとるのう。そんで、松岡大智が今シーズン初スタメンやちゃね。

そんで長野ながやけど、こちらは新型コロナウイルスの影響によって、4人が隔離されている状況ながいちゃね。そういうこともあってか、GK大内一生、右SBの船橋勇真などの主力が不在ながよ。シュタルフ監督の秘蔵っ子であるこの2人がおらんのは難しいところやちゃね。

実は3バックの長野

前半は仕事の関係もあって、実は見れてなくてよぉ、後から見たがやけど、試合全体としてはカターレがボールを持ってゲームを進めてよぉ、長野がショートカウンターを主体とする戦い方やったがいちゃね。

ということで、システムのかみ合わせを見ていくとするちゃ。

カターレが採用しているシステムの[3-5-2]は中央に人数が多いシステムながいどよぉ、この日の長野のシステムは、普段採用している[4-2-3-1]やなくて、実は[3-5-1-1]やったがいちゃね。そういうこともあってよぉ、実は中盤から後ろにしては、常に長野の方が人数が多い状況になっとっとんがいちゃ。

意図して「持たない」長野

このシステムやとよぉ、トップ下に入っている三田尚希が最前線にプレスをかけていって、カターレと同じシステムである[3-5-2]の形になってくるところやけど、最前線で待ち構えているのは山本大貴一人が基本でよぉ、三田は無理に追っていくことはなかったがいちゃね。

こうなるとカターレは3バックでなおさらボールを持ちやすくなってくるわけやちゃ。そういうことは長野は意図してやっとることやけど、1トップに残っている山本大貴は無理にボールを追っていくようなことはせんと、ある程度はカターレにボールを持たせてやろう…という流れになっていくがいちゃね。

ただよぉ、カターレは最終ラインでボールは持ててもよぉ、こっからボールを前に進めていくのが、かなり難しい試合やったがやね。

三田尚希がハイプレスにあまり参加しないで、常にアンカーにいる碓井鉄平のポジションを警戒しとったがやね。これがあるもんやから、上手いこと経由していって、相手を動かしていこうとしてもよぉ、なかなか上手いこといかんかったのう。こうなったときは、川西翔太が下がって組み立てに参加しないといけなくなるがやから、次第に前線は人数が足りない状況になっていくちゃ。そっからカターレがロングボールを蹴っていっても、吉平翼一人で頑張らんなん状況だけに、難しかったのう。

ただ、そんでもシャドーの2人がよぉ、跳ね返したボールを拾って、深い位置まで攻めていこうとする場面はあったがいど、ただ守備陣を崩しきれるところまで至らなかったもんやちゃね。

狙われたショートカウンター

意図して持たせている長野に対して、カターレは最終ラインから繋いでいってよぉ、川西が組み立てに関与しながら、サイドチェンジを繰り返して、ゴール前へ徐々に迫っていく感じやったがいど、肝心の最前線が人数不足のために、なかなかゴールに結びつくところまでは至らんかったがいちゃ。

ただ、長野は川西をかなり警戒していることもあって、松岡大智がフリーになりやすい状況が多くてよぉ、彼のミドルシュートやクロスからゴールを伺う展開になっとったがいちゃ。なかなか決定機までは結びつくまでに至らんがやけど、長野がハメてきた割には、カターレとしてはさほどゲームの流れは悪い訳はなかったがやね。

ただよぉ、これが痛かったがいちゃね…。

問題の失点シーンの発端となったプレーやけどよぉ、左サイドタッチライン際でボールを持った安藤由翔がよぉ、出しどころがなくてバックパスしたがいちゃ。そんで左CBの鎌田翔雅がボールを受けたがやけど、その鎌田がアンカーの碓井鉄平にパスを出してワンツーを狙っていこうとした瞬間をよぉ、三田尚希に狙われたがいちゃね。

そっから三田がインターセプトしたボールを山本大貴がドリブルから運んでいって、最後はそのまま左足で豪快にミドルシュートを決めて、先制点を決められてしまったがいちゃ。

これは出し手である鎌田翔雅の責任であるのは間違いないところやけど、徹底的に出しどころを塞がれたところで、まんまとやられてしまった感じやちゃね。碓井のとこは徹底的に塞ぎに行こうとしていただけによぉ、カターレとしてはここを経由しないでビルドアップしていく術を持ち合わせていたいところやったがいど、鎌田が我慢しきれなかったのかな…と思ってしまったのう。

ゲーム自体悪いわけやないがやけど…

後半もいろいろ振り返りたいところやったがいど、大野耀平を起用してもよぉ、特に効果的に発揮されるわけやなくて、池ヶ谷颯人と秋山拓也らの守備陣に封じ込められる形になったのう。その後に高橋駿太、大山武蔵、末木裕也、柳下大樹を起用していったがいど、この日の長野を崩すまでには至らんかったじゃ。

そんでも惜しいシーンは作って、ゴールには迫っていたがいど、相手GK金民浩に要所を止められたのが残念やったところやちゃね。複数人の選手は新型コロナウイルスの影響があって、試合に出場できんかったと言えど、7月以降負けがない好調っぷりが反映された試合で、正直言って、あんまし関係ないと感じさせられたじゃ。

カターレ自体の試合内容自体は、そんなに悪いわけやないし、特に守備陣の安定感は終始光っていた試合やったやろう。しっかしよぉ、序盤から持たされる展開になった中でよぉ、相手の思う形で先制点を取られてしまうのちゃ、かなり厳しい展開になるもんやと感じさせられたのう。それだけに失点シーンは痛かったと思うちゃ。

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