最近は「表現の自由」についていろいろ言われることが多いがやけど、ちょっこしオラとしての「広告」についての考えをまとめるちゃ。
交通安全コラボは理にかなっとるちゃ
だいたいこんな感じやろう。
千葉県警察にとっちゃ、地元の交通安全を守っていただくことが大切になっていくがやけど、それをどうやって周知させていくのかが課題になるちゃね。
ただよぉ、警察官の方々にとっちゃ、いくら無闇矢鱈に「交通安全気をつけよう」とか叫んでいようが、地味に警察官だけが出ているポスターだけやったら、なかなか見向きもされないのが現状やろう。
そう考えたらよぉ、一般市民に届くようにPR広告を打たんならんわけやちゃ。
メインターゲットになる今の子どもたちや若者たちにとってよぉ、何が人気があって、普段はどういったエンターテインメントを楽しんでいるのかを考慮しないといけんがいちゃね。
20年以上前のように、インターネットがあんまし発展しとらんくてよぉ、ほとんどがテレビから情報を得ているような時代やったら、その当時にTVに出ている芸能人とかスポーツ選手とか人気アニメキャラクターを使ったりすりゃよかったもんやけど、今は若者のテレビ離れが進んでいる状況やと、やはり「YouTube」で人気がある人が採用される形になってくるもんやちゃね。
そこで松戸のPR広告になったのが、松戸市のご当地YouTuberの戸定梨香さんやった…ということながやね。
メインターゲットである若い人たちにとって馴染みのあるVTuberやったら、警察官が無闇矢鱈に言うよりは、交通安全のPR動画を見てくれる確率は上がるもんやし、痛ましい交通事故を減らすところにも繋がっていくやろう。
戸定梨香さんを採用した交通安全PRというのちゃ、まさに「メインターゲットである小・中学生や若者」「交通安全を呼びかけたい地元警察」「地元に貢献していきたいご当地VTuber」の三者にとっては、Win-Winの関係である…というのが容易に考えられるわけやちゃ。
フェミ議連は所詮「蚊帳の外」やちゃ
今回はえらい大きく騒がれるようになった要因になったのちゃ、全国フェミニスト議員連盟による「戸定梨香は性犯罪を懸念のある存在である」といって「即刻削除・謝罪を要求する」と強く抗議したのが原因ながやね。
まあこういう出来事がなかったら、当事者同士で上手くやってって、何事もトラブルは起きることなく、無事に終わっていたことは考えられるやろう。
ただ残念な出来事が起きてしまったがやね。
「統計坊や」として有名なすももさんが調査依頼したデータから元に考えたがいど、メインターゲットから外れている中高年の女性が不快感を示しとるがやね。
今回抗議をしとった全国フェミニスト議員連盟のメンバーちゃ、まさにメインターゲットから外れている中高年女性が中心になっとるわけやけど、過敏に反応してしまっとるわけやちゃ。
この今回の件に関しては、警察が若者や小・中学生などに顔を合わせて、交通安全を呼びかけているというがに、なぜか顔向けられているわけではない中高年女性が勝手に怒り出した…という構図ながいちゃね。
VTuberについてはそんなに明るくないオラみたいな立場からしちゃ、どういう広告に対しても、基本的には「これはオラに向けているわけではない」ということで割り切ってしまうもんやけど、残念ながら中高年女性の方々は、そういうように受け止めることができない人が多いのかな…と感じざるを得ないがやね。
VTuberによるPR動画なんて、オラにとっても「蚊帳の外」やけど、それは中高年女性の方々も「蚊帳の外」やないけ…ということやちゃ。
誰も傷つけない広告は存在しないちゃ
以前に結構バズっていたネタやったがいど、「誰も傷つけない漫画」ということで、コマが分けられただけの真っ白の漫画が公開されとったがやね。
これを見て「バカにしとんがけ?」とか噛み付いている人がおったがで、そういう反応がある時点で、真っ白にしたところで「誰も傷つく」ことが証明されとったがで、オラも一本取られたと思ったもんやちゃ。
この30秒の動画でさえ「胸が動く!」なんて言って傷つく人がいるがやけど、何回見てもリボンが動いているがであって、おっぱいプルンプルンに動いているように見えんかったがやね。
まあ、オラからしたら、これぐらい動くのが「おっぱいプルンプルン」やと思うがですが…。
そういうように考えてったらよぉ,どれを認めてどれがNGというのを決める以前によぉ、ただ「おっぱいプルンプルン」と感じるかどうかですら、個人の感想でしか過ぎんかと思うがいちゃ。
こういうのをとことん詰めていったら、そもそも「アニメ絵そのものが嫌い」という人にとっちゃ、肌の露出が少ない「ゆるキャン」のPRコラボにしてもNGになるもんやし、誰も傷つかないように配慮しまくったら、行き着くところは「広告自体禁止!」にせざるを得ないと思うちゃ。
そんなんやと広告事業は成立はせんがやし、今回の千葉県警にのように広告を利用したい方々にとっても、効果的なPR活動を行うことができんがになるもんやちゃ。メインターゲットになる若者も含め、何よりも当事者にとっては何もメリットがないわけやちゃ。
果たして「蚊帳の外」の人は、広告の是非を決めて良いものながでしょうか?
広告より誹謗中傷の方が深刻やちゃね
以前からも「宇崎ちゃんの献血コラボ」とか「胸の大きい女性の就活広告」やったり、公共の広告とか炎上することはあったしよぉ、これからもそういったことが度々発生していくのは間違いないやろう。
ただよぉ、こういうので一番気をつけないといけないことちゃ、やっぱし「広告の良し悪し以上に誹謗中傷がマズイ」ということには違いないちゃね。
はっきし言ってよぉ、公共の広告に「男性器丸出し」「おっぱい丸出し」「女性器丸出し」のもんがあったとしたら、それに不快感を覚える人がいたとしてもよぉ、それ自体が生命を左右することはほとんどないかと思うちゃ。
それ以上にマズイのちゃ、やはり誹謗中傷やろう。
誹謗中傷が原因での自殺といっちゃ、昨年に女子プロレスラーの木村花さんの件が有名ながいど、テラスハウスでの出来事から、Twitter上でたくさん誹謗中傷のツイートをされとったがやね。それが積み重なった結果、木村花さんは自殺を選んでしまったがいちゃね。
正直言っちゃ、広告なんて個人で意識的に見ないようにしたり、Twitterやったらブロックやミュートを駆使して、ひたすら「自分が見ない」ように心がけとったら、上手く避けられるもんやなかろうか?
これがよぉ、無数に誹謗中傷の声をぶつけられるようなことになってしまったら、やっぱし精神的にずっしり来てしまうもんやろうし、衝動的に死を選ぶ…ということもあり得るもんやちゃ。
戸定梨香さんへの誹謗中傷をしている人達を見ていたら、過去に誹謗中傷で自殺をしてしまう事件があったとしても、そういうところから何かを学んで自分に活かそう…というのが、全然期待できないもんやと感じてしまうもんながやね。
そう考えたら、やはり「#この指とめよう」の精神は大切ながいちゃね。
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