【J2・J3百年構想リーグ優勝決定戦】ベガルタ仙台 – カターレ富山[レビュー・後編] / 諦めないカターレの真骨頂やちゃ

続きやちゃ

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ハーフタイムでの交代はないちゃ

ハーフタイムに動きあるかなーと思ったがやけど、実はなかったがやね。

オラとしては「吉平翼を1列下げるか、竹中元汰を起用するかかな…」と思っていたがやけど、戦い方自体は前半と変わってなかったじゃ。1人少ない状況になっても、西矢慎平は上がっていくし、チョン・ウヨンがいなくても、谷本駿介が2人分仕事しているような感じになっていたがやね。ただ、55分に動くちゃ。

溝口駿を起用

そんでよぉ、1人目の交代やけど、意外な人選やったがやね。西矢慎平を下げて、溝口駿やちゃ。

ガンガンに前線に上がっていっても最終ラインの選手である西矢慎平を下げるのは意外やったがやけど、そこで起用されるのが溝口駿ながいちゃ。ほぼ左ウイングバック専業でプレーしている選手やちゃね。布施谷翔が最終ラインに入ることになったじゃ。

西矢を下げた後のビルドアップの形やけど、岡本將成が真ん中に固定する形になって、布施谷翔と深澤壯太は大きく広がる形を取ったがよ。そんで溝口駿は左サイドのタッチライン際に張って、大外から仕掛けていくがよ。人数は少ないカターレやけど、幅を広く取ることによって、相手のプレスの的を絞らせんかったし、アンカーの松井蓮之の横のスペースをキム・テウォンや髙橋馨希が侵入しながら攻めることで、人数少ないながらも押し込んでいけたじゃ。

更に小川慶治朗と坪井清志郎を起用

そんで66分に両チームが2人ずつ交代やちゃ。

まずは仙台は2トップの岩渕弘人と中田有祐を下げて、荒木駿太と古屋歩夢を起用するちゃ。2トップをそのまんま変える感じやちゃね。カターレは1トップの古川真人とシャドーの吉平翼を下げて、坪井清志郎と小川慶治朗を起用していくちゃ。

この交代は小川慶治朗の起用によって、裏のスペースを突いていこうとする意図が明確やったのう。前半から精力的に動いていた古川真人が疲れてきたことと、シャドーの位置にいながらややバランスを重視したポジションを取っていた吉平翼を下げて、得点力のある坪井清志郎を入れて、ゴールを狙ったわけやちゃ。

ここにきて4バックに移行するちゃ

おもしろかったのは、この後の73分の交代やったじゃ。

73分の交代でよぉ、非常に良い動きを繰り返していたキム・テウォンとよぉ、最近の試合はほとんどフル出場していた髙橋馨希を下げて、セントラルハーフの竹中元汰とサイドアタッカーの松岡大智を起用するがやね。これでどうするかといったらよぉ、まさかの4バックやちゃ。

左CBにいた布施谷翔が右SB、左WBの溝口駿が左SB、シャドーにいた小川慶治朗が左SH、途中交代で入った松岡大智が本職の右SH、そしてセントラルハーフは関西福祉大コンビの谷本駿介と竹中元汰ながよ。

4バックに変更したがやけど、左の溝口駿のプレーはあまり変化はないちゃ。ただ松岡大智を起用することで、今度は逆サイドも仕掛けられる展開になってきたじゃ。やや可変的な4バックやけどよぉ、相手が5バックになっとるだけによぉ、サイドでは数的優位になって、攻撃が継続できるようになってきたじゃ。

この後、仙台も疲労がやや色濃くなってきてよぉ、選手達も強度に陰りが見えてきたところで、カターレが攻めていく展開になったじゃ。両サイドからの効果的な攻撃を繰り返していると、85分以降はコーナーキックやフリーキックのチャンスを得られるようになってきて、カターレが後もう少しのところまできたじゃ。

そして、猛攻を仕掛けて94分にゲームが動くちゃ。

コーナーキックのこぼれ球を拾った松岡大智が粘って残したところで、ハーフスペースに侵入した竹中元汰がクロスを入れるちゃ。そしたらよぉ、前線に残っていた深澤壯太が頭で押し込んで、カターレが土壇場で追いついたじゃ。

試合終了が近い時間帯ということもあって、最終ラインの選手もガンガン上がっとる状況ながやけど、それもあってか、仙台の選手が深澤壯太へのマークがなくてよぉ、そのままドフリーで頭で押し込んだじゃ。最後まで攻撃的な姿勢を崩さなかったカターレが土壇場で追いつけたのう。

これで1-1で追いついて、延長戦に突入したじゃ。

体力的にきつかったのう

このまま逆転に行きたかったところやけどよぉ、延長に入ってから交代枠を残していた仙台がよぉ、フレッシュな選手を次々と起用してきたじゃ。ターゲットマンになる梅木翼、サイドアタッカーの南創太が積極果敢に攻めてくることもあって、流れが再び仙台にきたじゃ。

カターレとしてはラインを高くキープしようとしたところやけど、疲労困憊が目に見える状況で、球際でのボールの取り合いでは不利になる状況が多く、かなり押し込まれる状況やったじゃ。平尾駿輝や岡本將成らが踏ん張ってなんとかクリアするもの、セカンドボールを拾われ続ける展開で厳しかったじゃ。やはり延長戦入った直後に谷本駿介が足つったのが結構痛手やったやろうなあと感じるのう。

それでも坪井清志郎、小川慶治朗がカウンターの起点となり、ゴールに迫ったがやけど、精度は欠いてゴールにはならんかったじゃ。これで延長前後半はスコアレスでPK戦やちゃ。

PK戦は2人目の安野匠を平尾駿輝が止めるがやけど、3人目の松岡大智、4人目の實藤友紀が失敗。他の仙台の選手は全て成功したことによってよぉ、ベガルタ仙台が勝利して、カターレは準優勝で終わったじゃ。

諦めないカターレの真骨頂

しっかしよぉ、この試合でもアディショナルでゴールを決めとるわけやけど、こういうギリギリの状況でも、気持ちは折れることもなく、やることはすごく整理して戦っている印象が強い試合やったじゃ。チョン・ウヨン退場後の数的不利の状況でチームとして何をやっていけばいいのか、ちゃんと分析してよぉ、使えるカードをフルに使って、土壇場で追いつくという素晴らしいゲームができたと言えるやろう。

味方が退場してよぉ、ひとり少ない状況で戦うというのは、練習でもやっとらんやろうし、完全にその時の閃きと分析とアドリブでなんとかする…という感じながやけど、おそらく普段のプレーでやってもないようなことをトライしたかもしれんねど、選手達は上手くやってくれたと思うちゃ。試合中にポジションを変えまくっていた布施谷翔とか、長時間一人でボランチをやっていた谷本駿介とか、一人少ない状況ながらラインを下げようとしなかった岡本將成や深澤壯太などは、本当にすごいなあと思ったもんやちゃ。

こういうのを見ると、カターレの可能性はまだまだあるしよぉ、今後も楽しみはたくさんあるやろう。次のシーズンもワクワクさせて、何よりも最後まで何が起きるのか分からない戦いっぷりを見せて欲しいと願うちゃ。

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この記事を書いた人

とれぱん先生のアバター とれぱん先生 ブログ管理人

富山県の入善町に在住やちゃ。
2019年までプレーしていたハンガリー代表GKガボール・キラーイを応援しとったがいちゃ。今は地元のJリーグチーム、カターレ富山を中心に、いろんなスポーツを見とんがよ。バレーボール(KUROBEアクアフェアリーズ)、ハンドボール(アランマーレ富山)なども応援しとって、最近はクリケットもチェックしとるちゃ。料理、ギター、イラスト、温泉・サウナめぐりなども好きやちゃ。やわやわと頼んますちゃー

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