【第3節GAME2】KUROBEアクアフェアリーズ – クインシーズ刈谷[観戦記] / 開幕6連勝しとるじゃ…!

開幕週に引き続いて、KUROBEアクアフェアリーズのホームゲームを観戦しとったがで、レポートやちゃ。

アリーナの飯は、黒部市の居酒屋「ゆーらっぷ」からの豚丼と、ペンギン村のとこにある「小麦の奴隷」のチュロスをいただいたじゃ。ゆーらっぷは元々入善の店やちゃね。

ということで試合を振り返るちゃ。

序盤はなかなか難しい展開で、最大5点差つけられてたがいちゃ。クインシーズ刈谷というチームはよぉ、アメリカ代表のダニエル・カッティーノというアタッカーが非常に強烈ながやけど、今季はもう1人すごいのがおって、ロシア代表経験者のソフィア・クズネツォワというアタッカーがいるがよ。この2人が、バコーンバコーンと強烈なスパイクを放っていくのがクインシーズ刈谷の強烈なとこやのう。

特にクズネツォワのスパイクサーブには苦慮していたがやけど、アクアとしては最も強力なスパイカーである現役ドイツ代表WSレーナ・シュティグロートはかなり狙われていたのう。土曜の試合ではPOMに選ばれていたし、体力的にキツいだろうところで結構タフな立場になっていたじゃ。両外国人選手はやや静かな感じやったがやけど、金田莉実と古市梨乃が躍動しとって、粘り強く僅差で戦っていたじゃ。

1セット目のターニングポイントになったのは、途中出場の田邉彩七がピンチサーバーとして登場してから、インラインギリッギリのサービスエースを決めて、完全にアクアが流れを引き寄せたじゃ。アクアのルーキーと言えば、サウスポーで大活躍している畑葵と、富山県出身のセッターの稲田心蕗が活躍しとるがやけど、田邉選手もすごくいいところ見せていたじゃ。ルーキーが躍動してチームを盛り上げる展開とはいい流れやちゃ。

1セットはクインシーズが最終盤に粘ってきてデュースになったがやけど、なんとか振り切って第1セットを取ったじゃ。

第2セットは立ち上がりにクインシーズが連続スパイクを決めてくる展開で0-8になったがやね。そこからややメンバーを入れ替えたして、若干粘ったがやけど、序盤の大量ビハインドが尾を引いて、2セット目は取られたじゃ。

第3セット目も序盤に流れが良くなかったがやけど、今度はブロックの修正を図ったら、山口真季、安田美南の日本代表コンビのブロックが決まるようになってきたがやね。あと、何と言ってもすごかったのは、金田莉実のサーブが凄まじく冴え渡っていて、カクンと落ちる無回転サーブに、強烈なシュート回転がかかったサーブでえらい翻弄していたじゃ。ほとんど魔球やったのう。そんで試合が進むたびにアクアが流れを引き寄せて、第3セットもゲットやちゃ。このあたりになったら、リベロの浦山絢妃がきっちりレシーブで捕らえられるようになってきとるがで、もう勝ち筋が見えてきたと言えるやろう。

第4セット目になると、もう完全にアクアのゲームやちゃ。クインシーズの両外国人のスパイクもブロックで捕捉できるようになってきたし、ここぞというところで安田美南の必殺2アタックが決まるとか、まあアクアを見ているもんとしては本当に見たかったシーンが多く見られるようになってきたのう。最終盤に5点差をつけて20点台に突入すると、クインシーズを引き付けることなく、第4セットを取ってアクアフェアリーズが勝利やちゃ。

これで開幕6連勝やちゃ。年間勝利数が4勝以下がザラでよぉ、見てて結構苦しい試合が多かったアクアフェアリーズがよぉ、これまで苦戦を強いられてきた岡山シーガルズ、埼玉上尾メディックス、クインシーズ刈谷に立て続けに勝利するなんて、本当に夢みたいな状況になってしまっとるちゃ。

試合中のスタッツを見ていて思ったことやけど、クインシーズはクズネツォワ、ダニエル・カッティーノの両外国人の個の力が軸で、その2人がだいたい得点を上げていくというチームスタイルやけど、アクアは全員が満遍なく得点を上げているところが特徴的なチームやと思ったのう。

土曜の試合ではレーナ・シュティグロートとアイリス・ショールテンの両外国人選手が躍動していて、日曜の試合では体力的にキツかったのかもしれんがやけど、この試合では選手のポジションを変えて、セッターの対角のポジションであるオポジットに古市梨乃を起用して、アタックとブロックで結構活躍しとったがよ。POMは古市が獲得したがやけど、後半はほぼ止められない状況だっただけに妥当やちゃね。

外国人選手とか日本代表の山口真季に依存するような感じやなくて、全員がスパイクを決めていけるような感じになっとるのは良いのう。開幕から好調だった畑葵はこの週ではやや不調やったみたいやけど、金田莉実、古市梨乃、田邉彩七、中山夏菜子とどんどんいろんな選手が活躍しているのは、本当にアクアはいい流れになってきとるなーと感じさせられたじゃ。

アクアの日本代表は山口真季と安田美南やけど、畑葵、金田莉実、浦山絢妃なども結構チャンスがあるんやないかなーとここ数試合見ていて思ったじゃ。

その攻撃陣を操っている日本代表にも選ばれている長身セッターである安田美南が最も重要で、彼女の打点の高い高速トスがアクアにとっては最も欠かすことができないとオラは思うところやけど、そんでもルーキーの稲田心蕗が要所要所で出てきては、丁寧なトスでチームに貢献していたし、これまでのタレントだけに依存しない体制ができていて、本当にいい流れやと思うちゃ。

来週は群馬グリーンウイングスとの対戦やちゃね。昨シーズンは大苦戦を強いられた群馬やけど、的確な補強を行ってよぉ、クインシーズやPFUブルーキャッツに勝利しているがで、本当に侮れない相手やちゃ。

せっかくのホームゲームやけど、オラは土曜が入善のカレー祭りで、日曜がカターレと重なっているがで、アリーナへ行くことができんがやけど、アクアは勝ち続けてほしいもんやちゃ。

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この記事を書いた人

とれぱん先生のアバター とれぱん先生 ブログ管理人

富山県の入善町に在住やちゃ。
2019年までプレーしていたハンガリー代表GKガボール・キラーイを応援しとったがいちゃ。今は地元のJリーグチーム、カターレ富山を中心に、いろんなスポーツを見とんがよ。バレーボール(KUROBEアクアフェアリーズ)、ハンドボール(アランマーレ富山)なども応援しとって、最近はクリケットもチェックしとるちゃ。料理、ギター、イラスト、温泉・サウナめぐりなども好きやちゃ。やわやわと頼んますちゃー

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