4連敗中で降格圏の19位に沈んでいるカターレはよぉ、アウェイのピーススタジアム conected by Softbankで2位V・ファーレン長崎と対戦ながよ。
フォーメーション
カターレは7人スタメン変えとるちゃ。最終ラインは實藤友紀、深澤壯太が入っとるし、中盤は末木裕也と河井陽介のコンビ、右サイドは松岡大智、2トップは吉平翼と古川真人ながよ。
長崎は高木琢也監督が就任してからシステムを[3-4-2-1]に変更してきとるがよ。守備に課題があったチームやったがやけど、3バックにしてから安定感が出てきたがでよぉ、だいぶ調子を上げてきて、今では自動昇格圏内にまで進出しとるがよ。前回対戦時にゴールを決めているフアンマ・デルガドはベンチ外やちゃ。
試合を振り返るちゃ
新システム導入やちゃ
メンバーを大幅に変えたがやけど、実はカターレはシステムを変更しとんがやね。
システムは[5-4-1]に変更しとるちゃね。
3バックは實藤を中央に、右に神山、左に深澤やちゃ。ウイングバックは左が布施谷翔、右が松岡大智ながよ。そんで中盤は後ろの2枚が末木裕也と河井陽介やけど、シャドーの位置に小川慶治朗と吉平翼、そんで1トップが古川真人やったじゃ。
5バックで迎撃体制を作るちゃ
[3-4-3]を敷いている長崎に対してよぉ、カターレは自陣で5バックを敷いて迎撃体制を作っていたじゃ。
これまでと明らかに違うのは、立ち上がりは「守備から入る」のを徹底しとったのう。
カターレがシステムを5バックで挑んでいるがで、長崎のシステムに合わせる形である「ミラーゲーム」にしとるがやけど、とにかく相手にフリーの選手を作らないようにしてオールコートマンツーマンに近いような状態にしとったのう。
ただ、長崎のキーマンであるマテウス・ジェズスに対しては、深澤が激しく詰める形になっていたがやけど、ここは完全に人に対するディフェンスで徹底していたじゃ。これまで本職のサイドバックのみならず、ボランチでも起用されることがあった深澤やけど、今回は左のCBとして、完全にマテウス・ジェズスと対峙する役割になっとったじゃ。そんでもマテウス・ジェズスの個人技は強力ながで、深澤がまず最初にチャレンジしつつ、背後から末木裕也がボールを奪いにいこうとして、2人、3人で潰しにかかっていたじゃ。
最終ラインの背後を狙っていくちゃ
マテウス・ジェズスをはじめに、1トップ、2シャドー、2ウイングバックをガッチリとマークする形になって自由に動けない状況を作っていくとよぉ、長崎は最終ラインがボールを持つような局面になっていくちゃ。先制点が欲しいだけに、どんどん前に上がっていくちゃね。
そうしたらよぉ、カターレは攻撃のギアを入れていくちゃ。ボールを奪ったらよぉ、長崎の3バックの横の江川湧清と照山颯人の背後を突いていくロングパスを出していくちゃ。真ん中の古川はボールを受ける動きをしながら、小川慶治朗と吉平翼がCFを追い越して、長崎の背後を狙っていくがよ。
長崎はキーマンであるマテウス・ジェズスが、守備がある程度免除されとることもあって、カターレとしては逆に深澤壯太や末木裕也のところがフリーでボールを受けられる局面を作りやすくなっとって、そこを起点に攻撃を仕掛けられとったじゃ。特に深澤に関しては、長崎は誰も守備に入っていないことが多かったしよぉ、深澤は惜しいシュートを放っていて、攻撃面でも存在感を発揮しとったのう。
布施谷翔のスーパーゴールで先制やちゃ
そしたらよぉ、34分にゲームが動くちゃ。
相手右ウイングバックの関口正大に激しく詰めた布施谷翔がボールを奪うとよぉ、ハーフウェイラインを超える前に相手のGKの位置を見て、超ロングシュートを放ったがよ。それが相手GK後藤雅明の頭上を越えて、ゴールに吸い込まれてカターレが先制点をゲットしたじゃ。
ボール奪うところまでの動きも良かったがやけど、すぐにゴールを見て、ロングシュートを放った判断は素晴らしかったじゃ。変にこねくり回すクセがあった最近のカターレではあり得ないくらい、非常に良いシュートやったじゃ。
前半は1-0でカターレがリードやちゃ。
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