とある日の昼過ぎによぉ、朝日町の農道を走っていて、どっか茶でもしたいなあと思って、Googleマップを開いてみたら、小川温泉へ向かう途中にカフェがあるみたいやから寄ってみたじゃ。

朝日町の街なかから離れた場所にあって、むしろ「百河豚(いっぷく)美術館」とか「朝日町ふるさと美術館」とか「不動堂移籍」とか「なないろKAN」とかあるとこの近くになるがやけど、そこにひょっこりとカフェがあるがいちゃ。
ここ、なかなかユニークな店ながやね。
水出しコーヒーとトーストとかカフェならではのメニューがあるがやけど、朝日町の郷土料理も取り揃えているところやちゃ。オラは2度ここに足を運んでいるがやけど、最初行った時は、朝日町の特産である「バタバタ茶」を頂いたがやね。
元々は雑貨屋さんやったがやけど、地元の方々が集まれる店にしたいということでカフェとしてリニューアルされてよぉ、2023年から営業されとる店ながいちゃ。「にっぽん縦断こころ旅」で火野正平さんが寄ったことがあるみたいやちゃ。

バタバタ茶は朝日町の山間部にある蛭谷(びるだん)の特産品やちゃ。
茶筅でバタバタと泡立てながら飲むがで「バタバタ茶」と呼ばれとんがよ。ただよぉ、市販でペットボトルのやつは売っていても、実際にバタバタと泡立てながら飲むようなとこちゃ、あんましなくて、それこそ「バタバタ茶伝承館」とかへ行ってみんなんとこやけど、あらゆる料理と一緒に楽しめるとことして、勘助さんが提供しとらっしゃるがやね。

中国伝来の黒茶で、プーアル茶の仲間ながやけど、朝日では泡立てながら飲むがよ。ちょっこし塩入れたりして、おにぎりや漬物と一緒にいただくのがいい感じやのう。
本当はランチしたかったところやけど、ちょっこし遅い時間だったがで終わってしまっとったがやね。ということでよぉ、単品メニューにある「みそかんぱ」というのを頂いたがよ。

昔に炭焼きする男たちがよぉ、山籠りしとる間の食事として親しまれとったがやと。お米を炊いてよぉ、小判状に包みこんだもんに箸を差してよぉ、それに味噌を塗って食べとったがやと。これが「みそかんぱ」ながいちゃ。
少し焦げたご飯と味噌の組み合わせがシンプルやけどたまらんがやね。伝統的には黒いごま味噌で食べるもんやけど、今回は柚子味噌で頂いたじゃ。焦げた香りと柚子の香りがマッチしていてたまらんかったじゃ。飛騨伝統の「五平餅」とか、秋田の「きりたんぽ」に近いちゃ。
こういう伝統に触れられて、通年食べられるのは本当に良いのう。貴重なお店やちゃ…。
蛭谷地区は独特な文化圏で、伝統工芸品「蛭谷和紙」があるところやけど、このあたりは食文化もユニークなとこやちゃね。Cafe勘助さんではまさに朝日の伝統を味わえるところながで、是非寄っていっていただきたいちゃ。
| Cafe勘助 | |
| 住所 | 富山県下新川郡朝日町山崎1265−1 |
| 営業時間 | 11:00〜17:00 |
| 定休日 | 水・木 |
| https://www.instagram.com/cafe_kansuke/ |

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