DAZNの番組「UNSAID」で、今季のFC町田ゼルビアについて語られていたじゃ。
勝利至上主義を力説しとるちゃ
この番組で、元北朝鮮代表で川崎や町田などでプレーしていた鄭大世がこういう発言をしとったがやね。
「まあ叩かれてましたね。ヒールにはなったけど、注目を集めたっていうのとはエンターテイメントにとっては1番大事なこと。サッカー界すべてが町田に感謝しないといけない。批判あるじゃないですか?あれ全部負け惜しみなんですよ。自分が応援してる、サポートしてるクラブが負けた腹いせにあいつらのサッカーはダメだといってる。文化的にも出る杭を叩くという文化が着実に存在してる。どの国にいっても。数年前まで環境は本当にアマチュアなんですよ。練習場も人工芝。クラブハウスもない。それだけ劣悪な環境でやってきながら、スポンサーがしっかりしたところが付いて、今みたいな成功街道を描いたことに対して受け入れられていない人がいるからこういう言葉が出てくる」
「サッカーしてる人は普通だよね、激しくて当たり前じゃんと。でもサッカーを知らない人が激しすぎるだろう、ロングスロー?みたいなことをいう。海外のサッカーみたらむしろ優しくて。これは選手の本音で、引退したから言えるけど、ノーファウルでルール内であれば、相手壊すことも考える。どんな汚いことをしても勝つのはプロだし、勝たなきゃいけない。どうしてもマナーだったりルールだったりの意識が強い。海外の子供とか両足タックルとか平気でやるし、そういった環境の子どもたちと戦って、この理念の中で世界一になるって考えた時に、若年層の時、文化のところから治さないと絶対に強くはならない。町田のプレーが今年これだけ批判をされたのをみながら、日本のサポーターはもっとアップデートされないといけないと思いました」
オラ個人としては、町田のやっとるサッカーについては「ルールの範疇でやっとるなら仕方ない」という立場でおるし、勝利至上主義は普通のことやと見とるちゃ。
ただ、怪我させるプレーに関しては、町田を是正させるというよりも、アフターチャージやバックチャージなどの危ないプレーに対して、レフェリングがもっと厳格に行って、場合によっては躊躇なく一発レッドカードを出すくらいのことはやらんなんやろうなあ…と思っとるちゃ。
あと、プレー時間が短くなってしまうがで、オラとしてはスローインのときのタオルなどは、全部廃止にしてしまったほうがいいと思うのう。単純にダルいがで。
ダブスタになっとるのう
まあ、町田が勝利至上主義上等でやっているなら、それはそれでいいがやけど、これが自分たちがそういう立場になってしまったときの態度が重要やちゃね。
そんで町田は実際どうながやろうか?
9月28日にあった「サンフレッチェ広島-FC町田ゼルビア」の対戦でよぉ、町田がロングスローの前にタオルでボールを吹いとるがやけど、それを妨害するがに広島の選手がタオルに水を濡らしたり、移動させたりして妨害しとったがいちゃ。
それに対して、町田の原フットボールダイレクターが「プレーに影響が出たと話す選手もいて看過できない。常識やモラルに沿ってプレーしてほしい」とか言って抗議しとったのう。
ただ、これも「ルールの範囲でやっとること」と言えてしまうし、広島側からしたら「勝利至上主義ですから」ということになるやろう。それにこの試合は2-0で広島が完勝しとるわけやけど、この試合後に黒田剛監督が「反スポーツ行為だ」と怒っていたがやけど、これは広島側からしたら、まさに「負け惜しみ」でしかないちゃ。
自分達がやられたら文句を言うのはある意味で人間らしいちゃ
自分たちが「勝利至上主義」と謡っているがであれば、相手に同じようなことをやられてもオラは文句も言えないと思うがやけど、実際にタオルに水を濡らされたところで言ってしまうところを見ると、筋を通しているとは言い難いちゃ。
ただ、自分達がやっとることを相手にやられたり、露骨に邪魔されたりしたら、やたらと怒ったりするところを見ると、ある意味で人間らしいとも言えたりするちゃ。自分達がやれば「正義」になるならば、相手も同じことをしてきたら、本来なら認めるべきやし、そのほうが筋が通っているといえるがやけど、そこで負け惜しみを言ってしまうのちゃ、エゴが滲み出ていておもしろいと思えるちゃ。
人間ちゃ、まあおもしろいもんやと思いますちゃ。

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