【J3第29節】カターレ富山 – 愛媛FC [レビュー・後編] / アルトゥールのハットトリックで逆転やちゃ

さて後半やちゃね。

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システムを変更やちゃ

ビハインドのカターレは、後半になってよぉ、伊藤拓巳と佐々木陽次を下げて、碓井鉄平と松岡大智を起用したがいちゃ。

このメンバー変更を意味するのはよぉ、アルトゥール・シルバを1列前に上げるということやちゃね。前半終了間際のカターレは、なかなかボールを前に進められなかっただけによぉ、碓井を起用することでビルドアップの修正を図ってきたがいちゃね。

大きく異なるのは、碓井が最終ラインのサポートに回ってきたところやろう。そんでよぉ、前半では最終ラインに残ることが多かった安光将作が、左サイドで高い位置を取るようになってきたがいちゃ。前半では安光の対面にいた曽根田がプレスをかけていたがやけど、曽根田の対面が今瀬がつくようになってからよぉ、安光がフリーでボールを持つ機会が増えていったがいちゃ。これが大きなミソになるのう。

更に手を加えるちゃ

65分になってカターレは、椎名伸志を下げて、大野耀平を起用するちゃ。1トップに大野が入って、左にマテウスが入ったがよ。

対する愛媛の方は、松田力を下げて、得点源のベン・ダンカンと深堀隼平を入れて、とどめを刺しに来たのう。

その後、お互いにビッグチャンスが訪れて、カターレが右サイドの松岡大智のシュートがバーに直撃。対する愛媛もロングカウンターからベン・ダンカンがGKと1対1になったがやけど、これもバーに直撃してゴールならんかったがいちゃね。アップダウンが激しい展開になってきたじゃ。

安光の見事なパスからアルトゥールが同点ゴール

そしたら、81分にゲームが動くちゃね。

自陣からのビルドアップでよぉ、今瀬淳也からのパスを受けた安光将作が左サイドを駆け上がるちゃ。そしたらよぉ、マテウスが同じレーンに侵入していったがやけどよぉ、安光の選択肢は斜め前方向へのスルーパスながいちゃ。それを受けたアルトゥール・シルバが侵入してよぉ、最後は相手GKとの1対1を決めきって、カターレが同点に追いついたじゃ。

アシストを決めた安光の見事なパスに注目が集まるところやけど、マテウスが大城蛍と木村卓斗を引き付けてよぉ、大野耀平がファーサイドで小川大空を引き付けておいたがでよぉ、ちょうどぽっかりとスペースが出来たがいちゃね。そこを制したアルトゥール・シルバが見事やったじゃ。

松岡が粘ってヘッドで逆転やちゃ

そんでよぉ、86分に再びゲームが動くちゃね。

同点に追いついた後の愛媛は、クロスを多用して再び勝ち越しを狙ったがやけど、カターレが集中したディフェンスで凌いだがいちゃね。その後によぉ、86分にクロスボールをキャッチした田川知樹が、左サイドでフリーになっていた安光将作にパスを出したがよ。そこで安光が一気に敵陣まで侵入するとマテウスにパス。マテウスはクロスを入れたがやけど、精度が悪くてファーサイドへ行ってしまったじゃ。そんでも右サイドの松岡大智が粘りクロスを入れると、最後はアルトゥール・シルバが頭で合わせてゴールやちゃね。アルトゥール・シルバはハットトリック達成やちゃ!

右サイドで粘ってクロスを上げた松岡大智と、それに頭で合わせたアルトゥール・シルバが見事やったのう。かなり難しいクロスやし、頭で合わせるのも容易ではないものやけど、これをズバっと決めるところはさすがやちゃね。

そして、同点ゴール同様に、左サイドからボールを運んでいった安光の働きっぷりは見事やったじゃ。後半からは左サイドのプレーメーカーとして、攻撃のタクトを振っていたと言ってもいいくらいの存在感を発揮していた安光やったがいど、後半の戦術変更に見事に応えただけによぉ、安光がいてこその逆転劇やったのは間違いないちゃ。

それに途中1対1で負けてボールを奪われたりしてもよぉ、最後まで安光を信頼してボールを供給した周りの選手達にも拍手を送りたいじゃ。

価値の大きい勝利やちゃ

試合終盤になって、カターレは安光と末木を下げてよぉ、林堂眞と神山京右を起用して、守備固めに入ったじゃ。そんでもカターレは引いて守るがやなくて、前線の大野とマテウスが献身的に走り回りながらボールキープに努めて、危ないシーンを作ることなく、試合は3-2で逆転勝利を果たしたじゃ。

この試合はよぉ、愛媛に逆転されて難しい状況に陥りながらもよぉ、内容的にはかなり良かったのう。それを勝ち点3という結果に結びつけたのちゃ、本当に大きな価値のある勝利やったと思うちゃ。

最大の殊勲は、やはりハットトリックを決めたアルトゥール・シルバであることには間違いないがやけどよぉ、チーム全体としても、それぞれの選手のパフォーマンスはかなり良かったがでよぉ、まさにチームでもぎ取った勝利ではないかと思うちゃ。

90分間もボールを前に運び続けて献身的なプレーを見せつつも、時折テクニックを見せてくれたマテウスも良かったしよぉ、後半から黒子のようにビルドアップに貢献していた碓井鉄平、それにシュートチャンスはほとんどなかったがやけど、自らが囮役になったり、ボールキープのために献身的に粘り続けた大野耀平も素晴らしかったじゃ。

酷暑が過ぎて、これからは身体も動きやすい季節になってくるやろう。難しい時期を乗り越えて、再びスパートをかけられるんやないかと期待を抱かせる試合やったじゃ。

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