【2023年J3第20節】カターレ富山 – FC今治[レビュー] / かろうじて引き分けやちゃ

この日はホームゲームやったがいど、いろいろ都合がつかんかったこともあって、この試合は見に行けてなかったじゃ。今回は簡潔なレビューになるちゃ。

目次

フォーメーション

カターレのスタメンやけど、碓井鉄平が怪我から戻ってきて久々のスタメンやちゃ。アルトゥール・シルバとセントラルハーフのコンビを組むちゃ。2トップは佐々木陽次と高橋駿太が組んで、サイドは松岡大智とマテウスがやるちゃ。ベンチには吉平翼、大野耀平、髙橋馨希は入っているがいど、今瀬淳也と末木裕也はベンチから外れているちゃね。

今治の方やけど、前回対戦したときとはシステムを変えてきとるがやね。3バックを基調としとってよぉ、右サイドには昨シーズンまでカターレでプレーしていた松本雄真が入っとって、左サイドには近藤高虎がおるちゃ。今夏はドゥドゥ(千葉)、中川風希(藤枝)とそれぞれ移籍してしまっとるがで、いろいろやりくりが難しそうな感じやちゃね。

オウンゴールで先制やちゃ

ここ最近は調子が落ちてきているカターレやけど、まず前半の戦いっぷりに関しては、まずまずやったがいちゃね。両サイドのマテウス、松岡大智を起点にして攻めていく感じでよぉ、今治に対してしっかりプレスをかけていってペースは握れていたがいちゃ。

15分によぉ、カターレがカウンターから右サイドへ展開すると、柳下大樹がシュート。シュートしたボールが今治のオウンゴールを誘ってよぉ、カターレが先制点を奪ったがよ。

前半は1-0で折り返したじゃ。

後半立ち上がりがまずいちゃね

後半はよぉ、一転して今治のペースでゲームが進んでいったがいちゃ。48分によぉ、安光将作が相手に囲まれてしまってボールを奪われると、左サイドの裏を突かれるとよぉ、マルクス・ヴィニシウスのクロスから、最後は今夏に途中加入した千葉寛汰に決められてしまって同点に追いつかれたがよ。

気をつけないといけない時間帯とも言えるところやったがいど、安光が囲まれてしまったのが痛かったのう。こういうときは無理せずにサイドに逃げてゲームを切ってもいいところでもあったがいど、周囲の選手で声を掛け合ってなんとかできたんやないかなーと思える局面やったと思うちゃ。悔やまれるちゃね。

更によぉ、59分には左サイドの近藤高虎にボールが亘ると、近藤がそのままカットインしてミドルシュートを放つとよぉ、ゴール右隅に吸い込まれて、今治に逆転を許してしまったじゃ。

カターレにとって、最も嫌な選手である近藤高虎やけど、以前にもすごいミドルシュートを決められて、それが決勝点になったことがあったがやけど、まさかまたやられてしまうとはキツイのう。近藤高虎を褒めるべきシーンやったと思うがいど、カターレとしてはバイタルエリアのケアが甘くなってきとるなーと直近の試合では感じられるところやちゃね。

途中出場の選手のコンビネーションで同点に

正直かなり重苦しい展開やったがいどよぉ、小田切道治監督は大野耀平、マテウス、佐々木陽次を下げてよぉ、高橋駿太、髙橋馨希、吉平翼を起用していったじゃ。こういうシステムになるちゃね。

特別指定選手ながら、今やカターレの中心選手になっている髙橋馨希がトップ下に入る形になっとるちゃね。センターフォワードは高橋駿太で、左サイドには吉平翼が入ったじゃ。

そしたらよぉ、68分に早いリスタートから、アルトゥール・シルバが縦パスを送るとよぉ、バイタルエリアにいた高橋駿太がヒールパスで叩くと、高い位置にいた吉平翼がスルー。最後は髙橋馨希が左足を振り抜いてカターレが同点ゴールを決めたじゃ。

これは見事なコンビネーションやったじゃ。早いリスタートからの奇襲攻撃と言える展開やったがいど、高橋駿太のかかとでのスルーパスに対して、吉平翼が囮役になってよぉ、最後は髙橋馨希がビシッと決めるとは、すごくいい感じのゴールやちゃね。途中交代の選手が全員絡んでいるところがミソやちゃね。小田切監督の采配がズバリと当たっているにか。

悪質なタックルで髙橋馨希が負傷交代に

このあとはカターレの逆転ムードでよぉ、髙橋馨希を中心に攻撃を仕掛けとったがいちゃね。

しかしよぉ、81分にカターレがカウンターを仕掛けようとして、髙橋馨希が前を向いたところでよぉ、相手MF新井光が側面からの両足タックルでよぉ、髙橋馨希の足を挟み込むような形になってしまったがいちゃ。このファールでよぉ、髙橋馨希は負傷により途中交代でベンチに下がることになったじゃ。

今治から見たら、このシーンで髙橋馨希はファールでも止めないと決定機になってしまうだけに、新井光が何としてでも止めようとしていたのは理解はできるちゃ。しっかしよぉ、タックルが入る角度が、髙橋馨希にとっては完全に死角になるところやったし、受け身を取るのも容易ではないことを考慮したら、相当悪質なタックルやなーと思わざるを得ないちゃね。新井光としては怪我させるつもりは一切ないやろうけど、両足タックルで髙橋馨希の足をロックしているだけに、大怪我になりかねないと言わざるを得ないちゃ。

このファールで主審の大橋さんはイエローカードを提示していたがいど、こんなのがイエローカードで済むくらいなら、「じゃあ、試合中1度は許されるがやね〜」という感じで選手が受け止めてしまうだけに、オラは一発退場が妥当ではないかと思うちゃ。

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以前にあった満田誠が悪質なバックチャージを食らって大怪我をした件があったようによぉ、こんなのがイエローカードで良いがなら、怪我人たくさん出てしまうちゃ。

引き分けやちゃ

試合は2-2で引き分けやちゃ。

正直言えば、勝ってほしかった試合やったがやけど、ここ1ヶ月の苦しい戦いが続く中でよぉ、しかも対戦成績が芳しくない相性が悪い今治に相手に、引き分けで済ませられたのは、ギリギリ許されるところではあるかなーと思うちゃ。カターレが勝点を稼げなかったのは残念やけど、今治に勝点を稼がせなかったのは、本当に良かったと言えるちゃ。

しっかし、後半立ち上がりのゲームの入り方には、課題があるちゃね。シーズン序盤にもこういうことはあって、5〜6月くらいは鳴りを潜めていたがやけど、ここ最近になって、まーたそういう流れになってきたのは、サッカーの難しさを感じさせられるなーと思うちゃ。

このあたりをもうちょっこし見直してよぉ、次の松本山雅FCとのアウェー戦に挑んでほしいと願うちゃ。

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