カターレ富山の左伴繁雄社長がよぉ、秋春制について触れていたがいちゃ。
賛否は出してないちゃね
ざっと見た感じでは、カターレ富山の社長というよりは、20年以上も業界に関わってきた人としての意見…という感じやったのう。
まあ、前篇に関しては、現状はどのように話されているかということやけど、根本的には「秋春制ありきではない」というように書いてらっしゃるちゃ。ACLのことやったり、選手のパフォーマンス向上やったりと、メリットを中心に書き記されているちゃ。
カターレ富山の立場からどうこう…というよりは、むしろ「今後のJリーグはどうあるべきか」といったところが議論の中心になっとるのかなーと感じさせられるところはあるちゃね。
これは他のクラブの社長の意見やったり、他のクラブのプレスリリースやったりを見た感じやとよぉ、それぞれのクラブの立場よりは、議論としては「各クラブの代表を集めて、シーズンの形式も踏まえて、今後のJリーグのあり方をどうしていこうか…」というのが議題の中心になっとんがかなーと感じさせられるもんがあったじゃ。
前半を見た感じでは「そりゃJリーグを思ったらそうながやね」みたいな感じで見ていたじゃ。
雪国の認識が甘いのを反省しとったじゃ
ただ、後半になってくると、カターレの社長であるという立場が見えた記事になっていたのかと感じられたのう。まず、左伴繁雄社長自らが「雪国の認識が足りなかった」と自らを総括しているのは、オラとしてはいい点かなーと思ったのう。
逆に左伴さんがこうおっしゃるということは、太平洋側のクラブのお偉いさんとかは、雪国がどういったものなのかは、全然イメージも掴めていないのは想像ができるところやし、おそらくJFAの内部もそんな感じの方が多いのかなーとちょっと感じられたがいちゃね。
後編の方が読み応えがあったなあと思ったのはよぉ、企業文化、教育、セカンドキャリアについても、しっかり課題を提示していたところはいいかと思ったのう。スポンサー関連に関しては、クラブ運営にとって最もコアの部分ながやけど、ほとんどの企業が3月決算であると考慮したら、まあ営業の方々がよぉ、スポンサーの契約を獲得していくのちゃ、本当に苦労するがやろうなーと感じさせられたじゃ。
左伴繁雄社長の文章ちゃ、クラブ経営がどういったものなのか…というのを可視化されやすくて、オラみたいなド素人であっても、イメージがしやすいもんかと思ったのう。特にサポーターからは見えづらい「営業」とか「選手のセカンドキャリア」といったところは、イメージしづらいところがあっただけに、読み応えがあったかと思うちゃ。
若干カタカタ語が多いのは引っかかるがいど、まあそれは社長のスタイルということで勘弁しとくちゃ。
JFAやリーグにはビジョンがあるがけ?
ただよぉ、左伴繁雄社長も含めて、あらゆるクラブのお偉いさんの意見を見ている感じやと、共通して言えることは「議論はしているけど、賛否はまだ言う段階ではない」ということではあるちゃね。
そういった意味ではよぉ、まだまだこれから話していこう…という流れではあって、これから深い議論をしていこう…という感じながかなーと見えてくるちゃ。
しかしよぉ、オラはこういった動向には、ちょっと不信感を抱くのは否めんちゃ。
それはなんでかと言ったらよぉ、「秋春制自体をJFAやJリーグが投げっぱなしになっていないか?」ということながいちゃね。
議論とかしていくのは全然いいがやけど、同時に「JFAやJリーグにはビジョンを持っているのか?」とどうしても感じてしまうちゃね。議題として「秋春制はどうなんだ?」とクラブに投げてみているところではあるがいど、Jリーグから積極的に秋春制を進めているわけではないがで、結局は「消極的」な印象しか感じなかったりするちゃ。
オラが昨日に「どうせ秋春制をやるがなら、年末年始の期間もやろう」とか書いたがやけどよぉ、実際それぐらいのビジョンを持ってよぉ、年末年始にJリーグを見てもらう…というくらいの欲深さは持っていてもいいんやないのかなーと思っていたりするちゃ。
実際、Jリーグ側で明確な指針を持っていた方が、雪国に防寒防雪完備のスタジアムをどんどん作っていく流れを生み出しやすくなってくるのは考えられるちゃ。秋春制をどうしてもやりたいというがなら、全国的に防寒防雪対応ができたスタジアムや練習会場を作るためによぉ、もっと投資を呼び込んでいけるような、魅力的なリーグづくりに尽くしていくぐらいの野心は見せてくれんかなーと思っていたりするちゃ。
「議論」という言葉はすごく耳にいいように思えるがいど、同時に「日本のサッカーを引っ張っていくべき存在のくせにビジョンもリーダーシップもないのか?」と思わざるを得なくなってきたのう。
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