【2023年J3第10節】カターレ富山 – 福島ユナイテッドFC [レビュー] / 19歳GK平尾駿輝、Jリーグ鮮烈デビューやちゃ!

前節は相模原相手に1-1で引き分けたカターレは、ホームの県総に戻って、16位の福島ユナイテッドFCと対戦やちゃね。

目次

フォーメーション

カターレのスタメンやけどよぉ、出場停止の坪川潤之が不在のところをよぉ、柴田壮介が入ったがいちゃ。そんでGKは田川知樹はベンチにも入ってなくてよぉ、天皇杯富山県大会でゴールマウスを守っていた19歳の平尾駿輝がスタメンやったじゃ。サイドバックは右に柳下大樹、左に安光将作やちゃね。

福島はあまり変わらない感じやのう。2トップの長野星輝と樋口寛規には要注意やちゃね。

裏を狙ってくる福島

カターレが[4-4-2]で、福島が[3-5-2]という形ながいど、2つを重ねるとこんな感じやちゃね。

ここ最近のカターレちゃ、同じようなシステムを採用するチームとの対戦が多かったこともあって、久々の3バックが相手の対戦やちゃね。ということで両チームのシステムを重ね合わせてみることにするちゃ。

色で分けてみたがやけど、カターレが人数的に優位に立てるのがサイドでよぉ、福島が優位に立てるのが中央という感じやちゃね。福島は中央が強くて、カターレはサイドが強いと考えるといいやろう。

これがどうなっていくかというと、これながいちゃ。

まずよぉ、相手の3バックに対して、カターレはなかなかプレスをかけづらいがやね。

カターレの基本的な戦術としては、2トップで相手のパスコースに制限をかけながらよぉ、狭いところに誘導していきながら、中盤で引っ掛けさせてカウンターを狙っていくがやけど、この試合やとなかなかいい感じにはならんかったがいちゃ。3人で回す相手に2人で追いかけ回すのは大変やちゃね。

こうやっていくことでよぉ、3バックに対してプレスをかけていきやすくなっていくちゃね。これである程度は福島のビルドアップに対しては制限をかけられるようになってきとったがいちゃ。

ただよぉ、福島もそれは見越していたがで、頻繁にこういうプレーをしてきとったのう。

福島の攻撃に関しては、中央もサイドも結局は裏を狙っていくということやけど、カターレのプレスの性質を利用していって、裏を取ろうとしてきとったのう。これをよぉ、試合開始の頃から終盤まで結構大きなテーマになってきとったがいちゃね。

柳下のクロスが軸に

対するカターレに関してやけどよぉ、相手が中央を非常に固くしとることもあってか、やはりカターレとしては、サイドの人数が多い特徴を活かしていくのかがポイントになってくるちゃ。

福島はよぉ、守備時になると[5-3-2]のシステムに変わっていくちゃね。

両サイドに関しては、ある程度ガラガラになっていってもよぉ、最終ラインは5枚をきっちり揃えていって、バイタルエリアの中央は、アンカーとシャドーの3人で守っていくがでよぉ、これは非常に固くてやりづらいちゃね。

そういうことで鍵になってくるのちゃ、相手の守備が届きにくい位置にいる、両サイドバックの柳下大樹と安光将作の存在やちゃね。特に前半からよく目立っていたのは、カターレの右サイドのコンビ、松岡大智と柳下大樹のコンビやろう。松岡大智がドリブルで仕掛けていくのと、それと連動して深く侵入したり、後ろで待ってからアーリークロスに備えていく柳下大樹と、いい感じに仕掛けていたのう。

セットプレーから先制やちゃ

試合開始からカターレがよく狙っていた形がこれやちゃね。

守備時は5バックを敷いてくるということもあって、なかなかスペースがなかったもんやから、主にクロスが中心やったわけやけど、割と通用している形がこれやったがいちゃね。前半から2回ほどやけど、右サイドからのファーへのクロスから決定機を作っていたがいちゃ。ファーサイドへのクロスというのちゃ、相手の視線を動かす効果があって、対面の選手を見失いやすい傾向にあるがいど、福島の守備やとどうもボールウォッチャーになっとった気配があったのう。

そんで22分にカターレが右サイドからのフリーキックから、柳下大樹が頭で合わせてカターレが先制を挙げたがいちゃね。相手GK山本海人が中途半端な対応になったところを、上手く頭上を抜けたゴールになったじゃ。福島のクロス対応のまずいところをカターレが上手く突いた形になったのう。

平尾駿輝ビッグセーブ連発

ただよぉ、この試合に関しては、このゴール以降は、あまりカターレにいいところがあった試合やなかったがいちゃね。前半の終わり頃から、ほとんど福島のペースで進んでいったがいちゃ。福島のコーナーキックが11本もある通り、カターレは相手の攻撃をもろに受けるような形になってしまったじゃ。

ただよぉ、この試合については、本当に「平尾駿輝で勝った」というくらいよぉ、凄まじいパフォーマンスやったのは確かやろう。あまりにも深いところまで攻略されずにてよぉ、カターレとしてはえらいコーナーキックを相手に与えることになってしまったがやけど、ハイボールの対応もきっちりしとったじゃ。

圧巻やったのは、残り10分くらいのプレーやったのう。コーナーキックからのこぼれ球に、強烈なミドルシュートを撃たれたがやけど、しっかり身体を持ち直して、セーブに対応していたしよぉ、後半アディショナルタイムにも横っ飛びでビッグセーブ連発やにか。いやあ、こりゃ驚いたのう。

これでカターレは1-0で勝利やちゃね。

GKが一気に激戦区やちゃね

正直言うと、ゲーム内容はいいわけやないし、むしろ結構不満が残る試合内容やったと思うちゃ。ただよぉ、それを吹き飛ぶくらいのインパクトを残したのちゃ、まさに19歳の平尾駿輝の鮮烈なJリーグデビューに尽きるやろう。

オラも以前からすごく楽しみにしていたがやけど、予想を超えるレベルで素晴らしい選手やというのはわかったのう。試合を見ていても、予想以上に身体が大きく見えるGKやし、手足も長くてよぉ、守備範囲の広さも光っているちゃね。キャッチングやったり、ビルドアップにもっともっと向上していったら、カターレ富山で収まりきれないほどのGKに成長していく可能性も秘めているのではないかと思うちゃ。

平尾くんは、どうやら同世代の田川知樹が入ってきたことによって、かなり刺激を受けているみたいやちゃね。履正社出身の平尾くんにとっちゃ、ライバル校の興国出身の田川知樹の存在ちゃ、好影響を与えているんやないかと思うちゃ。この2人の若いGKによぉ、親の年齢に近いだろう大ベテランの柴崎貴広がおってよぉ、GK陣ではカターレ最長の齋藤和希も負けられないと、4人のGKで競い合っているのちゃ、やはりステキなもんやろう。

このポジションは、昨シーズン、絶対的守護神として堅牢を築いていた山田元気がプレーしていただけに、GKは本当に不安視されていたがいど、逆に今ではストロングポイントになるのかもしれんと思ったじゃ。

Monacoinを投げる
モナゲ(tipmona)ってなに?
そもそもMonacoinってなに?



よかったらシェアしてくりゃっせま
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次