前節はホームでAC長野パルセイロ相手に3-3で引き分けてよぉ、2勝1分1敗のカターレ富山はよぉ、今度はアウェーの東大阪市花園ラグビー場で、FC大阪と対戦したじゃ。
フォーメーション
システムについてやけど、両チームともちょこっと変えてきとるちゃね。
FC大阪はCBの片方が齋藤隆也になって、サイドは元秋田の田中直基を起用してきとるちゃね。富山県出身でカターレに1年半プレーした舘野俊祐は左SBでスタメンやちゃ。
カターレについてやけど、今回はマテウスと安藤由翔がベンチにも入ってないちゃ。左は吉平翼、セカンドトップはアルトゥール・シルバで、CFが高橋駿太やちゃね。ベンチには大野耀平が戻ってきとって、ルーキーの伊藤拓巳がベンチ入りしとるちゃ。
独特な花園のピッチコンディション
まず触れておきたいのはよぉ、FC大阪のホームスタジアムの「東大阪市花園ラグビー場」のピッチコンディションにやちゃね。
「西のラグビーの聖地」と呼ばれる有名なスタジアムである「花園」やけどよぉ、今シーズンのFC大阪はここでホームゲームのほとんどを戦うがいちゃね。ピッチと非常に近いスタジアムでよぉ、臨場感もある素晴らしいスタジアムやけど、やっぱし気になるのは「ピッチコンディション」やちゃね。
試合を見ていて思ったことやけど、この花園のピッチ、なかなか独特やちゃね。思ったことを書くちゃ。
- 開始早々にピッチに足を取られる選手が多い
- ボールが弾みやすい
- 弾道が鋭い
元々「ラグビー場」であるというところを考慮すると、ピッチ状態はサッカーとは違うようになっとると考えられるがで、実際、ラグビーのピッチでどれだけできるのか…と思ったがいど、プレーを見ている感じだと、選手たちは結構苦労している印象が強かったのう。
ただ、ボールが転がりやすいということは、ラグビー用の長い芝でそのままプレーしているわけやなくて、サッカー仕様の芝生の長さに合わせている…というのが、花園のピッチやと思うがいど、土の状態がサッカーの仕様になっていない可能性はあるのう。ボールが動く割には、両チームの選手が踏ん張りが効かない…という不思議な状況に陥っていたがいちゃ。
前線からのプレスが厳しいちゃね
FC大阪の志垣良監督のサッカーちゃ、昨シーズン率いたヴァンラーレ八戸でもそうやったがいど、ソリッドな[4-4-2]を軸としたハイプレスを持ち味としているがいど、この足下にボールがなかなか落ち着かないピッチ状態との相性がよくてよぉ、カターレとしては非常にやりにくさがあったのう。
ほんじゃから、花園のピッチに慣れていないカターレの選手たちはよぉ、試合開始早々はボールを普通に繋ぐのも苦労していたがに、そのまんまプレスを食らうことになってしまって、何度かボールを奪われてピンチを招いたじゃ。
それにフォーメーションがお互いに同じものを使っている「ミラーゲーム」と言われる状況やと、そもそもフリーになる選手ができにくいがやけどよぉ、それに加えてハイプレスもやられるようやったら、なかなかゲーム自体が進まなくなるもんやちゃね。
まあ、ボールを繋いでいくのが難しいと両チームとも判断したのか、結局は両チームとも長いボールを蹴り合うゲームになってしまって、終始膠着したゲームになってしまったと言えるちゃ。こういうようになると、本当にゴール自体も入りにくいゲームにどうしてもなってしまうのう。
アルトゥール・シルバのゴールで勝利やちゃ
そんでよぉ、67分にセットプレーのチャンスを得たカターレはよぉ、末木裕也のフリーキックに、アルトゥール・シルバがバックヘッドで流し込んで、カターレが先制点を決めたがいちゃ。
やっぱしこういうピッチ状態の難しい試合になったらよぉ、ボールが止まっている展開である「セットプレー」が大きな鍵を握るちゃね。それも相手がボールを全く触れられないような形で沈めたのは、カターレにとってはかなり理想的ではないかなーと思うちゃ。
それにしても、アルトゥール・シルバは、4試合連続ゴールは凄いちゃね。
初のクリーンシートやちゃ
この試合で最も大きいのは、今季初の無失点やったことやちゃね。
難しいピッチ状態であり、ボールが空中を飛び交うような試合展開が目立った試合やったがやけど、カターレとしては守備面での連携はきっちりできていてよぉ、ハイボールへの対策が改善されていたのが大きいちゃね。それに相手のシュートに対しては、ほとんどフリーで打たせることがなかったのも大きいちゃね。特に先制ゴールを奪った後は、ほとんど危なげない試合展開やったし、安心して見られたじゃ。
こういう試合を1-0で勝利を収めて、ホームへ戻っていくのちゃ、本当に重要なことやと思うちゃ。次節以降もタフかつ冷静に戦えるように期待するちゃ。
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