前半を0-2で折り返したカターレは、逆転に向けて巻き返しに図るちゃ。
フォーメーション
2点ビハインドで折り返したカターレはよぉ、川西翔太と末木裕也を下げて、高橋駿太とガブリエル・エンリケを起用するちゃ、システムを以前の[3-5-2]にしたがいちゃ。
システムに馴染む前に失点やちゃね…
3バックにしたのは、相手の5トップシステムに対して、上手く噛み合わせていこうという狙いながやろうと見ていたがいどよぉ、後半開始早々に左サイドの安藤がボールを奪われてよぉ、そこからロングカウンターで一気にゴールを奪われてしまって、3点目を奪われてしまったじゃ。
これは戦術以前の話で、カターレが上手くシステムに馴染んでいく前によぉ、出鼻をくじくように藤枝にやられてしまったがやね。システムを変更すると若干馴染むまでは時間がかかったりするもんやけど、カターレが上手く機能させていく前によぉ、逆にカウンターを食らってしまうとは本当に痛いちゃ。この失点が試合を完全に決めてしまったとも言えるゴールやったじゃ。
前半で2点奪った藤枝としては、もう無理にゴールを奪いに行くのではなくてよぉ、チームのバランスを保ちながらよぉ、前がかりになってくるカターレに対して、冷静にカウンターを狙っていくサッカーに切り替えとんがやね。
前へ前へとボールを運びたいカターレの意図がよぉ、ますます藤枝の術中にハマっていく形になったがやね。藤枝としては、3バックはしっかり堅持して、守備はきっちりと固めつつ、カターレがサイドにボールを入れてきたらよぉ、2人で一気に塞ぎ込んでいって、そこからボールを奪ったらカウンターを狙っていく感じになったがやね。
試合終了間際に1点返したじゃ
再びカウンターから藤枝に4点目を奪われたカターレはよぉ、システムをこういう形に変えていったがやね。
ただ、4点差開いた展開では、やはり厳しい状況には変わらんかったがやね。左サイドがマテウスと安藤のコンビで、後半立ち上がりよりはマシな状況になっとったがやし、まだ前にボールを運べるようにはなってきとったがやけど、正直言ってしまえば、リスク回避で淡々とカウンターを狙っていた藤枝の方がチャンスを多く作っていたのは確かでよぉ、かなり厳しかったじゃ。
試合終盤には、林堂眞が上がってよぉ、パワープレーでゴールを奪おうとしたカターレはよぉ、試合終了間際に高山和真のロングフィードから林堂眞が落として、最後は椎名伸志がスライディングシュートで1点返したがいちゃ。なんとか意地の1点は返せたがいど、これで試合は終了ながよ。結局1-4で大敗やちゃね。
チームの成熟度と采配が分岐点やちゃね
3連勝で調子が良かった小田切カターレやったがいど、この試合では小田切監督の采配が裏目になってしまったのかなーと感じさせられたじゃ。調子が良くて上手く機能しているチームをそのまんまで挑んでいくのは当然やと思うし、藤枝相手やからといって結果を残しているシステムを変えるのは難しいところやろう。
ただよぉ、ここ直近のカターレの戦い方に関しちゃ、藤枝にとっては非常にやりやすい相手であったかなーと思わせる試合やったのう。前半はカターレの4バックに対して、5トップの形で圧力をかけていってよぉ、後半にシステムを変えたカターレに対しては、出鼻をくじく一発に、効率のいいカウンターで藤枝がゲームを終始圧倒するような形になってしまったもんやちゃ。
これまでカターレが勝利してきた讃岐、相模原、岐阜などを決して舐めるつもりもないがやけど、今までやってきたチームというのちゃ、チームの完成度という意味では、さほど高いチームではないだけに、カターレにとっては結果を残すこと自体はさほど難しいわけではなかったと言えるちゃ。ただよぉ、今回の藤枝に関しては、一段も二段もレベルが上のチームであって、監督代えてシステムや起用法を変えた程度のチームでは、なかなか届かないようなレベルやったかなーと思わせるもんはあったじゃ。調子の良かったマテウス、松岡大智、安藤由翔は完全に持ち味をかき消されてしまって、試合が藤枝の流れになってしまったからのう…。
小田切監督の采配に関しては、後半にリスクを背負って攻めに出た姿勢は悪いとは思わんがやけど、マテウスのポジションを戻しているところを見ると、やはり監督としての経験の浅さは垣間見えたかなーと思わせるところはあったかと思うちゃ。ただよぉ、システムや選手の配置を変えて、なんとか状況を変えようとした姿勢は見えたがで、今後は積極的な采配が効く試合が出てきてほしいもんかと思ったのう。
正直言うと、J2復帰には厳しくなったのは確かやと思うちゃ。ただ、気を取り直してよぉ、次の八戸戦には挑んでほしいちゃね。最後まで諦めないで、勝ち点3を積み上げてってほしいちゃ。
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