第29節 いわてグルージャ盛岡 – カターレ富山[プレビュー] / 昇格争い生き残り戦やちゃ

前節はテゲバジャーロ宮崎に逆転勝利してよぉ、なんとか昇格の可能性を残したカターレはよぉ、アウェーで3位のいわてグルージャ盛岡との対戦やちゃね。

目次

前回対戦

あわせて読みたい
第14節 カターレ富山 – いわてグルージャ盛岡 / 1点勝負を制したじゃ 6月の公式戦は勝てずによぉ、やや停滞気味のカターレはよぉ、ホームでいわてグルージャ盛岡と対戦やったじゃ。 https://youtu.be/4xnaGPQa-WU フォーメーション カター...

前回は第14節に対戦してよぉ、林堂のフリーキック一発でカターレが1-0で勝利しとるちゃね。

振り返ってみて思うことは、この試合は1-0のスコア通りで、両チームとも大きなチャンスが作れる試合やなくて、セットプレーで試合を決めた…という、かなり渋い試合展開やったがやね。ある意味、両チームの特徴が出ている…とでも言える試合かもしれんのう。

この試合で言えることは、岩手のキーマンである1トップのブレンネルをきっちり抑えきっているのが大きいやろう。岩手はブレンネルにボールを集めるがいど、そのブレンネルがあまりボールを収めることができんくて、ポストプレーもままならんかったがで、岩手の攻撃が停滞しとったがやね。

カターレが渋く勝ちきったといえるがいど、同時に岩手は追いかける展開はかなり不得手なのかな…と思える試合やったかと思うちゃ。

フォーメーション

2年目の秋田豊監督が率いるチームはよぉ、クラブ史上で最も充実したシーズンを送っているちゃね。1年目は開幕5連敗もしとって、軸が定まっていない印象はあったがいど、なんとか中位でしのぎきってよぉ、2年目のシーズンに入ったがやね。そんで今季は開幕から調子が良くてよぉ、上位争いを演じとんがいちゃ。

システムはよぉ、今シーズン開幕当初から採用し続けている[3-4-3]をベースにしとるちゃね。これは昨シーズン途中から採用してきとるがいど、その一貫性が今季の充実の要因となっとるやろう。最初の1年目は牟田雄祐、脇本晃成、中村太亮、ブレンネルが中心やったがいど、徐々に選手を入れ替えてきて、今がピークに至る…という感じやちゃね。

メンバーの構成とか戦術とかの大きな変化はないがやけど、今の岩手の大きなポイントとなっとるのは、終盤戦にゴールを重ねてきている和田昌士やろう。昨シーズンにJ2昇格を果たした相模原の中心選手の1人やったがいど、今シーズン途中に岩手に期限付き移籍して、岩手でレギュラーに定着しとんがやね。最も要注意するべき選手やろう。

似たもの対決やけど…

カターレ富山といわてグルージャ盛岡ちゃ、割と似たようなチームとも言えるやろう。3バックを基軸としたソリッドな守備を基調としつつ、攻撃面では人数とパワーで力づくで奪っていこうとするがやね。あと、セットプレーもお互い武器にしとるやろう。

カターレとしちゃ、前節に対戦したテゲバジャーロ宮崎とは、正反対のチームと対戦する…ということになるやろう。ポジショニングとパスワークで相手の選手を動かしながら、前を向いてプレーできる選手を作っていこうとするのが宮崎としたら、岩手の場合は相手のポジション関係なくパワーと積極性で押しつぶしにかかってくる…という感じながやね。

はっきし言えば、戦術面では器用なチームやないがやけど、それが逆に迷いのないチームになっとるのが、岩手の素晴らしいところやないかと思うちゃ。

カターレもマテウスや大野耀平が特にそうやけど、縦にボールを入れて、力で攻めていこうとするがいど、宮崎のようにパスとポジショニングでに上手く剥がしていく部分もあるがで、岩手ほど振り切ったチームとは言えんのう。

それは良くも作用しとる部分はあるがいど、同時に戦い方がブレる欠点もあるだけに、サッカーにおいては「器用さ」というのちゃ、逆にマイナスになることもあると改めて感じるもんやちゃね。

対人が強くてスペース管理が苦手?

前節のカマタマーレ讃岐との対戦を見たがやけど、岩手はよぉ、33分から立て続けに3ゴールを畳み掛けてよぉ、前半で3点リードを奪って、勝利に繋がているちゃね。しかもゴールを決めたのは、和田昌士、色摩雄貴、中村太亮と攻撃のキーマンが決めとるがで、やはり勢いに乗ったときの岩手の攻撃陣のおっかなさは脅威やちゃね。

ただよぉ、先制点が決まるまでの展開ちゃ、割と互角でよぉ、実際讃岐が先制点を奪ってもおかしくないようなシーンも目立っていたがやね。シュートの精度やったり、運もあったりといろいろながいど、後半戦は割と守備が安定していた讃岐だけによぉ、讃岐が先制点を奪っていたら、試合展開は結構変わっていたかもしれんのう。

ざっと試合を見た感じを言うと、岩手の守備の特徴ちゃ、ディフェンスリーダーの牟田雄祐を中心によぉ、人に対する守備が非常に強いちゃね。簡単に突破はできん相手やし、同時にハイボールへの対応能力の高さはあるがで、単純な個の対決では簡単に崩していけんやろう。

ただよぉ、守備面では3点引っかかる部分があるのう。対人が強い代わりに、スペースの管理があまり得意でない傾向があるちゃね。

まずは左WBの中村太亮がかなり攻撃的なサイドアタッカーだけによぉ、あまり中に絞って守備をしない傾向があるちゃね。そこを讃岐は効果的に狙ってチャンスを作っていたがで、カターレとしても狙い所やろう。

そんで、3バックが重心を下げて守備をするのが特徴だけに、やはりCBとMFの間のスペースが空きやすくて、讃岐が頻繁にミドルを放っていたのも気になったところやちゃね。この辺りはカターレやと椎名のカットインからのシュート…というのも期待されるところやろう。

あとは、守備リーダーの牟田雄祐が剥がされたときに、やや統率ができていないところが見えるところやちゃね。彼を剥がすようなことができれば、大きなチャンスが巡ってくる可能性はあるやろう。

この辺りかのう?カターレとしてはそういったところを上手く狙っていきたいところであるやろう。

岩手に関しては、良くも悪くも「分かりやすい」チームやし、同時に「迷いのないチーム」と言えるやろう。それだけに激しい試合展開になると思うがやけど、結構隙のあるところはあるがで、同時に冷静さも問われる試合になるやろう。

カターレの選手達の健闘を祈るちゃ!

Monacoinを投げる
モナゲ(tipmona)ってなに?
そもそもMonacoinってなに?



よかったらシェアしてくりゃっせま
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次