著名フェミニストの仁藤夢乃さんのツイートが発生源となり、大きく炎上した「温泉むすめ」についてやけど、特に話題になっとるのちゃ、山形県にある小野川温泉の温泉むすめ「小野川小町」やちゃね。
「夜這い」は性暴力ながけ?
炎上したことについては前回の記事に書いとるがで、それを参考にすりゃいいちゃ。
その中でも最も非難の対象になっとるのちゃ、小野川温泉の温泉むすめの「小野川小町」の設定についてやけど、「今日こそは夜這いがあるかも」というところが、結構批判されとんがやね。
「夜這い」について検索したら、なんだか「強姦」と認識している人が多いみたいやのう。
この機会を「学び」と捉えるちゃ
ただ、普通に考えたら、観光関連の方々が「夜這い=強姦」という認識やったら、まず使うことはないやろう。全国からお客さんを招き入れる立場のもんが、性暴力を意味する言葉を使用するとは考えられんもんちゃ。
自分の思い込んだ意味のまま非難するのは良くないがで、やはり当事者がどういう意味を込めて考えていたのか、考察するべきやちゃね。
どうしても騒ぐ人が多いと、その人の言葉に影響を受けたりしやすいところやけど、ここは冷静になって考えるべきやろう。人の使う言葉を鵜呑みにしてしまうよりも、由来とか考慮して考えるべきやろう。
ここは「夜這い」という言葉に脊髄反射するんやなくて、自分が失念しとったことを思い起こしたり、再び学習する貴重な機会と考えておくとするちゃ。
小野小町開湯伝説あるちゃ
こういうツイートがあったがやね。
小野川温泉というところちゃ、小野小町の開湯伝説があるみたいやちゃね。
1200年ほどの歴史があって、平安時代に小野小町が見つけたと言われとんがやね。かつては伊達政宗や上杉鷹山にも愛されたという、山形県米沢市の温泉ながやね。非常に歴史が古い温泉ながいちゃ。
夜這いは「呼ばう」が語源やちゃ
歴史上の人物で「絶世の美女」と言われた小野小町やけど、深草少将との百夜通いに関する「夜這い」から来ているがで、小野川小町の設定になったようやちゃね。
平安時代の日本史はあんまし教養がないオラにとっては、こういう詳しい方が解説されるのは本当に助かるところやちゃね。
夜這いに関しては、語源は古語の「呼ばう」から来ててよぉ、平安貴族の風習である「通い婚」を意味しとるがやね。「求婚」とか「妻問婚」が意味であってよぉ、そこには性的なものちゃ、平安時代ではリンクしているわけやないがやね。
つまり、「夜這い」というのちゃ、現代でいう「恋愛」であるのと、ほぼ変わらないと言えることやろう。当時は女性の許可が降りなければ、男性が女性の元へ行くこともできんかったようやし、男性が女性に強引に性行為をけしかける…というのとは全然違うのは、考察できるところやろう。
そういやあ、中学か高校辺りで学んだ気がするのう…。
想像力が働ければ、「夜這い=強姦」やったら、さすがに観光協会が使うわけにはいかんのは容易に考えられるやろう。それなら「夜這い=妻問婚」と定義するものやと踏まえたら、小野川小町の設定も筋が通るちゃね。
しれっと改変するのは良くないかのう
この件に関しては、かなりのパッシングがあったか知らんがやけど、小野川小町の設定も変更になっとって、「夜這いが来るかも」は削除されとんがやね。
ただ、黙って変えるのは、あんまし印象は良いとは思えんやろう。
オラとしては、温泉むすめが始まってから5年も経っとるがやし、これまでも問題があったわけやないし、むしろ「クレーマーに勝手に問題にされた」と思うくらいやから、別に変更せんでもいい…と思うちゃ。
ただ、変な憶測ばかりが広がってしまうがやし、設定を変えたとしてもスクショで広げるもんがおるだけに、しれっと消すよりは、何かしらの説明をしたほうが良かったかな…と思うちゃね。
設定における「夜這い」とは、こちらとしては「妻問婚」と定義しており、全く性的な意味としては使う意図はありませんが、違う意味で定義されるのは不本意なので、変更させていただきます。
「夜這い」を設定に加えたところで、別に特定の個人を侮辱しとるわけやないがで、無意味に謝罪する必要もないちゃ。むしろ、相手がどういう定義で使用したかを無視して、自分の主観だけで叩く行為は問題あるしのう。
ただ、応援してくださる方々もおられるだけに、小野川温泉の方々にとっては、自分達がどういう意図で決めたのか、説明するのがベターやろう。
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