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第12節順延分 カターレ富山 - ヴァンラーレ八戸 / ヨージ復帰効果と「密集型パスサッカー」の弊害

2020/10/23

前節はいわてグルージャ盛岡の守備を崩せずに、PKによる失点で連敗を喫した、現在10位のカターレ富山はよぉ、16位のヴァンラーレ八戸と対戦やったじゃ。

フォーメーション

カターレのスタメンは、前節のスタメンからフィールドプレイヤー全員代えたじゃ。久々のルーカス、今季初スタメンのジュンキもそうやけど、第3節以来戻ってきたヨージがスタメンに戻ってきたじゃ。

八戸はアウェー連戦の影響で本拠地に戻ってないらしいがで、前節とは3分の2は代えてないがやけど、今回はバンディエラの新井山祥智に、セカンドトップの安藤翼を外してきとるちゃね。そんで左サイドには、元カターレの佐藤和樹がスタメンに名を連ねとるちゃ。

ヨージと碓井の存在がパスの流れを良化

久々のヨージのスタメンで、カターレのサッカーがどうなるのか興味深かったがいど、最近のカターレのサッカーとは見違えるくらい、よくパスが回るサッカーをしとったのう。

なんで良くなったのかといっちゃ、ヨージは高い位置では最終ラインの前後のスペースに入っていって、パスの受け手になる動きを続けるところながいちゃね。

カターレはこういうヨージみたいな人材が乏しくて、前線でそういう動きに関しては、椎名がそこそこやったりするがいど、ヨージはパスを出す側からしたら、だいぶ優しいポジションを取っているがで、かなり地味な仕事やけど、これをやる選手がおったら、結構楽になったりすんがやね。

あとは、この試合にスタメンで出場した碓井も持ち味が出ている試合やったのう。彼の場合は後方のビルドアップをサポートして、後ろのパスの交通整理をしたり、相手のプレスを剥がすポジション取りが上手な選手やけど、彼の存在も結構光っていたがやね。

この2人の存在によって、パスワークに関しては、過剰に花井に負担をかけさせることもなくなるしよぉ、花井を経由せんでもボールを前進させられるようになったがで、相手の守備陣からしたら「花井さえマークしていればいい」という対策を無効化させられるのが大きいちゃね。

この2人を使えば、別に「花井心中システム」というわけでもなくなるがやね。

28本シュート撃った割には…

ビルドアップが良化して、その結果が28本のシュートを放った結果に出ている一方でよぉ、さほど決定的なチャンスを作りきれたわけやないちゃね。もしかしたら相手の八戸の方が、むしろ決定機は多いのかもしれんちゃ。FWの立場から考えたら、FWが落ち着いてシュート放つことができる状況までは作りきれてないと思ったのう。

なんでゴール決められんか…といったら、答えは「相手守備ブロックを崩しきれてないから」といえるがやね。

選手やサポーター含めて、こういった問題については「FWの決定力不足」「シュートをきちんと打てないから」とかよく言われるがいど、この試合見とったら、28本もシュート放った割には「決まった方がすごくないけ?」と言えるシチュエーションがほとんどながやね。どんだけシュートを放ったってよぉ、相手の守備ブロックがきっちり揃っとって、身体も十分に寄せられる状況やと、FWからしたら「相手の寄せがきても針の穴を通す強いシュートを放たなければならない」みたいな難しい状況には変わらんがやね。それは何度繰り返しても同じやなかろうか?

そう考えると、今のカターレ富山の状況は「パスワークはチームワークでやっていく割には、最後の得点力はFWに日本代表クラスの個人能力を求めている」とも言えるんや無かろうか?2013年の苔口卓也の11得点以降、カターレは年間二桁得点を決めた選手がおらんがやけど、こういうところに原因があるとオラは思うちゃね。

それを考えたら、守備のブロックやGKのポジショニングをどうやって縦横に揺さぶりをかけていくのか…というのは考えていかんなんちゃね。カターレのパスワークはボールホルダーに他の選手が寄っていく「密集型パスサッカー」といえるがいど、攻撃側の選手が密集していたら、相手守備陣も密集していくがで、やはり「相手をどうやって分散させていくのか?」を考えていかんなんちゃ。

GKとDFの間に長いボールを蹴ってみたり、サイドチェンジを有効につかってみるとか、ショートパスが過剰に増えている組み立てから、いろいろ変えてみないといけんがやと思うちゃ。

…何度もブログで指摘していることやけど、この辺りは監督や選手が誰になっても、なかなか変わらんかったりするがやね。

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