第5節のいわてグルージャ盛岡戦を4-1で大勝したカターレはよぉ、今日は福島ユナイテッドFCと対戦やちゃ。
松田岳夫監督2年目やちゃ
昨シーズンから率いていた松田岳夫監督の2年目やちゃ。ショートパスを多用していくスタイルで、昨シーズンは13勝をあげて11位で終了したがいちゃ。昨シーズンの45得点は歴代最高の数字みたいやちゃね。
選手は、エースの武颯はカターレへ移籍して、サイドアタッカーの星広太は相模原へ移籍、中盤の輪笠祐士はブラウブリッツ秋田、守護神の堀田大暉は湘南ベルマーレ(後にツエーゲン金沢へ期限付き移籍)とそれぞれ移籍しとるちゃ。
クラブの財政状況で、毎年メンバーの入れ替わりが激しい福島やけど、今シーズンは大きなところでその4人くらいで、他の顔ぶりは昨シーズンとあんまし変わってないちゃ。抜けた選手の穴は大きいがやけど、ベース自体を根こそぎ変えるほどではなさそうやちゃ。あとは即戦力の大卒ルーキーの力にかかってくるやろう。
フォーメーション
フォーメーションは昨シーズン同様の4-4-2やちゃね。中盤の顔ぶれなんて、昨シーズンと大きく変わったところがないくらい、お馴染みの選手が揃っとるちゃね。武颯がいたポジションには、2年目のイスマイラが…という感じやちゃ。
新加入で目立つのは、やっぱし鳥栖から移籍のファンティーニ燦かのう。あとは、本職FWの雪江悠人がCBで使われているところも驚きやちゃ。
よく繋ぐチームやちゃ
ビルドアップでよく変形していくチームながで、見てて結構面白いがやけど、よく合った形がこんな感じやちゃね。
両サイドバックは上がっていって、中央に人を集めて、真ん中でショートパスをつなぎながら、サイドやCFのイスマイラにボールを供給していく…という感じのチームスタイルながいちゃね。あんましロングレンジのパスは多用しないで、ひたすら繋いで相手を引き寄せたら、スルーパスとかどんどん狙っていく…という感じながいちゃ。
最終的にはやっぱしゴールに絡んでいくのは、福島2年目でナイジェリア人のオグリバッジョ・イスマイラ選手やけど、彼は長身の割にスピードもあるがで、どんどん裏を狙って行けるがやね。長身を活かしてポストプレーをやらせても収まりはいいがやけど、どちらかといったら裏抜けを得意とするみたいやのう。
そのイスマイラの周辺を相方の樋口寛規が衛星のように動き回って、田村亮介や池田昌生はイスマイラを囮に使いながら裏を狙っていくのはよく見られるちゃ。
沼津、秋田と堅めのチームが続いて、方針が見えない岩手と対戦しとったカターレとしては、ひたすらショートパスで非常に繋いでいくチームは今期が初めてかもしれんちゃ。
強いて言えば、第2節のYSCCと似ているとも言えるやろう。
キーマンは雪江悠人やちゃ
前節の岩手は、元々FWの平川元樹選手がセンターバックにコンバートされとったがやけど、今回の相手の福島も大卒2年目のFW雪江悠人選手が、藤枝戦ではセンターバックで起用されとったがいちゃ。
ただ前節の平川選手は185cmと長身やったし、体格を見込まれてCBをやっとる感じやったがやけど、雪江選手は身長が174cmとあまり大きくないがやね。球際とか頑張れる感じやけど、CBとしてはあまり体格は恵まれている方ではないちゃね。
その雪江選手がCBで使われるポイントとしては、足元の技術を見込まれて、ビルドアップで大きく貢献できるから、CBで抜擢されとる感じやったのう。
よくあったのは、雪江選手にボールを預けて、彼が中盤までドリブルでボールを運ぶがやけど、これは他のチームではあまりなかったりするのう。J3のチーム(Jリーグ全体に言えるかもしれん)は、プレスが来ても来なくても、すぐにボールを手放す傾向が強いがやけど、雪江選手の場合は相手が寄せてこなかったら、どんどん前まで運んで行ってしまうし、放置してたらシュートまでしそうな雰囲気まであるちゃ。
この雪江選手がビルドアップのアクセントになっとるところは、すごく注目するところかとオラは思うちゃ。まあ結構尖っている部分やから、カターレとの対戦では外してくる可能性も否定できんねど…。
受けに回るのか?攻めるのか?
福島との対戦は、なかなか奇妙な試合になりやすくて、どっちもボールを握ってショートパスで繋いでいくスタイルを取っていく割にはよぉ、そのスタイルを逆手にとってカウンターを決めた方が勝っている…というのが昨シーズンの展開やったじゃ。
そういうのを考えてたら、過去数試合に比べると、ちょっと展開が読めないかな…とオラは思うのう。案外オープンに殴り合うような展開やと、カターレに分があるように思えるがやけど、雪江選手や橋本選手を中心に回してくるようやと、岩手戦の後半みたいにピンチが多くなる展開にもなりうるのかもしれんちゃ。
モナゲ(tipmona)ってなに?
そもそもMonacoinってなに?
コメント